いつまでも引かないむくみ、それは「腎の弱り」が原因かもしれません
足が重い、靴下の跡が残る、朝起きても顔が腫れぼったい……こうした「むくみ」が慢性的に続いていませんか?
東洋医学では、むくみの一因として**「腎気虚(じんききょ)」**という体の状態が深く関係していると考えます。今回は、腎気虚によるむくみのメカニズムと、その改善に役立つ施術をご紹介します。
東洋医学の視点:腎気虚とは何か?
東洋医学において「腎」は、水分代謝と成長・発育・生命力の根源を担う重要な臓腑です。その「腎の気」が不足する状態を腎気虚と呼び、以下のような症状を伴うことが多くあります:
- 朝の疲労感が抜けない
- 頻尿・尿の勢いが弱い
- 下半身の冷えや重だるさ
- 顔・足のむくみが引かない
- 息切れ・耳鳴り・集中力低下
腎の「気化作用」が弱まると、本来は膀胱へ送られ尿として排出されるべき水分が体内に滞り、「むくみ」という症状になって現れます。特に下半身のむくみや夕方になると足がパンパンに腫れるといった傾向が強くなります。
むくみ体質を整えるための4つのアプローチ
◆ 骨盤矯正で下半身の循環を改善
骨盤の歪みは、血液やリンパ液の流れを妨げ、下半身のうっ滞を助長します。腎は腰部に位置し、骨盤周囲の筋緊張や姿勢不良が腎機能の低下を引き起こすことも。
骨盤矯正で骨格バランスを整えることで、腎への血流を促し水分代謝も改善されます。
◆ 猫背矯正で腎の働きを高める
猫背姿勢になると、背部や腰部に負担がかかり、腎経の流れが滞ります。とくに、背中から腰にかけての緊張は腎の機能を抑制するため、猫背を矯正することで、内臓機能と水分代謝の活性化が期待できます。
◆ 鍼灸施術で腎気を補い、気化作用を回復
東洋医学の観点から、腎気虚に対する鍼灸はとても有効です。
特に以下のツボに施術を行うことで、腎のエネルギーを高め、むくみの根本改善が目指せます:
- 腎兪(じんゆ): 腰部にある腎の代表ツボ
- 太渓(たいけい): 腎経の原穴、水分代謝調整
- 陰陵泉(いんりょうせん): 脾と腎の連携を高める
- 水分(すいぶん): 身体の余剰水分排出を促す
これらのツボを中心に、全身のバランスを整えながら施術を行い、慢性むくみ体質の改善を図ります。
◆ 頭部施術でホルモンと自律神経の調整
腎気虚が背景にある場合、自律神経の働きやホルモンバランスにも乱れが生じています。頭部施術により脳下垂体や視床下部への血流を改善し、ホルモンと自律神経系にアプローチします。これにより、全身の水分バランスが整い、むくみや疲労感の軽減にもつながります。
通院の目安と施術計画
時期 | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期(むくみが強く疲労も大) | 週2回 | 腎気を補い、気化作用の改善を集中強化 |
リハビリ期(症状が安定し始めた) | 週1回 | 維持と再発予防、姿勢・体質の定着 |
メンテナンス期(良好な状態をキープ) | 月2〜3回 | 季節変動やストレスへの対応、健康管理 |
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