「最近、尿の量が減っている」「やたら喉が渇く」——そんな症状は、東洋医学でいう**「小腸陰虚」**が原因かもしれません。現代医学では腎機能や脱水などが疑われるこれらの症状も、東洋医学の視点では「陰(うるおい)の不足」が関与していると捉えます。
小腸陰虚とは?東洋医学的にみる症状の根っこ
東洋医学では、小腸は「清濁を分ける」役割を担っており、摂取した飲食物から栄養や水分を選り分けて全身へ巡らせると考えます。陰虚とは、体内の**潤い成分(体液・血液・精など)**が不足している状態です。
特に小腸陰虚は以下のような特徴を持ちます:
- 尿が少なく濃い
- 喉の渇きが慢性的に続く
- 便が硬く、排便がつらい
- 舌が赤く、舌苔が少ない
- 午後~夜にかけて疲れやすい
- 寝汗をかきやすい
- ほてりや微熱感がある
- 乾燥に敏感になる(皮膚・口・目)
この状態は、長期間のストレス、慢性的な消耗、加齢、過労、夜更かし、甘いものの摂りすぎなどが誘因となりやすく、特に腎陰虚や心陰虚と併発するケースも多いです。
陰液が不足すると、腎や膀胱への潤い供給も滞るため、尿の生成が減り、喉の渇きが顕著になります。水を飲んでも吸収できず、排出も不安定になるのがこの状態の厄介なところです。
整体・鍼灸で小腸陰虚にどうアプローチするのか?
● 骨盤矯正で臓腑の位置と流れを整える
骨盤の歪みは内臓下垂や血流不良を招きます。特に小腸の働きは骨盤内の安定と密接に関係し、骨盤を整えることで小腸の代謝と水分調整機能を助けることができます。
● 猫背矯正で自律神経と循環改善
猫背になると、胸郭が圧迫され呼吸が浅くなり、全身の水分代謝が落ちやすくなります。特に東洋医学では「肺は水を通調する」と言われ、呼吸機能の低下は水分循環全体に影響します。猫背矯正で肺の働きを助け、陰液の循環をスムーズにするのが効果的です。
● 鍼灸施術:小腸経・腎経・心経を中心に
小腸陰虚に対しては、以下のような経穴を活用します:
- 小腸経の代表穴「後渓」:清熱・通経作用
- 腎経の「太渓」「照海」:腎陰を補い体液を養う
- 心経の「神門」:心火を鎮め、睡眠や喉の渇きを整える
これにより、体の陰分(潤い)を補いながら、熱や乾きを鎮め、尿生成を安定化させていきます。
● 頭部施術で中枢の興奮を抑え、喉の渇きを軽減
喉の渇きには、精神的な緊張や自律神経の高ぶりも影響しています。頭部施術によって脳の過活動を鎮静化し、体液の過剰消耗を防ぐことで、症状の改善を図ります。
通院の目安と予約方法
通院頻度の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(改善し始めた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2〜3回
症状の変化に合わせて、段階的な調整が可能です。
予約方法
- LINE予約・ホームページから24時間受付中
- スマホから簡単にご予約できます!
- 初診は丁寧なカウンセリング付きで安心♪
まとめ:喉が渇くのに尿が少ない?それは体内の「乾き」が原因かも
小腸陰虚は見落とされやすい体質変化のサインです。喉の渇きや尿量の変化が気になったら、早めのケアが鍵。くろちゃん鍼灸整体院では、東洋医学の知見と整体・鍼灸の技術で根本から体を潤し、再発しにくい体づくりをサポートします。
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