〜自律神経と東洋医学の視点から〜
はじめに
「食後にげっぷが止まらない」「緊張すると空気がたまって苦しくなる」そんなお悩みを抱えていませんか?
げっぷ自体は身体の自然な反応ですが、頻繁に出たり不快感を伴う場合には、胃や横隔膜の働き、自律神経の乱れが大きく関わっています。
当院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、このような症状の改善を目指しています。この記事では、自律神経の働きと東洋医学的な見方を交えながら、げっぷが出やすい原因と解決の糸口をわかりやすくお伝えします。
げっぷの仕組みと胃・横隔膜の働き
胃にたまる空気と横隔膜の影響
げっぷは、飲み込んだ空気や胃で発生したガスを口から排出する現象です。本来なら一時的に出る程度ですが、横隔膜の緊張や自律神経の乱れでコントロールが効かなくなると、頻繁にげっぷが出やすくなります。
横隔膜は呼吸の主役であると同時に、胃や食道を支える役割も果たしています。そのため、姿勢の崩れやストレスによる緊張が、胃と横隔膜のバランスを乱してしまうのです。
自律神経との関わり
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立ちます。
- 交感神経優位:胃の働きが抑制され、ガスが溜まりやすい
- 副交感神経優位:胃腸が動きすぎて空気を巻き込みやすい
つまり、どちらに偏っても「げっぷが出やすい状態」につながります。
東洋医学からみた「げっぷ」の原因
東洋医学では、げっぷは「噯気(あいき)」と呼ばれ、胃気の不調として捉えます。
- 胃気上逆(いきじょうぎゃく):胃の気が上に逆流してしまう
- 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスで肝の気が滞り、横隔膜を圧迫
- 脾気虚(ひききょ):胃腸が弱り、気を下ろせない
これらはすべて、気の流れ(気機)がスムーズにいかないことが原因とされています。
当院での施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤が歪むと姿勢が前かがみになり、胃と横隔膜を圧迫してげっぷが出やすくなります。骨盤矯正で身体の土台を整えることで、胃の位置や横隔膜の動きが改善され、自然な呼吸がしやすくなります。
猫背矯正
猫背は胃を圧迫し、横隔膜の動きを制限する大きな要因です。背骨のアライメントを整え、胸郭を広げることで、呼吸が深まり胃の働きもスムーズに。げっぷの頻度を減らす効果が期待できます。
鍼灸施術
東洋医学的に「中脘」「足三里」「膻中」などのツボを用い、胃の働きを整え、横隔膜の緊張を緩めます。自律神経のバランスを調整し、リラックスを促すことで、過剰なげっぷを和らげます。
頭部施術
ストレスや自律神経の乱れは、頭の緊張として表れやすいです。頭部施術で脳と神経を落ち着け、副交感神経を優位にし、胃の働きと横隔膜の弛緩をサポートします。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
継続的に整えていくことで、げっぷが出やすい体質から解放され、快適な毎日を過ごせるようになります。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
まとめ
げっぷが出やすいのは、単なる胃の問題ではなく、自律神経や横隔膜の緊張、そして姿勢やストレスが深く関わっています。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせることで、身体全体を整え、症状の根本改善を目指せます。
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