五十肩ってなに?
五十肩は結帯(けったい)動作や結髪(けっぱつ)動作ができな状態です。可動域が制限があり動作した際に痛みを生じます 40代以降に多く発症するので五十肩を言われます。
夜間時に痛みが出たり、動作時痛、痛みが継続的に起きると慢性的に肩の可動域が制限されます、自然治癒するまでは半年から1年ほどかかる場合があります。
五十肩以外に痛みは出るの?
五十肩と鑑別すべき疾患
五十肩の症状は、他の疾患と似ている場合もあります。以下に、五十肩と鑑別すべき主な疾患を挙げます。
腱板断裂:腱板と呼ばれる筋肉の組織が断裂することで起こる。五十肩と同様に、肩の痛みや動き制限を引き起こす。
*受傷起点があるはずなので問診時にお伝えください!
肩峰下インピンジメント症候群:腱や滑液包が肩峰下で圧迫されることで起こる。五十肩と同様に、肩の痛みや動き制限を引き起こす。
*動かした際に痛みが生じます検査で確認致しますので痛い場所を確認します。
頸椎症:首の骨や軟骨の変性によって起こる。肩の痛みやこり、頭痛など様々な症状を引き起こす。
*神経症状が考えられますので首の検査の際に痛みの出現を確認します。
変形性肩関節症:肩関節の軟骨がすり減ることで起こる。五十肩と同様に、肩の痛みや動き制限を引き起こす。
*触診で肩の骨の形状や関節の状態を確認します。
心筋梗塞:胸痛だけでなく、肩の痛みや背中の痛みを伴うこともある。
*問診時に日常の痛み方や痛みの質を確認します。
胆石症:右上腹部や背中の痛みだけでなく、肩の痛みを伴うこともある。
*既往歴で内科疾患の有無を確認します。
癒着性肩関節包炎(凍結肩):肩関節包が炎症を起こして、癒着したりぶ厚くなった結果、動く範囲が異常に狭くなってしまう。これが凍結肩です。
下記の炎症症状は肩の動かし方や肩関節のアライメント(骨の並び)の異常関節の捻れ、筋肉の短縮などの状態が原因になることがあります。
上腕二頭筋長頭腱炎
腱板疎部炎
腱板炎
肩峰下滑液包炎
肩甲下滑液包炎
烏口下滑液包炎
症状の段階はあるの?
五十肩の段階:五十肩は、一般的に以下の3つの段階に分けられます。
1. 凍結期
- 最も痛みが強い時期
- 肩の動きが著しく制限される
- 数週間から数ヶ月続く
2. 解凍期
- 痛みが徐々に軽減していく
- 肩の動きが徐々に回復していく
- 数ヶ月から半年ほど続く
3. 回復期
- 痛みと動き制限がほとんど消失する
- 数ヶ月から1年ほど続く
石灰のせいで五十肩?
石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)と呼ばれる病気で、腱板というインナーマッスルのスジにカルシウムの結晶が蓄積してしまうことがあります。これはレントゲンで確認できるので、整形外科にいって、「石灰がありますね」という説明を受けた方もおられるかと思います。
石灰沈着は体のカルシウム代謝異常が原因になりますので、肩関節の中のカルシウムを外に出せなくなってしまう病気です。
関節炎が原因の場合があるので関節運動を正常化できるように改善していく必要があります。
痛みが1週間続くようならまず肩をみせてください😊
洋服のお着替えがしにくくなった、ズボンを履く時に肩の痛みが出る、夜寝てる時に肩が痛くて寝ていられない、髪を結ぶときに肩が痛い、髪を洗うときに肩に痛みが出る
この状態が1週間以上続くときは若くても五十肩かも?肩関節周囲炎は20代でも30代でも生きる可能性があります。パソコンやスマホの見過ぎで猫背になり肩や首への負担が増加して肩周辺の炎症の誘発に関わります。
姿勢を整えることで肩周辺の炎症を抑える効果も期待できます!
猫背を整える【猫背矯正】、姿勢の土台を整える【骨盤矯正】で体の土台から整えましょう!
肩の炎症を抑えるには【鍼施術】が炎症を抑えるのに有効です!
施術のご予約は24時間ホームページ予約、24時間LINE予約でお問い合わせください
引用:https://www.keisuikai.or.jp/patient/%E4%BA%94%E5%8D%81%E8%82%A9/
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