(くろちゃん鍼灸整体院 公式ブログ)
はじめに
「なんだか最近、目がシパシパしてつらい…」
「エアコンの風に当たると、急に乾いて焦点も合いづらい…」
冬場や空気が乾燥する季節になると、こうした“目のシパシパ感”を訴える方が一気に増えます。スマホを長時間見ているわけでもないのに、いつの間にか目の周りが乾いて疲れてくる。瞬きしても潤いが戻らず、余計に目を開けづらくなる…。
実はこの状態、涙そのものが足りないのではなく、「涙を出す仕組み」=自律神経の分泌調整が弱っていることが大きな原因なんです。
涙はただ潤すだけでなく、角膜を守り、ピントを合わせるための「光の通り道」をキレイに保つ、とても重要な役割を担っています。その涙の分泌が低下すると、目が乾くだけでなく、視界がぼやけやすくなったり、目の奥の張り感・こわばり感にもつながります。
今日は、
「乾燥で目がシパシパする理由」
「自律神経の関わり」
「東洋医学の視点」
「当院の施術がなぜ効果的なのか」
これらを、来院される患者さんに寄り添う言葉で、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。
あなたの毎日が、少しでも目のストレスから解放されますように。
乾燥で目がシパシパする理由
● 涙は“水”というより“保護膜”
私たちが思う以上に涙は高性能で、
- 水分
- 油分
- 粘液
この3層でできています。
乾燥してシパシパする時、どれか1つが欠けるだけで涙の膜が不安定になり、まばたきしてもすぐに剥がれてしまうため、乾きが増えていきます。
● 自律神経が涙の分泌をコントロールしている
涙は、副交感神経が優位のときに分泌されやすく、逆に交感神経が強いときは分泌が抑えられます。
- スマホ・PC作業
- 冷暖房の風
- 夜更かし
- ストレス
- 猫背など姿勢の乱れ
これらはすべて、交感神経を働かせてしまう生活習慣です。
すると、本来「涙を出して目を守る」という機能が後回しになり、気づけば乾いて目がシパシパ…。
つまり、涙の不足=自律神経のバランス乱れのサインなのです。
● 冬は特に涙が蒸発しやすい
- 湿度が低い
- 冷気で表情筋がこわばる
- まばたきが減る
これらの組み合わせで冬は涙が蒸発しやすく、目のトラブルが増えやすい季節となります。
東洋医学から見る「目のシパシパ」
東洋医学では、目の乾きは次の要因と深く関係します。
■ 肝(かん)の弱り
“肝は目に開く”といわれ、肝の働きが弱ると目の潤い不足・ピントの不安定・痙攣などが起こりやすくなります。
肝の弱りは
- 疲れ
- ストレス
- 血流不足
- 寝不足
でさらに強まります。
■ 気血の不足
血の量が足りなかったり、巡りが悪くなると、目を潤す栄養が運ばれにくくなり乾燥が進みます。
■ 気滞(きたい)
ストレスで気が停滞すると、涙の流れも滞りやすく、分泌が安定しません。
東洋医学では、
「目は全身の状態を映し出す鏡」
と考え、局所だけではなく身体の巡りを整えることで涙の質・量を自然に回復させていきます。
施術でどう改善するのか?
ここからは、くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、目のシパシパにどう役立つのかを具体的に説明します。
◆ 骨盤矯正:全身の巡りを底から整える
「目と骨盤って関係あるの?」
そう思う方も多いですが、実はとても深い関係があります。
骨盤は体の土台となり、姿勢・呼吸・内臓の働きに大きく影響します。
▼ 骨盤が整うと期待できる変化
- 呼吸が深くなる → 副交感神経が働きやすくなる
- 血液循環が良くなる → 目への栄養が届きやすくなる
- 首〜頭の負担が減る → 涙の分泌神経が正常に働きやすい
涙の分泌も血流と神経の働きが必要です。土台が整うことで、目の乾きを根本から解消へ導きます。
◆ 猫背矯正:目の神経・血流を回復させる
猫背になると…
- 首が前に出る
- 眼精疲労が増える
- まばたきが減る
- 涙を作る神経が圧迫される
こうした流れで、涙の量が低下していきます。
猫背矯正で胸が開き、頭が正しい位置に戻ると、
「涙を出す仕組み」そのものが正常に動き出すため、シパシパ感が驚くほど軽減します。
◆ 鍼灸施術:涙の分泌回復をダイレクトに高める
鍼灸は自律神経の調整に特に効果的で、涙の分泌にも直接アプローチできます。
▼ 特に効果を発揮するポイント
- 眼輪筋の緊張緩和
- 目の周囲の血流改善
- 副交感神経の活性化
- 肝の機能サポート
副交感神経がしっかり働けば、涙の量は自然に戻りやすくなります。
「施術後に一気に目が潤ってきた感覚がする」
とおっしゃる方が非常に多い理由がここにあります。
◆ 頭部施術:涙の調整中枢にアプローチ
頭部の筋膜が硬くなると、涙の分泌に関わる神経伝達が鈍くなります。
頭部施術では、
- こめかみ
- 側頭部
- 後頭部
- 眼の奥の緊張ライン
これらを丁寧に緩め、涙をコントロールする神経の通り道をクリアにします。
「目が開けやすい」「光が柔らかく見える」
といった変化は、この神経の通りが改善したサインです。
通院の目安
改善には個人差がありますが、目安は次の通りです。
- 急性期:週2回
→ 乾燥がひどい・シパシパ感が強い・視界が不安定な時期 - リハビリ期:週1回
→ 目の潤いが戻ってきて、疲れが溜まりにくくなる時期 - メンテナンス期:月2〜3回
→ 季節の変わり目の影響を受けにくくする段階
冬は特に乾燥が強く、自律神経も乱れやすいので、継続的なケアがとても大切です。
ご予約について
当院は 施術者1名 のため、どうしても予約枠が埋まりやすくなっています。
つらい状態が続く前に、早めのご予約をおすすめします。
LINE・ホームページから24時間ご予約受付中です!
まとめ
乾燥で目がシパシパするのは、単に「冬だから」「エアコンのせい」というだけではありません。
涙の自律分泌を担当する副交感神経が弱り、バランスを崩しているサインです。
骨盤・姿勢・鍼灸・頭部施術の4つから立体的に整えることで、
涙の質・量は驚くほど自然に回復していきます。
毎日の作業に集中できる“潤いのある目”を一緒に取り戻しましょう。
【*効果には個人差があります】
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