小田原市のくろちゃん鍼灸整体院 | 肺気虚による多汗症の改善 | くろちゃん鍼灸整体院　自律神経　頭痛　歪み専門

東洋医学における「肺気虚」の説明

肺気虚は、東洋医学における「気虚」の一形態で、肺の機能が低下し、身体のさまざまな機能が正常に働かなくなる状態を指します。気は、身体を動かすエネルギーや生命力であり、肺はそのエネルギーを全身に送り出す重要な臓器です。肺気虚の状態では、気が不足しているため、体内でのエネルギーの流れが滞り、以下の症状が現れることがあります。

呼吸が浅くなる
疲れやすく、だるさを感じる
汗が異常に多くなる（多汗症）
風邪や感染症にかかりやすくなる

特に「汗が止まらない」症状は、肺気虚の特徴的な兆候です。肺が気を供給できず、身体の冷却機能が正常に働かず、過剰な汗をかくことで体温調整が困難になります。また、肺が乾燥し、体内の水分バランスが崩れるため、体内に不要な湿気が溜まりやすくなります。この湿気がさらに汗を引き起こす原因となります。

東洋医学では、肺気虚を改善するために「気」を補う治療が重要とされています。鍼灸や整体での施術を通じて、肺の気を補い、身体のバランスを整えることができます。

肺気虚に対する施術の効果

骨盤矯正
骨盤は身体の中心であり、全身の気の流れを支える重要な部分です。骨盤矯正を行うことで、身体全体のエネルギーの流れが改善され、肺に十分な気が届きやすくなります。これにより、肺気虚の症状を軽減し、過剰な汗を抑える効果が期待できます。
猫背矯正
猫背は胸部の圧迫を引き起こし、呼吸が浅くなる原因となります。猫背矯正を行うことで胸の開放が促され、深い呼吸がしやすくなります。これにより、肺が効率よく気を取り込み、過剰な発汗を抑えることができます。
鍼灸施術
鍼灸では、肺経に対応するツボを刺激することにより、肺の機能を強化し、気の不足を補います。特に、肺気虚を改善するための特定の経絡（肺経、腎経、脾経）を整えることにより、過剰な発汗を改善し、体温調整機能を正常化します。
頭部施術
頭部施術では、気の流れを整えることで自律神経のバランスを取ります。自律神経は汗腺を調整する役割を持っており、そのバランスを整えることで、多汗症の症状を緩和します。