乾燥による皮膚刺激で交感神経が興奮し背中がこる

自律神経 体の歪み 痛み

【はじめに】

朝晩の空気が乾き、肌がピリピリと刺激される季節になってきましたね。
「最近、背中が妙にこってつらい…」という方、実はそれ乾燥による皮膚刺激が自律神経、特に交感神経を興奮させているサインかもしれません。
気温や湿度だけでなく、肌への刺激も神経系のバランスに影響を与えることは意外と知られていません。

本記事では、

  • なぜ乾燥によって背中がこるのか
  • 自律神経と皮膚刺激の深い関係
  • 東洋医学から見た乾燥と「背中のこり」
  • くろちゃん鍼灸整体院でできる具体的なケア方法

を、わかりやすく解説していきます。季節の変わり目に背中の違和感が強まっている方は、ぜひ最後までご覧ください。


乾燥による皮膚刺激が交感神経を興奮させる仕組み

■ 乾燥は「皮膚の神経スイッチ」を押す

秋冬の乾燥した空気は、皮膚の角質層から水分を奪い、バリア機能を低下させます。
すると、皮膚の表面にある知覚神経終末が「異常な刺激」として感知し、脊髄を経由して交感神経系を活性化させます。

交感神経は「緊張・興奮・防御」の神経。乾燥刺激によって過剰に働くと、背筋・肩甲骨まわり・肩甲棘筋などの深層筋肉が常に収縮状態となり、
「こっている」「背中が張る」「だるい」といった感覚が出てくるのです。


背中のこりと自律神経の関係

■ 交感神経が優位になると筋肉は固まる

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、通常はこの2つがシーソーのようにバランスを取っています。
乾燥刺激で交感神経が優位になると、次のような体の反応が起こります:

  • 血管が収縮し、背中や肩への血流が減少
  • 筋肉が常に軽い緊張状態に入る
  • 疲労物質が溜まり、こり・重さ・だるさが慢性化

つまり「皮膚刺激 → 自律神経興奮 → 筋緊張 → 背中のこり」という連鎖反応が起きているのです。


東洋医学から見た「乾燥と背中のこり」

東洋医学では、秋から冬にかけての乾燥は「燥邪(そうじゃ)」と呼ばれ、体表や肺・大腸の機能を乱すと考えられています。
皮膚は「肺」と深く関係し、乾燥によって肺の働きが乱れると、**衛気(えき)**と呼ばれる防御エネルギーの巡りも滞ります。

衛気の流れが悪くなると、皮膚だけでなく筋肉や経絡の表層の気血循環も滞り、背中の経絡(膀胱経・督脈)に沿って「張り」「重だるさ」「こり」が出現します。

さらに、背中は「腎」と「肺」の通り道でもあるため、乾燥による呼吸器の不調や冷え・疲労がある人ほど、こりが強く出やすくなります。


くろちゃん鍼灸整体院の施術でできること

① 骨盤矯正:全身の自律神経バランスを整える土台作り

骨盤は自律神経の「中枢のリズム」を支える基盤です。
歪んだ骨盤は背骨のカーブや神経伝達に影響し、背中の筋緊張を慢性化させます。
骨盤矯正によって体幹軸を整えることで、交感神経の興奮を和らげ、副交感神経の働きを引き出しやすい状態へと導きます。


② 猫背矯正:背中の筋緊張と神経圧迫を同時に改善

乾燥刺激でこり固まった背中は、猫背姿勢をさらに助長します。
猫背矯正では、肩甲骨・胸椎・肋骨の動きを回復させ、自律神経節が集まる背骨まわりの圧迫を解放
これにより、交感神経の過剰反応が落ち着き、呼吸も深くなって筋肉の緊張が自然と緩みます。


③ 鍼灸施術:皮膚・神経・内臓の三層アプローチ

鍼灸は「皮膚刺激」に対して最も有効なアプローチです。
鍼刺激により皮膚の知覚神経が調整され、交感神経の興奮を鎮め、副交感神経の働きを高める効果が期待できます。
さらに、背部の膀胱経や肺兪・腎兪などを使って「燥邪」を祓い、体内の気血水の巡りをスムーズに整えることで、こりと乾燥両方への根本ケアが可能です。


④ 頭部施術:自律神経中枢へのダイレクトアプローチ

自律神経の最高司令塔である視床下部・脳幹への血流を促進するのが頭部施術です。
交感神経優位でカチカチになった体を、「上から」ゆるめていくことで、
背中の筋緊張がほぐれやすくなり、睡眠の質や回復力も向上します。


通院の目安と回数の目安

  • 急性期(こり・痛みが強い時期):週2回
    → 神経の過敏状態を早期にリセットし、血流と代謝を整えます。
  • リハビリ期(症状が落ち着いてきたら):週1回
    → 姿勢や骨格の再教育、自律神経の再学習を促します。
  • メンテナンス期(安定後の予防ケア):月2〜3回
    → 季節ごとの自律神経変動に合わせ、再発を防ぎます。

予約とお問い合わせについて

くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
✅ 施術者が1人のため、ご予約が取りづらくなっております。
✅ ご希望の方は、できるだけ早めのご連絡をおすすめします。


まとめ:乾燥による背中のこりは「神経反応」から整える

乾燥は単なる「肌のトラブル」ではなく、自律神経を通じて筋肉や内臓、姿勢にまで影響を与えます。
背中のこりがなかなか取れないときは、「皮膚刺激による交感神経の興奮」が関係しているかもしれません。

くろちゃん鍼灸整体院では、骨格・筋肉・神経・東洋医学の4つの側面から根本的なケアを行い、季節の変化に左右されない体づくりをサポートしています。
「最近背中がずっとこっている」「肌の乾燥が気になる」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE友だち追加


👇[くろちゃん鍼灸整体院 公式サイトはこちら]👇

📱ホームページ予約

お問い合わせ(予約)
こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
メニュー・口コミ
【くろちゃん鍼灸整体院】ではお体に合ったオーダーメイド施術を行なっております。 【骨盤矯正】土台と【猫背矯正】姿勢を正し、頭骸骨の歪み、内臓の不調からも自律神経、頭痛の不調は出てきます。腸【はらわた】ほぐしで新しい施術体験してみてください!【鍼灸】も効果的ですので 整体と鍼灸を組み合わせて改善に導きましょう!

コメント