― 目の疲れと頭の熱は連動しやすく、熱中症の入口になります ―
はじめに
夏場や長時間の作業中に「まぶたが重い…」と感じた経験はありませんか。
それは単なる眠気や眼精疲労だけではなく、脳に熱がこもっているサインかもしれません。脳の熱こもりは、自律神経のバランスを崩し、頭痛や倦怠感、集中力の低下を引き起こすだけでなく、熱中症の入口となる危険信号です。
今回は、自律神経の役割や東洋医学的な視点から、この症状の背景と対策を詳しく解説し、くろちゃん鍼灸整体院での施術方法や通院の流れもご紹介します。
脳の熱こもりと自律神経の関係
自律神経とは
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、体温・心拍・血圧・消化・発汗などの無意識下の機能を調節しています。
- 交感神経:活動・緊張モード。体温上昇時に発汗や血管拡張を促す。
- 副交感神経:休息・回復モード。血流を末梢や内臓に送り、修復や消化を促す。
脳に熱がこもると、交感神経が過剰に働き続け、体がクールダウンできなくなります。この状態が続くと、まぶたの重さ、頭のぼんやり感、めまい、強い眠気が出やすくなります。
脳の熱こもりが起こる流れ
- 長時間の作業や高温環境で頭部の血流が滞る
- 放熱ができず脳温が上昇
- 視神経や眼筋の疲労が進み、まぶたが重く感じる
- 自律神経の乱れが加速し、全身症状へ発展
東洋医学から見た「まぶたの重さ」と「脳の熱」
東洋医学では、まぶたや目の周囲の重だるさは「脾」「心」「肝」のバランスの乱れと関係します。
- 脾(ひ):消化吸収や水分代謝を司る。脾の機能低下=湿が溜まり、目や頭が重くなる。
- 心(しん):精神活動と血流を管理。熱がこもると頭部充血や不眠、まぶたの腫れを招く。
- 肝(かん):血の貯蔵と気の巡りを管理。肝血不足や気滞は眼精疲労を悪化させる。
特に夏は「湿熱(しつねつ)」がこもりやすく、目の周囲にむくみや熱感を伴った重さが現れます。
放置するとどうなる?
- 頭痛やめまいが頻発
- 集中力低下による作業効率ダウン
- 熱中症や自律神経失調症の発症リスク上昇
- 睡眠の質低下で慢性疲労に陥る
まぶたの重さは軽視されがちですが、身体が「休ませて!」と送るSOS信号です。
くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ
まぶたの重さと脳の熱こもりは、全身の血流・姿勢・神経バランスを整えることで改善できます。当院では以下の4本柱で施術を行います。
1. 骨盤矯正
- 骨盤は全身の血流・リンパの通り道の要所。歪みを整えることで、下半身の滞りを改善し、頭部の余熱を逃がしやすくします。
- 骨盤の傾き改善 → 姿勢が安定 → 首・肩・頭部の血流がスムーズに。
2. 猫背矯正
- 猫背は頭が前に出て首・肩に負担がかかり、頭部の熱放散を阻害します。
- 胸郭を開き、呼吸量を増やし、脳への酸素供給を向上。結果として眼精疲労も軽減します。
3. 鍼灸施術
- ツボ例:攅竹(さんちく)、太陽、風池、百会
- これらのツボ刺激は眼精疲労・頭部熱感・自律神経調整に有効。
- 体幹部や足のツボも併用し、全身循環を改善。
4. 頭部施術(ヘッドマニュピレーション)
- 頭皮の筋膜リリースで頭部血流を促進。
- 脳の熱こもりを物理的に放熱させる効果が期待できます。
- 自律神経を副交感神経優位に切り替え、深いリラックス状態へ。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(症状が安定してきた時期):週1回
- メンテナンス期(予防・健康維持):月2〜3回
予約方法
くろちゃん鍼灸整体院ではLINE・ホームページから24時間予約受付中です。急な症状や長引く疲れ目も、お気軽にご相談ください。
まとめ
まぶたの重さは単なる疲れではなく、脳の熱こもりと自律神経の乱れが関係していることがあります。放置すると熱中症や慢性疲労に進む恐れがあるため、早めのケアが大切です。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせ、体全体から脳の熱を抜き、自律神経を整えていくことで、再発防止にもつながります。
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