「排便時に肛門がヒリヒリ痛む」「トイレに行くたびに辛い」「便が熱く、臭いが強い気がする」…
このような症状が続く場合、**東洋医学では「大腸実熱(だいちょうじつねつ)」**という状態が考えられます。
◆大腸実熱とは?【東洋医学の視点で20行以上で解説】
東洋医学において「実熱」とは、体内に過剰な熱がこもり、その熱が排出されずに停滞している状態を指します。
特に「大腸実熱」は、熱邪(ねつじゃ)が大腸に侵入し、腸内に炎症的な熱が溜まることで生じる病証です。
この状態では以下のような症状が現れます:
- 排便時の**灼熱感(しゃくねつかん)**や痛み(特に肛門)
- 臭いの強い便(腐ったような悪臭)
- 便の色が黄色や茶色に濃くなる
- 口の渇き・顔のほてり・舌に黄色い苔が出る
- イライラしやすい・寝つきが悪い など
「大腸」と「肺」は表裏の関係にあり、大腸の熱が過剰になると、皮膚や呼吸器症状にも波及することがあります。
現代医学でいう「痔核」「裂肛」「炎症性腸疾患」「過敏性腸症候群」などにも類似した感覚症状を伴いますが、東洋医学では熱の発生源や体質背景に着目し、根本からの調整を目指します。
また、生活習慣の乱れ(暴飲暴食・辛い物の過剰摂取・ストレスなど)は、この「実熱」を悪化させる要因になります。
◆くろちゃん鍼灸整体院の施術:大腸実熱に対する多角的アプローチ
●骨盤矯正:腸の血流と熱の循環を整える
骨盤の歪みは下腹部(大腸周辺)の血流障害やリンパの停滞を招きます。
大腸実熱のように「こもった熱」を外へ逃がすには、骨盤周囲の循環改善が必要です。
骨盤矯正により、内臓機能の調整とともに、熱の排出もスムーズになります。
●猫背矯正:自律神経の調整とストレス軽減
猫背は副交感神経を圧迫し、交感神経優位のストレス体質になりやすく、それが熱証を悪化させます。
猫背矯正により背骨のS字カーブを整えることで、腸管蠕動運動のリズム回復とともに、実熱の源であるストレス性の内熱を鎮めます。
●鍼灸施術:熱を鎮め、腸を整える経絡刺激
使用する代表的な経穴(ツボ):
- 大腸兪(だいちょうゆ):大腸機能の調整
- 天枢(てんすう):腸の熱を外へ導く
- 曲池(きょくち)・合谷(ごうこく):熱を冷ます代表的なツボ
- 足三里(あしさんり)・内庭(ないてい):消化器機能の安定化と熱の散らし
鍼灸では熱邪を取り除き、腸の気血の流れを整えることで、根本改善が期待できます。
●頭部施術:熱が上衝する体質への沈静効果
熱がこもる体質では、頭部の火照り・目の充血・イライラ・不眠といった症状も多く見られます。
頭部へのリラクゼーション施術で、熱の上昇を鎮め、情緒安定・自律神経のバランスも整えていきます。
◆通院の目安と施術スケジュール
- 急性期(症状が強い時):週2回の通院がおすすめ
- リハビリ期(症状が軽減した段階):週1回の調整で安定化
- メンテナンス期(再発予防):月2~3回の施術で体質改善を目指します
◆ご予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では、24時間いつでも予約可能なオンライン予約を受け付けております。
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◆まとめ:肛門の灼熱感は「大腸実熱」のサインかも!
肛門の痛みや灼熱感は、単なる便秘や痔ではなく、**体の内側からくる「熱の偏り」**かもしれません。
その場しのぎの対症療法ではなく、東洋医学的な体質改善と整体・鍼灸の融合施術で、根本的な改善を目指しませんか?
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