はじめに
「お腹がいつも冷たくて、触るのも嫌なくらい…」そんな感覚を抱えていませんか?
特に女性や冷え性体質の方に多く見られるこの症状。冬場だけでなく、夏でも冷たい飲み物や冷房でお腹が冷え、常に違和感を感じている方が増えています。
実はその「お腹の冷たさ」、単なる冷えではなく自律神経のバランスの乱れが関係していることが多いのです。特に副交感神経の働きが低下していると、内臓の血流が滞りやすくなり、お腹が冷たく感じやすくなります。
本記事では、この症状の背景にある自律神経の仕組みと、東洋医学から見た「腹冷え」の原因。そして、くろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術のそれぞれが、どのようにお腹の冷えを改善へ導くのかを詳しくお伝えします。
お腹が冷たく感じるのはなぜ?〜自律神経の視点から〜
お腹の冷えを感じるとき、体では血流の偏りが起こっています。自律神経のうち、体をリラックス状態に導く副交感神経がうまく働かないと、胃腸や子宮、膀胱といった内臓への血流が不足してしまうのです。
通常、食後や休息時には副交感神経が優位になり、内臓の働きを高めます。しかし、ストレス・過労・不安・冷房などによって交感神経ばかりが優位な状態が続くと、内臓の血管が収縮して血液が届きにくくなります。その結果、
- お腹が常に冷たい
- 手足も同時に冷える
- 下腹部の違和感や張り感
- 消化不良や便秘
といった不調が現れるのです。
また、自律神経は「温度感覚」を司る感覚神経とも密接に関係しており、実際の体温よりも冷たく感じる「感覚過敏」も起こります。
東洋医学でみる「腹冷え」〜気血の滞りと腎・脾の働き〜
東洋医学では、お腹の冷えは「気(エネルギー)」と「血(栄養)」の流れが滞った状態と考えます。特に重要なのが次の二つの臓腑です。
■ 腎(じん)
腎は「生命エネルギーの源」であり、体の温める力を司ります。腎の働きが弱まると、手足やお腹が冷え、下半身にエネルギーが届きにくくなります。特に年齢とともに腎気は減少するため、40代以降の女性に多く見られます。
■ 脾(ひ)
脾は「食べ物を消化し、エネルギーを全身に運ぶ」役割を持ちます。脾の機能が低下すると、気血がうまく巡らず、内臓が冷えやすくなります。冷たい飲み物の摂りすぎや不規則な食事は、脾の働きを弱める原因になります。
このように、腎と脾のバランスが崩れることで、東洋医学的な「腹冷え症」が起こるのです。
くろちゃん鍼灸整体院での改善アプローチ
冷えを根本から整えるには、自律神経・骨格・血流・気の巡りをトータルで整えることが大切です。くろちゃん鍼灸整体院では、以下の4つの施術法を組み合わせて改善へ導きます。
1. 骨盤矯正 〜血流と内臓の位置を正す〜
骨盤が歪むと、下腹部の血流が滞りやすくなります。特に骨盤が後傾すると腸や子宮が下がり、冷え・便秘・生理痛の原因になります。
当院の骨盤矯正では、骨盤を本来の正しい位置に戻すことで、内臓の位置と血流を整え、お腹の内部から温かく感じる状態を目指します。施術後は「お腹がポカポカする」「足まで血が通う感じがする」との声も多く聞かれます。
2. 猫背矯正 〜姿勢を整え自律神経を安定〜
猫背姿勢では、胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなり、自律神経の切り替えがスムーズにいかなくなります。呼吸の浅さは副交感神経の低下を招き、腹部の血流低下へとつながります。
当院の猫背矯正では、背骨・肩甲骨の動きを改善し、深い呼吸と自律神経の安定を促します。呼吸が整うことで内臓もリラックスし、自然とお腹が温まりやすくなります。
3. 鍼灸施術 〜内臓機能と血流をダイレクトに整える〜
鍼灸では「気血の巡り」を整えることで、深部から体を温めます。お腹の冷えには、
- 中脘(ちゅうかん)…胃腸の働きを高める
- 関元(かんげん)…腎のエネルギーを補う
- 天枢(てんすう)…便秘・腹部の張りに対応
などのツボを中心に、優しい刺激で施術します。
また、お灸による温熱刺激は副交感神経を活性化させ、リラックス効果とともに体の芯から温まる感覚を引き出します。
4. 頭部施術 〜脳の緊張を解き副交感神経を高める〜
ストレスや考えすぎで脳が常に緊張していると、交感神経が優位になり、お腹の血流はどんどん減っていきます。頭部への優しい刺激で、脳の過剰な興奮を鎮めると、副交感神経が自然と高まり、内臓の血流が回復していきます。
頭の緊張がほぐれると、体全体のバランスが整い、手足もお腹も自然に温かさを取り戻す方が多くいらっしゃいます。
生活で気をつけたいポイント
施術と合わせて、日常生活でも次のようなポイントを意識すると改善が早まります。
- 冷たい飲み物や食べ物を避け、常温〜温かいものを中心にする
- 腹巻きやカイロで下腹部を温める
- 深呼吸を意識して副交感神経を働かせる
- 夜はスマホを控えて睡眠の質を上げる
- 軽いストレッチやウォーキングで血流促進
体は日々の積み重ねで変わっていきます。少しずつ意識を変えていくことで、「触りたくないほど冷たいお腹」が「自然と温もりを感じるお腹」へと変わっていきます。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
体質や生活リズムに合わせて、最適なペースで施術をご提案いたします。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、 LINE・ホームページより24時間ご予約受付中です。
施術者が1人のため、予約枠が埋まりやすくなっております。ご希望の日時がある方は、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
お腹が冷たくて触りたくないという状態は、体からのSOSサインです。副交感神経の働きを取り戻し、血流と気の巡りを整えることで、冷えは少しずつ改善していきます。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を通じて、内臓の働きを整え、体の芯から温かさを取り戻すサポートをしています。
季節や年齢に関係なく、「お腹の温もり」は健康の土台です。あなたの体が本来持つ温める力を、取り戻していきましょう。
【*効果には個人差があります】
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