はじめに
「最近、食後にお腹が張って苦しい」「胃が重くてすっきりしない」――そんなお悩みをお持ちではありませんか?これらは東洋医学でいう「中焦(ちゅうしょう)の湿(しつ)」による不調のサインかもしれません。中焦は消化吸収を担う「脾・胃」にあたり、ここに湿邪(しつじゃ)が停滞すると、食べ物の消化がうまくいかず、胃のもたれや腹部膨満感といった症状が現れます。この記事では、東洋医学の視点から中焦の湿による胃もたれの原因と、それに対するくろちゃん鍼灸整体院の施術法をご紹介いたします。
中焦とは?湿とは?〜東洋医学の基本から〜
中焦の位置と役割
東洋医学では、人体を「上焦・中焦・下焦」の三つに分けてとらえます。このうち中焦は横隔膜から臍のあたりまでを指し、主に脾(ひ)と胃が含まれます。脾は飲食物から気(エネルギー)や血(けつ)を作る働きを担い、胃はその前段階である「受納と腐熟」を担当します。
湿とは?
「湿」とは水分の停滞や過剰を意味する東洋医学特有の概念で、重くて粘り気のある邪気です。湿は気の巡りを阻害し、臓腑の働きを鈍らせます。湿邪が中焦に停滞すると、胃腸の消化機能が落ち、飲食物がうまく処理されず、「もたれ」や「膨満」「食欲不振」「吐き気」などが起こります。
なぜ湿が中焦にたまるのか?原因と背景
外的要因
- 梅雨・夏の湿気:外気の湿が体内に侵入しやすくなる
- 冷飲食の過多:冷たいものの摂取で脾胃が冷え機能低下
内的要因
- 脾虚(脾の弱り):先天的な体質や過労、ストレス
- 甘い物や脂っこい食事:湿を生じやすい飲食物の多用
患者様によくみられる声
- 「食後に眠くなる」
- 「朝から食欲がわかない」
- 「食べたらすぐに胃がパンパンになる」
これらはすべて中焦の湿による症状の典型です。
くろちゃん鍼灸整体院の施術でのアプローチ
中焦の湿を取り除き、胃のもたれを改善するために、当院では以下の施術を組み合わせて対応しています。
骨盤矯正:内臓の位置と血流を整える
骨盤が歪むと内臓全体が下垂しやすく、胃腸の働きが圧迫されます。骨盤矯正により内臓の位置を正し、中焦の気血の流れをスムーズにして湿の停滞を改善します。
猫背矯正:胃腸の圧迫を減らす姿勢改善
猫背により胃の前面が圧迫されると、胃の動きが悪くなり、湿が停滞しやすくなります。姿勢を正すことで、物理的な負担を取り除き、内臓機能を高めます。
鍼灸施術:脾胃の機能を高め湿を除く
- 足三里・中脘・脾兪・胃兪などのツボを使い、消化機能を活性化
- 関元・気海などのツボで気を補い、体の湿を動かす力を高めます
- お灸を併用し、冷えと湿を温めて取り除くアプローチも効果的です
頭部施術:自律神経と内臓リズムを整える
ストレスや疲労による交感神経過緊張は、胃腸の動きをさらに悪化させます。当院の頭部施術は副交感神経を優位にし、消化機能を自然に高めるサポートになります。
通院の目安と流れ
通院段階 | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期(症状が強い時) | 週2回 | 湿の除去と脾胃機能の立て直し |
リハビリ期 | 週1回 | 再発予防と体質強化 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 | 季節や生活環境に応じたケア |
ご予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では、24時間対応のLINE予約・ホームページ予約が可能です。
スマホから簡単に予約でき、空き時間もリアルタイムで確認できます。
まとめ
中焦の湿による胃のもたれは、単なる「食べすぎ」や「疲れ」ではなく、身体の内側のバランスが崩れているサインです。東洋医学の視点で根本から見直すことで、再発を防ぎながら快適な胃腸環境を整えることが可能です。
くろちゃん鍼灸整体院では、体質に合わせた施術と生活アドバイスで、「胃が軽くなる」毎日を応援しています。気になる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。
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