【ストレート腰と慢性腰痛】背骨の柔軟性低下に要注意！座りすぎが招く腰のトラブルとは？

本来、背骨はS字カーブを描くことで、身体の重さや衝撃をうまく分散しています。
しかし、【ストレート腰】とはこのカーブが失われ、腰椎が真っすぐに近くなってしまった状態。
これは姿勢の悪さや運動不足、長時間の座位姿勢が続くことで筋肉や関節が硬くなり起こるものです。

長時間の座り姿勢や運動不足によって、股関節まわりの筋肉（腸腰筋、大腿四頭筋、臀筋など）が硬くなり、骨盤の動きが制限されます。
この影響で背骨が正しい湾曲を保てず、真っすぐになってしまうのです。

筋肉の柔軟性が低下すると、血流が悪くなります。
血流不足は神経の栄養供給にも影響し、交感神経の過活動（緊張状態）や逆に神経伝達の鈍化（しびれ・鈍痛）も起こりやすくなります。
この状態が慢性腰痛を引き起こす引き金になるのです。

デスクワークや育児などで同じ姿勢を続けていると、腰にかかる負荷が一点に集中します。
これにより、腰周囲の神経が過敏になったり、逆に反応が鈍くなったりすることもあり、痛みの感じ方にバラつきが出て慢性化しやすくなります。

姿勢の土台となる骨盤の歪みを整えることで、背骨の湾曲を取り戻します。猫背矯正とセットで行うことで、背中〜腰への負担を軽減できます。

硬くなった筋肉をやわらげ、血流を促進。交感神経の興奮を抑え、副交感神経の働きを高めてリラックス状態へ導きます。

自律神経にアプローチすることで、全身の緊張バランスを整え、神経の過活動・鈍化の両方に対応可能です。

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