下腹部の「どんより感」は大腸湿邪のサインかも?
朝からお腹がスッキリしない、便通が安定しない、下腹部に重だるさが残る…。そんなお悩みがある方は、東洋医学でいう「大腸湿邪(だいちょうしつじゃ)」の影響が考えられます。
西洋医学では原因が特定されにくい不調も、東洋医学では“気・血・水”のバランスと臓腑の機能を総合的に見て、体質的な傾向として捉えます。
東洋医学で見る「大腸湿邪」とは?
■ 湿邪とは?
「湿邪」とは東洋医学でいう外部環境の湿気や体内に滞る水分によって引き起こされる邪気です。日本の梅雨や夏の高湿度、冷たい飲食物、長時間の座位や運動不足も湿邪の原因になります。
■ 大腸と湿邪の関係
大腸は水分を吸収し便を形成する役割がありますが、湿邪が侵入すると腸の動きが鈍くなり、水分代謝が低下。これにより、以下のような不快な症状が出現します。
【大腸湿邪の主な症状】
- 下腹部が重だるい・張る
- 排便がスッキリしない(残便感)
- 便がねっとり・粘液便
- 軟便や下痢気味
- お腹がゴロゴロ鳴る
- 湿度の高い日に体調が悪くなる
- 舌が腫れぼったく白く湿った苔がついている
このような状態が続くと、「気」や「陽気」の流れも妨げられ、さらにだるさや倦怠感が増すという悪循環に陥りやすくなります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術によるアプローチ
くろちゃん鍼灸整体院では、大腸湿邪による不調に対し、多面的なアプローチで改善を図ります。
● 骨盤矯正:腸への圧迫を軽減し、蠕動運動を活性化
骨盤のゆがみは腸に負担をかけ、水分代謝や排便リズムにも悪影響を及ぼします。
**骨盤を正しい位置に戻すことで、腸の圧迫を緩和し、蠕動運動を促進。**便通のリズムを整えやすくします。
● 猫背矯正:内臓の位置と自律神経を整える
猫背は腹部臓器の位置を下げ、腸の働きを物理的に阻害します。また、胸郭の閉塞により呼吸が浅くなり、自律神経の乱れも招きます。
正しい姿勢へ導くことで、腸の活性化と気血の流れの回復が期待できます。
● 鍼灸施術:脾・大腸経絡と湿邪排出のツボを刺激
東洋医学では「脾は運化を司り、湿を嫌う」とされ、脾の弱りは湿邪を溜めやすくします。
鍼灸では以下のようなツボを活用し、体内の湿を排出し腸の働きを高めます。
- 足三里(胃腸機能の調整)
- 陰陵泉(水分代謝)
- 天枢(大腸機能)
- 関元(腹部の温めと気の補い)
さらに、自律神経のバランスを整える経穴を加えることで、より全身の調和が整います。
● 頭部施術:脳のストレス緩和と腸脳相関の調整
脳と腸は密接に連動しており、ストレスや過緊張は腸の働きに直接影響します。
頭部調整で交感神経の過緊張を和らげることで、腸のリラックスした状態を作り出し、排便の自然なリズムを取り戻します。
通院の目安
期間 | 回数 | 内容 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 症状緩和と腸機能の改善を集中的に |
リハビリ期 | 週1回 | 再発防止・自律神経安定化 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 | 季節や生活環境に合わせた調整 |
ご予約は24時間受付中!
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間ご予約可能です。
症状の軽い段階での対応が、慢性化を防ぐ鍵となります。
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