はじめに
最近、「喉がヒリヒリする」「熱っぽいのに咳が出ない」「エアコンの風で喉がつらい」といった症状に悩まされていませんか?
風邪とは少し違う、のどの奥が灼けるような痛みや、発熱感だけが続く状態――これは東洋医学では「上焦(じょうしょう)の熱」と呼ばれる状態かもしれません。
今回は、上焦の熱で喉が痛むという症状を東洋医学の視点から解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行う施術の有効性について詳しくご紹介します。
東洋医学における「上焦の熱」とは?
東洋医学では、人の身体を「三焦(さんしょう)」という三つの領域に分けて考えます。
- 上焦:横隔膜より上(肺・心・喉・気道など)
- 中焦:胃腸・肝・胆・脾など消化器
- 下焦:腎・膀胱・生殖器など排泄・再生系
「上焦の熱」とは、このうち肺や喉、気道などに熱がこもった状態を指します。これは、外邪(風邪・暑邪・燥邪など)の侵入や、体内の熱の停滞により発症しやすく、特に夏場や季節の変わり目に多く見られます。
上焦の熱による喉の痛みの特徴
以下のような特徴がある場合、「上焦の熱」が原因である可能性があります:
- 喉の乾燥感とヒリヒリするような痛み
- 発熱がありながら咳は出ない、もしくは乾いた咳
- 声が枯れやすい、話すと痛い
- 鼻の奥〜咽頭部にかけて熱感
- 寝起きや夕方に悪化しやすい
- 舌の先が赤く、苔が黄色く乾いていることが多い
これは肺や喉の「潤い」が不足した状態に熱がこもっていることを示しており、西洋医学の「咽頭炎」「軽度の上気道炎」に近いですが、東洋医学では**全身の「気機の巡り」**を重視して対処していきます。
くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
当院では「上焦の熱で喉が痛む」状態に対し、次のような施術で総合的に改善を目指します。
① 骨盤矯正で内臓の巡りを改善
骨盤のゆがみは体幹のバランスを崩し、横隔膜や胸郭の動きにも影響します。これにより「気の上昇」が強まり、上焦に熱がこもる状態が悪化します。
骨盤を整えることで全身の血流・リンパ・気の流れをスムーズにし、肺や喉の熱を自然に下へ降ろす働きをサポートします。
② 猫背矯正で呼吸器への負担を軽減
猫背になると胸部が圧迫され、肺の機能低下や喉へのストレスが増大します。
当院では優しい手技による猫背矯正を行い、自然な胸郭の広がりを回復。呼吸が深くなり、肺気の巡りが整うことで、喉の炎症や違和感も改善へと向かいます。
③ 鍼灸施術で熱の排出と気の巡りを調整
東洋医学的アプローチの要となるのが鍼灸施術です。
特に以下の経穴を使用することで「上焦の熱」を鎮め、喉の痛みや発熱感を緩和していきます:
- 【列缺(れっけつ)】:肺の経絡を整え、喉の潤いを回復
- 【尺沢(しゃくたく)】:肺の熱を冷まし、咳・痛みを緩和
- 【大椎(だいつい)】:熱を散らし、全身の巡りを調整
- 【天突(てんとつ)】:喉周辺の気の滞りを直接緩和
また、背部兪穴(肺兪・心兪など)への温灸や刺絡も併用し、上焦にこもった熱を「抜く」施術を行います。
④ 頭部施術で自律神経を整える
喉の痛みが続くと、不安や不眠、焦燥感などの自律神経トラブルも起こしやすくなります。
当院では頭蓋骨調整・側頭部・後頭部への鍼施術により、自律神経のバランスを整え、免疫の過剰反応や炎症の長期化を防ぎます。
通院の目安
症状の強さや期間により、通院頻度は以下を推奨しています。
- 急性期(喉の痛み・発熱が強い):週2回
- リハビリ期(痛みが落ち着き始めた頃):週1回
- メンテナンス期(体質改善・再発予防):月2〜3回
特に「季節の変わり目」や「乾燥・冷房が続く時期」は、定期的な施術が体調維持に効果的です。
ご予約方法
\ 24時間いつでも受付中 /
LINEまたは当院ホームページより簡単にご予約いただけます。
まとめ
「上焦の熱で喉が痛む」という症状は、表面的には咽頭の問題に見えても、身体の内側、特に「気機の巡り」や「内熱の偏り」が原因となっています。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨格矯正×鍼灸×自律神経調整という東洋医学に基づいた多角的な施術で、喉の痛みを根本から改善するお手伝いをしています。
「最近、喉の奥がずっとヒリヒリする」「薬を飲んでも改善しない」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
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