肩の痛みを引き起こすスポーツ障害とは?
スポーツによる肩の痛みは、反復動作や過剰な負荷、可動域を超えた動きが原因で発症することが多く、放置すると競技復帰まで長期化するケースもあります。特に以下のスポーツ障害は注意が必要です。
主なスポーツ障害と症状
障害名 | 主な症状 | 原因 |
---|---|---|
腱板損傷 | 肩の深部の痛み、挙上時の力が入りにくい、夜間痛 | 投球やスイング動作などによる回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋など)の微細断裂 |
インピンジメント症候群 | 肩を挙げると痛み、可動域制限、運動後の鈍痛 | 肩峰下の滑液包や腱板が圧迫される反復ストレス |
SLAP損傷 | 肩の引っかかり感、違和感、頭上動作での痛み | 投球動作による肩関節上方の関節唇の損傷 |
リトルリーガーズショルダー | 成長期に肩の痛み、投球時痛み、肩の腫れ | 骨端線(成長軟骨)にストレスが加わり、骨端部に炎症・剥離が起こる |
肩関節不安定症 | 脱力感、運動時に肩が抜けるような感覚、慢性的な肩の痛み | 過去の脱臼や反復する投球動作による靭帯の緩み |
【参考文献】
- Burkhart SS, et al. “Rotator Cuff Tear and Overuse Injuries.” Sports Medicine (2016).
- Andrews JR, et al. “Throwing injuries of the shoulder.” Clinics in Sports Medicine (2018).
痛みの原因は?【エビデンスベース】
肩関節は自由度が高い反面、不安定な構造をしており、スポーツでの反復負荷が
- 腱板の損傷
- 滑液包の炎症
- 関節唇の損傷
を引き起こします。特に投球やスイングなど肩の外転・外旋動作で大きな負担がかかり、微小損傷が蓄積して痛みが発生します。放置すると、慢性炎症に移行しやすく、機能低下や可動域制限に繋がることが報告されています。
猫背矯正・鍼灸施術での改善アプローチ
スポーツ障害の肩の痛み改善には、局所治療だけでなく、全身のアライメント修正が重要です。
🦴 猫背矯正
- 胸椎の後弯を改善し、肩甲骨の可動域を正常化
- 正しい姿勢で肩の負荷を軽減
- 肩関節の可動域を改善し、再発予防
🪡 鍼灸施術
- 炎症部位の血流促進
- 自律神経のバランス調整により、痛みの緩和
- 筋緊張の緩和と関節可動域の改善
- 炎症性サイトカイン(IL-6、TNF-α)の減少効果
通院頻度の目安【急性期〜ケア期】
期間 | 通院頻度 | 施術内容 |
---|---|---|
急性期(痛みが強い時期) | 週2回~3回 | 鍼灸施術+姿勢評価・猫背矯正(負荷軽減を優先) |
回復期(動作痛が改善) | 週1回 | 可動域拡大施術、運動療法(リハビリ開始) |
維持期(痛みがなくなった後) | 月1回~2回のメンテナンス通院 | 姿勢の維持ケア、再発防止のための鍼灸・矯正施術 |
【来院】
- LINE・ホームページから24時間予約受付中!
- 当日予約も18時まで対応。
- 初診時にしっかりとカウンセリングを行い、痛みの状態と生活背景を把握。
- お一人おひとりに合わせたオーダーメイド施術プランを提案します。
- 小田原市周辺でスポーツによる肩の痛み改善をお考えなら【くろちゃん鍼灸整体院】へ!


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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです!
体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います!
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