くろちゃん鍼灸整体院(小田原市)
はじめに
「最近、鼻の奥がツーンと乾く感じがするんです…」
「加湿器をつけてもスッキリしなくて、鼻の奥がヒリヒリして不快なんです」
冬になると、こうした声が一気に増えてきます。
鼻水がダラダラ出るわけでもなく、風邪でもないのに、“鼻の奥だけ妙に乾く”。
実はこれ、 空気の乾燥だけが原因ではありません。
自律神経のうち、特に 副交感神経の分泌機能の低下 が関係しているケースがとても多いんです。
鼻の奥が乾くと、呼吸が浅くなり、頭が重く感じたり、集中力が落ちたり、場合によっては頭痛・のどの不快感にもつながります。そして冬は気温変化も大きく、自律神経が乱れやすい季節。身体の内側から「乾燥モード」に切り替わってしまいやすいんですね。
今日は、
・なぜ冬に鼻の奥が乾きやすくなるのか
・自律神経と東洋医学の両面から見た原因
・くろちゃん鍼灸整体院での改善アプローチ
これらを、来院前のあなたにもイメージしやすい言葉でぜんぶ解説していきます。
「この症状、まさに私のことだ…」と感じたあなたは、ぜひ最後まで読んでください。
◆冬に鼻の奥が乾く理由
冬は気温が低く、湿度も40%を切る日が多くなります。
一般的には「乾燥」が原因と思われがちですが、同時に 自律神経が冬モードに入ること も見逃せません。
特に影響するのが 副交感神経。
副交感神経には「分泌を促す働き」があり、
唾液・涙・鼻水・胃酸・消化酵素など、さまざまな分泌をコントロールしています。
副交感神経が弱ると、
✔ 鼻の奥が乾く
✔ 粘膜が荒れてヒリヒリする
✔ 風邪を引きやすくなる(粘膜バリアが低下)
✔ のど・目も乾燥しやすくなる
このような一連の不快感につながります。
さらに冬は、
●寒さで血管が収縮
●交感神経が過剰に働く
●副交感神経が活動しにくくなる
こうして「分泌低下 → 粘膜乾燥 → 不快感悪化」というサイクルに入りやすいのです。
◆自律神経の視点:鼻の奥が乾くのは“副交感神経のサボり”
副交感神経はリラックス時に働く神経。
ですが冬はストレスが多く、以下のような状態が増えます。
・寒さによる緊張
・仕事の忙しさ
・睡眠の質の低下
・肩首のこり
・呼吸の浅さ
これらはすべて 交感神経を刺激し続ける要因。
交感神経が優位になればなるほど、副交感神経の回復力・分泌力は落ちてしまいます。
その結果、鼻の粘膜を潤すための“分泌指令”が弱くなり、
乾燥・ヒリつき・違和感が起こりやすくなるのです。
◆東洋医学の視点:肺・腎・津液(しんえき)の弱り
東洋医学では、鼻は 「肺(はい)」の通り道 と考えます。
肺が弱ると、鼻が乾き、呼吸が浅くなり、風邪をひきやすくなります。
冬は特に
●肺の潤い(津液)が不足する
●腎のエネルギーが落ちる
●気の流れが滞る
などが重なり、粘膜が乾きやすい状態になります。
さらに「鼻の奥の乾燥」は、東洋医学では 肺陰虚 や 燥邪(そうじゃ) が関係するとされます。
肺陰虚のサイン
・鼻の奥の乾き
・のどの乾燥
・咳が出やすい
・肌荒れ
・疲れやすい
燥邪(乾燥の邪気)のサイン
・空気の乾燥に弱い
・粘膜が敏感
・皮膚が粉をふく
このように、東洋医学の視点でも冬の乾燥トラブルは「身体内部の潤いの不足」が関わります。
◆ここから重要:くろちゃん鍼灸整体院ではどう改善する?
鼻の奥の乾燥は、ただの“乾燥”ではなく 全身の自律神経バランスの乱れ によって起きるケースがほとんどです。
当院では、体の深い部分から副交感神経を回復させるために、以下の4つの柱で施術を行います。
◆①骨盤矯正:自律神経の「起点」を整えて分泌の巡りを改善
「鼻なのに骨盤?」と思う方も多いですが、実はとても関係しています。
骨盤がゆがむと、
・背骨のゆがみ
・姿勢の崩れ
・呼吸の浅さ
・血流の低下
これらが連動して起こります。
自律神経は背骨に沿って走っています。
骨盤が整うことで、
✔ 副交感神経が働きやすい環境が整う
✔ 鼻・喉など粘膜への血流が増える
✔ 全身の回復力が高まる
このような効果が期待できます。
特に鼻の奥の乾きは「粘膜の血流不足」が原因のひとつなので、骨盤矯正は非常に相性が良い施術です。
◆②猫背矯正:胸郭(きょうかく)を開いて鼻〜肺の動きを復活
猫背になると、
●呼吸が浅くなる
●胸郭が硬くなる
●肺の動きが悪くなる
すると東洋医学でいう「肺気」が停滞しやすくなり、
鼻の乾燥・のどの乾燥に直結します。
猫背矯正では、
・背中の丸まり
・肩の内巻き
・首の前傾姿勢
これらを優しく整え、呼吸の“通り道”を広げます。
結果として、
✔ 鼻粘膜に湿り気を届ける血流が向上
✔ 副交感神経が働きやすい呼吸に変わる
✔ 鼻の奥のヒリヒリ感が改善しやすくなる
「鼻って呼吸の入り口なんだな」と実感いただける変化が出やすい施術です。
◆③鍼灸施術:副交感神経を直接回復させる最も効果的な方法
冬の鼻乾燥に一番効果を感じやすいのが 鍼灸 です。
●副交感神経を優位にする
●鼻の粘膜の血流を改善
●肺・腎の働きを高める
●内側の潤い(津液)を増やす
こういった効果が、非常に高い相性で現れます。
特に、
・迎香(げいこう)
・印堂(いんどう)
・合谷(ごうこく)
など、鼻・自律神経に関わるツボを使うことで、鼻の奥がスッと楽になる方が多いです。
また体全体では、
「緊張をほどくツボ」と「潤いを補うツボ」を組み合わせ、
冬特有の“乾燥体質”を改善していきます。
◆④頭部施術:鼻・副交感神経とつながる“脳の疲労”を解放
鼻の乾燥の背景には 頭部の血流不足 が隠れているケースも少なくありません。
頭部施術では、
●側頭部
●後頭部
●額
●頭皮の緊張
をゆっくり緩め、副交感神経のスイッチが入る状態を作ります。
結果として
✔ 鼻粘膜の分泌が戻る
✔ 呼吸が深くなる
✔ 眠りが改善する
✔ イライラや疲労感が減る
こうした変化が期待できます。
「頭を触られただけなのに、鼻が通ってきた…」
というお声も多くいただきます。
◆通院の目安
症状の強さに合わせて、以下の頻度を推奨しています。
●急性期…週2回(まずは自律神経を安定させる期間)
●リハビリ期…週1回(分泌が戻りやすくなり体が安定してくる時期)
●メンテナンス…月2〜3回(冬場の乾燥・ストレス対策として理想的)
鼻の奥の乾燥は、放っておくと風邪・副鼻腔炎・喉の炎症にもつながりやすく、冬の体調を大きく左右します。早めのケアが本当に大切です。
◆ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、予約が埋まりやすくなっております。
特に冬場は混みやすいので、 お早めのご連絡をおすすめします。
【*効果には個人差があります】
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