〜くろちゃん鍼灸整体院の東洋医学的アプローチ〜
はじめに
「最近お腹が緩くて、下痢が続いている…」
そんな悩みを抱えて来院される患者さんは少なくありません。病院で検査をしても大きな異常は見つからないのに、なぜか腸の調子が安定しない。実はその背景には自律神経の乱れが大きく関係していることがあります。
さらに東洋医学の視点では、脾や胃の働きの低下、湿邪の停滞なども深く関わっていると考えます。本記事では、自律神経の仕組みと東洋医学的な理解をわかりやすく解説し、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜ下痢の改善に有効なのかを詳しくお伝えします。
下痢と自律神経の関係
自律神経とは?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれ、心臓、血管、消化管などを無意識にコントロールしています。腸の働きは特に副交感神経の影響を強く受けており、過剰に働くと腸の蠕動運動が強まり、下痢が起こりやすくなるのです。
下痢が続くときの自律神経の状態
- ストレスや緊張 → 交感神経が優位 → 血流が悪くなる → 消化吸収力が落ちる
- 不安や疲労 → 副交感神経が過剰に働く → 腸の運動が過敏に → 下痢が続く
つまり、バランスを崩すと「腸管の自律神経反射」が過敏になり、ちょっとした刺激でお腹が下りやすくなってしまうのです。
東洋医学から見た下痢
東洋医学では、下痢は以下のような原因で説明されます。
- 脾虚(ひきょ):消化吸収を担う脾の力が弱まり、食べたものをうまく変化させられず水っぽい便になる
- 腎陽虚(じんようきょ):体を温める力が不足し、冷えによって下痢が起きる
- 湿邪(しつじゃ):湿気や水分が体に停滞し、腸の働きを邪魔する
- 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスで肝が滞り、腸に影響して下痢と便秘を繰り返す
患者さんごとに体質や生活背景によって異なるため、オーダーメイドの施術が重要になります。
当院の施術アプローチ
① 骨盤矯正
骨盤の歪みは内臓を圧迫し、腸の働きを妨げます。骨盤を整えることで腸が本来の位置でスムーズに動き、血流も改善。結果的に腸の自律神経が安定しやすくなります。
② 猫背矯正
猫背は腹部を圧迫し、交感神経を緊張させます。背骨のラインを整えると胸郭や腹部が広がり、呼吸が深まり、自律神経のバランスも改善。腸への負担も減ります。
③ 鍼灸施術
下痢に効果的な経穴(ツボ)を使います。
- 足三里(あしさんり):胃腸の働きを高める
- 天枢(てんすう):大腸の働きを整える
- 関元(かんげん):冷えや虚弱を補う
鍼とお灸の刺激で腸の動きを適度に調整し、自律神経の過敏反応を鎮めます。
④ 頭部施術
脳の緊張をゆるめることで、自律神経の中枢である視床下部を整える効果があります。リラックスが深まり、腸の動きも安定しやすくなります。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
症状が落ち着いても、再発防止や体調管理のために定期的なケアをおすすめしています。
ご予約について
当院はLINE・ホームページから24時間予約可能です。
施術者は院長ひとりのため、予約枠が限られております。ご希望の方はお早めのご連絡をお願いいたします。
まとめ
下痢が続くのは単なる胃腸の不調だけでなく、自律神経の乱れが深く関わっています。西洋医学の検査で異常がなくても、東洋医学の視点で体を整えることで改善の道が見えてきます。
「お腹の調子がずっと悪い…」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
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