はじめに
「冷房に当たると下半身が冷える」「冬になると腰や膝がじんわり冷えてつらい」そんなお悩みはありませんか?
それは、東洋医学でいう「膀胱寒(ぼうこうかん)」の状態かもしれません。膀胱寒とは、寒さの邪気(寒邪)が体に入り込み、特に腰や下半身、膀胱周辺に影響を与えることで起こる不調です。
この記事では、膀胱寒によって起こる下半身の冷えの原因と、くろちゃん鍼灸整体院で行っている施術について詳しくご紹介します。寒さに悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。
膀胱寒とは?東洋医学の視点から詳しく解説
膀胱は、東洋医学において「水分代謝を司る」重要な臓腑のひとつであり、五臓六腑のうち腎と密接な関係があります。膀胱の経絡は、背中から腰、臀部、脚の裏側を通り、全身の水分や気の巡りに関与しています。
寒邪とは
「寒邪(かんじゃ)」とは、東洋医学で外部から侵入する自然界の冷えのことを指します。寒邪が膀胱の経絡を通じて体内に入り込むと、以下のような状態を引き起こします。
- 腰や膝が冷える
- 下半身が重だるい
- 尿量が減る、または頻尿になる
- 冷えによって月経不順や不妊の原因にも
- 慢性的な腰痛や坐骨神経痛の悪化
寒邪は「収縮性」と「停滞性」を持つため、気血の流れを悪くし、経絡を冷やして痛みやしびれ、冷えなどを生じさせます。
冷えのメカニズムと膀胱寒の関係
膀胱寒の冷えは、単なる体感温度の低下ではありません。体の中から生じる「巡りの悪さ」と「気の不足(気虚)」が関係しており、特に以下の3点が問題になります。
- 腎陽虚との関連性
膀胱は腎と表裏一体であり、腎陽(体を温める力)が不足すると膀胱も冷えて尿の調節がうまくできません。 - 下焦(かしょう)の冷え
下焦は東洋医学で下半身や泌尿生殖器を指します。膀胱寒はまさにこの下焦が冷えて機能が停滞している状態。 - 気血水の巡りの停滞
寒邪の停滞により、気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)の巡りが悪くなり、冷え・痛み・しびれなどが現れます。
くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ
骨盤矯正
下半身の冷えは骨盤の歪みと密接に関係します。骨盤が開き気味で歪んでいると、内臓下垂や血流障害を引き起こし、下焦が冷えやすくなります。当院の骨盤矯正では、骨格の位置を整えることで下半身の血流を改善し、寒さに負けない体をつくります。
猫背矯正
猫背姿勢では背中から腰の膀胱経絡が縮こまり、寒邪が侵入しやすくなります。さらに、内臓機能の低下も招くため、背筋を伸ばす姿勢矯正によって経絡の流れを活性化します。
鍼灸施術
膀胱寒に対しては、主に以下の経穴(ツボ)を使用します。
- 命門(めいもん):腰部の腎陽を補い、全身を温める
- 腎兪(じんゆ):腎の機能を高める
- 膀胱兪(ぼうこうゆ):膀胱経の調整
- 三陰交(さんいんこう):下半身の冷えや婦人科トラブルにも効果的
これらのツボに対し鍼灸を施すことで、内側から身体を温め、冷えや頻尿、膝の痛みを改善します。
頭部施術
実は、頭部の緊張やストレスによる交感神経の過緊張も、末端冷え性や膀胱寒を悪化させる要因です。当院では、頭部のツボにアプローチすることで、自律神経を調整し、全身の巡りを整える施術を行っています。
通院の目安
- 急性期(冷えや痛みが強い時期):週2回の施術がおすすめ
- リハビリ期(症状が落ち着いてきたら):週1回を目安に体の調整
- メンテナンス期(再発防止や体調維持):月2~3回の定期ケア
冷え体質はすぐに治るものではありませんが、継続したケアで確実に改善が見込めます。
24時間いつでも予約受付中
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページより24時間予約可能です。
「寒さがつらい」「トイレが近い」「腰や膝の痛みがひどくなる」そんな方は、どうぞお気軽にご予約ください。あたたかい手技と確かな知識で、あなたの体を内側から整えてまいります。
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