日差しが強くなり、体がまだ夏仕様になりきっていないこの時期。
**「なんだか体が重だるい」「汗が出づらい」**と感じる方は、自律神経のバランスが乱れ、熱中症リスクが高まっているかもしれません。
実は、熱中症と自律神経の働きには深い関係があります。本日はそのメカニズムと、くろちゃん鍼灸整体院で行う猫背矯正・骨盤矯正・鍼灸施術による予防法をご紹介します。
■ 自律神経と熱中症の関係とは?
放熱できない=自律神経がうまく働いていない証拠
人の体温調整は自律神経の「交感神経」と「副交感神経」のバランスによりコントロールされています。
- 暑い時 → 交感神経が働き、血管が拡張し、汗をかいて体温を下げる
- 寒い時 → 血管を収縮させて熱を逃がさない
しかし、自律神経が乱れると「汗が出ない」「血管が拡張しない」=熱を逃がせない状態になってしまいます。
エビデンス:熱中症患者と自律神経の関係
複数の研究(例:2021年日本生理人類学会誌)では、熱中症にかかった人の多くに「自律神経機能の低下」がみられたと報告されています。特に高温多湿下での副交感神経の働きの低下や、交感神経の過剰反応が、熱中症発症に関与しています。
■ なぜ自律神経が乱れるのか?
現代人の自律神経は、
- 長時間のデスクワーク・スマホ操作
- 睡眠不足
- 姿勢の悪化(猫背・骨盤の歪み)
などにより、常に緊張状態の交感神経優位になりやすく、自然な温度調節がしにくい体になっている方が増えています。
■ くろちゃん鍼灸整体院でできる自律神経ケア
1. 猫背矯正・骨盤矯正で「姿勢から神経バランスを整える」
姿勢が悪いと、胸郭が圧迫されて自律神経の中枢である「延髄〜胸髄」の働きが制限されます。
骨盤と背骨の土台から整えることで、呼吸が深くなり、副交感神経が優位になりやすい体質に導きます。
2. 鍼施術・お灸で「内臓の働きと神経を整える」
- 鍼施術 → 自律神経節やツボ(百会・神門・太衝など)への刺激で、交感神経の過剰興奮を抑える
- お灸施術 → 温熱刺激により副交感神経を活性化し、深いリラックスを促す
どちらも、東洋医学的にもエビデンスが蓄積されており、自律神経失調症や睡眠障害の緩和にも有効です。
■ 熱中症を予防するために「今」整えるメリット
整えた後の体 | メリット |
---|---|
汗が自然にかける | 体温調整力が上がり、熱中症になりにくい |
血流が改善 | 手足の冷えや頭痛、だるさの解消 |
呼吸が深くなる | 酸素効率UP、疲れにくくなる |
睡眠の質が向上 | 免疫力も回復しやすくなる |
自律神経が安定 | 日中の集中力や仕事効率もアップ |
■ 熱中症の本格的な季節に入る前に、メンテナンスを始めましょう!
体の不調は、放っておかず「整える習慣」をつけることが大切です。
一度良くなったとしても、自律神経はストレスや環境で乱れやすいため、月1〜2回のメンテナンス通院が理想です。
🌿ご予約は24時間いつでも受付中🌿
LINEまたはホームページからご予約いただけます!
気になる症状がある方、今のうちにしっかり整えておきたい方は、ぜひご相談ください。
くろちゃん鍼灸整体院
肩こり・自律神経・骨盤の歪み専門
📍小田原市
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