はじめに
顔が赤くなる、火照る、のぼせる──それは単なる気温や感情のせいではなく、「肺熱(はいねつ)」が関係しているかもしれません。東洋医学では、肺の熱が上に昇ることで顔面部に赤みや灼熱感が現れると考えます。本記事では、肺熱の原因やメカニズム、当院の施術による改善法までをわかりやすく解説します。
東洋医学における「肺熱」とは
肺は「気(き)」と「津液(しんえき)」を司る臓腑であり、呼吸機能と体表のバリア機能を担っています。
しかし、次のような要因で「肺に熱」がこもることがあります:
- 辛い物・揚げ物・酒類などの過食
- 強いストレスや怒りなどの感情の高ぶり
- 熱い季節の過剰な日差し・空調とのギャップ
- 喉や鼻の感染症
肺に熱がこもると、その熱は経絡(肺経)を通じて上に昇り、顔面部に赤み・火照り・のぼせを引き起こします。
その他、肺熱の典型的な症状には以下のようなものが見られます:
- 顔が赤くほてる(特に午後〜夕方)
- 喉の渇きや痛み
- 鼻づまりや黄色い鼻水
- 痰が粘る・黄色い
- 乾いた咳が出る
- 気分のイライラ
これらはすべて、肺にこもった熱が上へと浮き出している証拠です。
くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ
骨盤矯正で自律神経と熱循環を整える
骨盤が歪むと、横隔膜の動きが悪くなり、肺の換気効率も下がります。骨盤矯正により全身の熱の分布が正常化し、上半身ばかりが熱くなる“熱の偏り”を緩和します。
猫背矯正で胸郭の動きをスムーズに
猫背は肺の拡張を制限し、呼吸が浅くなることで熱がこもりやすくなります。胸郭を開き、深く呼吸できる姿勢を作ることで肺の放熱がスムーズになります。
鍼灸施術で「肺経」「大腸経」の熱を冷ます
鍼灸では、肺経・大腸経の経絡を中心に施術します。特に、以下のツボを使用:
- 列缺(れっけつ):肺の熱を冷まし、のぼせを抑える
- 尺沢(しゃくたく):熱症状と咳に有効
- 迎香(げいこう)・合谷(ごうこく):顔の熱感・赤みの緩和に効果的
また、全体的な気の流れを整えることで、内熱の産生を抑制し、根本的な改善を促します。
頭部施術で脳の熱を冷まし、のぼせを解消
のぼせ・顔面紅潮の多くは頭部の熱滞りからきます。当院の頭部施術では、頭皮の緊張を緩め、頭部の熱を分散しやすくすることでスッキリ感と鎮静効果を生み出します。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(改善が見られ始めた時期):週1回
- メンテナンス期(予防・再発防止):月2〜3回
症状の経過や体質に合わせて調整いたします。
ご予約方法
LINE・ホームページより24時間ご予約受付中です。
小田原市・くろちゃん鍼灸整体院での対応について
当院では「顔の赤み・火照り」の症状に対し、東洋医学の視点と整体・鍼灸の統合的アプローチで根本的な改善を目指しています。夏場や更年期など、体質に合わせた施術をご提案いたします。
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