東洋医学から見る「腎気虚」と尿もれの関係
東洋医学において「腎」は生命エネルギーの源とされ、「成長・発育・生殖・排泄」など、身体の根本機能を統括しています。とくに腎気は、「膀胱の開閉機能」に深く関わっており、尿を蓄え、必要なときに排出するコントロールを担っています。
腎気が虚する(不足する)と、膀胱の筋肉や括約筋を引き締める力が弱まり、「尿もれ」「頻尿」「夜間尿」などの症状が出やすくなります。特に中高年以降の女性や、出産経験のある方、慢性的な冷えや疲労を抱えている方は腎気が低下しやすく、尿失禁のリスクが高まります。
また、東洋医学では腎は「納気(気を引き込む)」や「固摂(水分を体内にとどめる)」作用を持つとされ、これが低下すると呼吸が浅くなったり、汗や尿が漏れやすくなったりします。腎気虚は、単なる泌尿器の問題ではなく、全身のエネルギー低下のサインともいえるのです。
くろちゃん鍼灸整体院の施術:腎気虚による尿もれへのアプローチ
✅ 骨盤矯正で骨盤内の安定性を取り戻す
腎は腰に宿るとされ、骨盤のゆがみは腎の働きを阻害します。骨盤矯正で骨盤底筋群の機能を整え、膀胱周囲の構造を安定させます。正しい姿勢を取り戻すことで、膀胱が正しい位置で支えられ、尿もれのリスクが減少します。
✅ 猫背矯正で腹圧と自律神経を改善
猫背による前屈姿勢は腹圧を弱め、膀胱に負担をかけます。背骨の自然なS字カーブを取り戻すことで、腹圧が正常化され、排尿のコントロール力が高まります。また、姿勢改善は副交感神経の働きを高め、膀胱の過緊張を緩和します。
✅ 鍼灸施術で腎気を補う
腎兪(じんゆ)、命門(めいもん)、関元(かんげん)などの経穴に鍼灸を行い、腎気を補います。また、膀胱経や任脈への施術により、排尿機能のコントロールを高めます。深部の冷えがある場合はお灸も併用し、腎の温養を図ります。
✅ 頭部施術で自律神経とホルモンバランスを整える
腎気の弱りはストレスや睡眠不足にも起因します。頭部への優しい施術により、リラックスを促し、ホルモンバランスを整えることで、腎気の回復をサポートします。
通院の目安と施術ペース
- 急性期(頻繁に尿もれが起こる):週2回
- 回復期(症状が安定し始めたら):週1回
- メンテナンス期(予防と体調管理):月2~3回
施術を継続することで、体の深部から腎気を養い、尿もれを根本から改善していくことが可能です。
ご予約は24時間いつでも受付中!
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間オンライン予約が可能です。お一人おひとりに合わせた丁寧なカウンセリングと施術で、尿もれの悩みを根本から改善へ導きます。
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