はじめに
「トイレが近いのにスッキリしない」「尿が濃くて痛みもある」。そんな排尿トラブルにお悩みの方はいませんか?
特に暑さと湿気が強まる季節や、冷房による体の冷えと内熱が混在する時期に、このような症状が現れやすくなります。
東洋医学ではこれを「下焦湿熱(かしょうしつねつ)」と捉え、膀胱や尿道に湿と熱がこもることで、小便が濃くなったり排尿時に痛みが出たりすると考えます。
この記事では、下焦湿熱による排尿障害について東洋医学の観点から詳しく解説し、くろちゃん鍼灸整体院での対応方法(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)についてご紹介します。
つらい排尿症状を根本から改善したい方、ぜひ最後までお読みください。
東洋医学でみる「下焦湿熱」とは
東洋医学では人体を三つのエリアに分けて考えます:
- 上焦(じょうしょう)…心肺・喉・頭部など
- 中焦(ちゅうしょう)…脾胃・消化器系
- 下焦(かしょう)…腎・膀胱・生殖器など
下焦湿熱とは、体の下部(主に膀胱や腎)に「湿邪」と「熱邪」が停滞した状態を指します。
この状態になると、以下のような症状が現れやすくなります。
主な症状
- 頻尿や残尿感
- 排尿時の灼熱感・痛み
- 尿が濃く、色が濃黄色〜赤みを帯びる
- 尿の匂いが強くなる
- 下腹部の重だるさや熱感
- 会陰部や陰部の不快感
- 倦怠感や微熱
原因と背景
- 暑湿の気候や長時間の高温多湿環境
- 辛い物や油もの・アルコールの摂り過ぎ
- 長時間のデスクワークによる下半身の気滞
- ストレスや精神的緊張による「肝火」が膀胱に波及
「湿」は停滞・粘滞性を、「熱」は炎症や活動性を意味します。
この二つが下焦で結びつくと、膀胱や尿道に炎症性の変化が生じ、排尿のトラブルにつながります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術でできること
当院では、下焦湿熱の状態に対し、東洋医学的な調整と身体の構造的アプローチの両面から改善を図ります。
① 骨盤矯正
骨盤周囲の歪みは、下腹部の血流やリンパの流れを滞らせ、膀胱の働きを低下させます。
特に骨盤後傾や左右のズレは、下焦に湿熱がこもりやすい状態を招きます。
矯正により内臓下垂や圧迫を改善し、膀胱の自然な気化・排出機能を回復させます。
② 猫背矯正
猫背の姿勢では、腹部が圧迫され、腎・膀胱への自律神経の伝達が悪くなります。
背骨を立て直し、胸椎・腰椎の動きを整えることで、神経系や血流の流れをスムーズにし、膀胱の働きを助けます。
③ 鍼灸施術
東洋医学の理論に基づき、下焦の湿熱を取り除く経穴(ツボ)に鍼やお灸を施します。
- 【陰陵泉】脾の水湿処理機能を高める
- 【三陰交】肝・腎・脾を同時に調整する要穴
- 【中極】膀胱の経絡を整える
- 【曲骨】下腹部の熱感と湿を除く
- 【太谿】腎の陰を補い、熱を下げる
灸による温熱刺激で局所の湿気を散らし、鍼で熱の巡りを改善することで排尿痛や頻尿が緩和されます。
④ 頭部施術
排尿トラブルにはストレスや緊張、睡眠の質の低下も深く関係しています。
頭部の施術により副交感神経を優位に導き、全身の「気血水」の巡りを改善することで、自律神経と膀胱機能の調整をサポートします。
通院の目安
- 急性期(排尿痛が強い・頻尿が続く時):週2回
- リハビリ期(症状が軽快してきた段階):週1回
- メンテナンス期(体質改善・再発予防):月2〜3回
症状の変化に合わせて調整いたしますので、安心してご相談ください。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、LINEまたはホームページから24時間いつでもご予約が可能です。
「病院では異常がないと言われた」「薬に頼らず改善したい」という方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
下焦湿熱による排尿トラブルは、膀胱や腎のバランスが崩れたことで起こる“内からの炎症”と“巡りの停滞”によって生じます。
薬だけではなかなか改善しない方も、東洋医学の視点から体質と原因を丁寧に見直すことで、根本的な改善が可能です。
「排尿時の違和感が気になる」「何度もトイレに行ってしまう」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。
くろちゃん鍼灸整体院で、内臓と体全体のバランスを整え、スッキリ快適な毎日を取り戻しましょう。
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