はじめに
「朝起きても体が重くて動けない」「何をするにも億劫で、気力が出ない」――そんな状態が続いていませんか?
季節の変わり目や気温差が大きい時期、仕事のストレスが溜まっている時期などに、体のリズムが崩れて“だるさ”として現れることがあります。
実はこの“動く気がしない”という感覚の裏には、自律神経のリズム低下が深く関係しているのです。
小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市などから多くの方が来院されるくろちゃん鍼灸整体院でも、最近は「朝がつらい」「体が鉛のように重い」と訴える方が増えています。
この記事では、自律神経のリズムが低下する仕組みと、東洋医学の視点から見た原因、そして当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による回復の流れを詳しくお伝えします。
自律神経のリズムが低下するとは?
自律神経とは、体温・血圧・内臓の働き・ホルモン分泌などを24時間休まずコントロールしている「体のリズムの司令塔」です。
交感神経(昼の活動モード)と副交感神経(夜の休息モード)がバランスを取りながら、体を自動的に調整しています。
しかし、長時間のストレスや睡眠不足、不規則な生活が続くと、この切り替えリズムが乱れてしまいます。
本来は朝になると交感神経が上がり、体温や血流が上昇して「よし、動こう!」というエネルギーが湧いてくるのですが、リズムが低下すると朝からエンジンがかからない状態になります。
つまり、“だるくて動けない”というのは「体が壊れている」のではなく、「リズムのスイッチが入らない」状態なのです。
東洋医学でみる“だるさ”の正体
東洋医学では、このような全身のだるさを**「気虚(ききょ)」や「気滞(きたい)」**として捉えます。
- 気虚:体を動かすエネルギーが不足している状態
- 気滞:エネルギーの流れが滞ってしまっている状態
さらに、「脾(ひ)」や「肝(かん)」の働きの低下も関係しています。
脾は消化吸収を司り、エネルギーを全身に巡らせる臓。脾の機能が弱ると、食べても力にならず「疲れやすい・やる気が出ない」という状態になります。
一方、肝は気の流れをスムーズにする臓。ストレスで肝の気が滞ると、「ため息が出る」「体が重い」「やる気が湧かない」といった症状が現れます。
つまり、東洋医学では「気の量」と「気の流れ」の両方が滞ると、まさに今感じているような“動けないだるさ”につながると考えます。
現代人に多い原因とは?
- スマホ・PCによる交感神経の過剰刺激
夜遅くまで画面を見ると脳が「昼」と錯覚し、休息モードに切り替えられません。 - ストレスやプレッシャーによる肝気の滞り
仕事・人間関係・家庭などで緊張が続くと、エネルギーの流れが詰まり、ため息が増えます。 - 冷え・運動不足による血流停滞
筋肉が動かないことで血液循環が悪くなり、酸素と栄養が細胞に届きにくくなります。 - 季節や気圧の変化による自律神経の混乱
特に秋から冬にかけて、日照時間が短くなると体内時計が乱れやすく、「やる気が出ない・眠い・体が重い」といった不調が出やすくなります。
骨盤矯正によるリズム回復
骨盤は全身のバランスの土台であり、自律神経の出入口でもあります。
骨盤が歪むと、背骨を通る神経伝達がスムーズにいかず、脳と内臓の連携が乱れます。
くろちゃん鍼灸整体院では、
- 骨盤の傾き
- 仙骨(せんこつ)のねじれ
- 腰椎の可動性
を丁寧に整え、神経の通り道をスムーズにしていきます。
これにより、「朝起きても体が重い」「寝ても疲れが取れない」といった慢性的なだるさが少しずつ軽減していきます。
骨盤の位置が正しくなることで、呼吸も深くなり、副交感神経が働きやすくなるため、夜の睡眠の質も上がります。
猫背矯正で呼吸と血流を改善
猫背姿勢は胸郭(きょうかく:肋骨周り)が縮こまり、肺や心臓を圧迫するため、自然と呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと酸素が全身に行き渡らず、細胞が「省エネモード」になり、だるさや倦怠感を感じやすくなります。
猫背矯正では、
- 胸を開くストレッチ
- 肩甲骨周りの筋肉緩め
- 頚椎のアライメント調整
を行うことで、呼吸の深さを取り戻します。
「息が深く吸えるようになった」
「胸が開いて視界が明るくなった」
という感覚を得る方も多く、副交感神経が整うことで気持ちも前向きになります。
鍼灸施術でエネルギーを再起動
自律神経の乱れは、体の内部エネルギー「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランス崩壊でもあります。
鍼灸では、乱れた流れを「経絡(けいらく)」を通じて調整し、体内のリズムを整えていきます。
代表的なツボとしては、
- 百会(ひゃくえ):脳の働きを落ち着かせ、全身のリズムを整える
- 内関(ないかん):自律神経の緊張を緩め、気分の落ち込みを改善
- 足三里(あしさんり):全身の気血を補い、だるさや胃腸の弱りに効果的
などがあります。
鍼の刺激によって血流が促され、副交感神経が優位になることで「体がポカポカして眠くなる」と感じる方も多くいらっしゃいます。
これは体が“リズムを取り戻す”反応なのです。
頭部施術で脳の過緊張をリセット
頭の筋肉や頭皮が硬くなると、脳への血流が滞り、常に“オン”の状態になってしまいます。
くろちゃん鍼灸整体院では、頭部の筋膜を優しく緩めるヘッドリリースを行い、脳の疲労を解放します。
これにより、
- 思考の切り替えがしやすくなる
- 睡眠の質が上がる
- 朝の目覚めが軽くなる
などの効果が期待できます。
頭が軽くなると、自然と体全体の動きも軽やかに感じられるようになります。
通院の目安と回復の流れ
自律神経のリズム低下は、長期間かけて起こるため、改善にも段階的なアプローチが必要です。
- 急性期(1〜2週):週2回の施術で体の反応を出し、自律神経のスイッチを回復させます。
- リハビリ期(3〜6週):週1回の施術で体のリズムを定着させます。
- メンテナンス期(以降):月2〜3回の施術で良い状態を維持します。
生活リズムの改善や呼吸法・姿勢の指導も合わせて行うことで、再発しにくい体づくりをサポートします。
まとめ
「体がだるく動く気がしない」というのは、心の弱さや気合いの問題ではなく、自律神経リズムの低下という明確な体のサインです。
東洋医学でいう“気の流れの停滞”を整え、骨盤・姿勢・血流・脳のバランスを調整することで、少しずつ活力が戻ってきます。
もし、「朝がつらい」「気力が出ない」「ずっと疲れている」と感じたら、
小田原市のくろちゃん鍼灸整体院にぜひ一度ご相談ください。
あなたの体に合った施術プランで、再び「よし、動こう!」と思える体づくりをお手伝いします。
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