(くろちゃん鍼灸整体院)
はじめに
「寒くなると背中が痛くなるんです…」
「背中がガチッと固まって、呼吸まで浅くなる感じがするんですよね」
冬が来るたび、こうしたお話をとてもよく伺います。
実はこの“寒さ × 背中の痛み”には、自律神経の働きが深く関わっています。
とくに、寒さにさらされると体は一気に防御モードに入り、交感神経が過緊張の状態になります。すると筋肉はギュッと硬まり、血流も落ちてしまい、背中の痛みや張り、呼吸のしづらさが出やすいんです。
さらに東洋医学では、寒さは「寒邪(かんじゃ)」と呼ばれ、体の中の「腎」「督脈」「膀胱経」の流れを冷やし、背部の痛みやこわばりを招くと考えられています。
今日は、
「なぜ寒さで背中が痛くなるのか」
「自律神経と東洋医学の両面からみる原因」
「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどう役立つのか」
を、これから来院される患者さんが“あ、自分の症状そのまんまだ…”と感じられるような言葉で、やさしくまとめていきます。
あなたの背中の痛みが続いているなら、きっと今日の内容が力になります。
ゆっくり読んでみてくださいね。
◆ なぜ体が冷えると背中が痛くなるのか?
① 寒さで交感神経が過緊張し、筋肉がギュッと縮む
寒さを感じると、体はまず「熱を逃がさないようにしなきゃ!」と反応します。
このとき働くのが 交感神経。
交感神経が強く働くと、
- 筋肉がぎゅっと緊張
- 血管がキュッと細くなる(血流が減る)
- 体表の温度が下がる
といった変化が起こります。
背中は面積が広く、筋肉の塊なので、冷えの影響をダイレクトに受けてしまいます。
その結果、
- 背中が張る
- 呼吸が浅くなる
- 腕や肩まで重く感じる
- 寝返りのたびに痛む
といった症状が出やすくなるのです。
「寒い日に急に背中が痛む」
「朝、布団から出るとズキッとする」
という方は、この自律神経の反応が強く出ている可能性がとても高いです。
② 血流低下で“疲労物質が滞る”
冷えて血管が収縮すると、背中の筋肉への血流量が一気に減ります。
血流が落ちると、
- 筋肉の酸素不足
- 乳酸などの疲労物質の停滞
- 筋線維の硬化
が起こり、痛みを感じやすくなります。
“なんか背中が重い…”
“動き出すまで時間がかかる…”
そんな感覚も、この血行不良が原因です。
③ 姿勢の崩れが寒さでさらに悪化
寒いとどうしても、
- 肩をすくめる
- 猫背になる
- 巻き肩になる
- 無意識に力が入る
姿勢になりますよね。
この姿勢は背中の筋肉に負担をかけるため、さらに痛みが助長されてしまいます。
特にデスクワークやスマホ時間が長い方は“寒さ × 姿勢 × 交感神経”というトリプル負荷で、背中の痛みが突然強くなることも珍しくありません。
◆ 東洋医学でみる「寒さと背中の痛み」
東洋医学では「寒邪(かんじゃ)」が体に侵入すると、気血の流れを阻害し、痛みを発生させると考えます。
背中に影響しやすいのは、
① 督脈(どくみゃく)
背骨に沿って全身の陽気(温めるエネルギー)をめぐらせる大切な経絡。
寒さで督脈が冷えると、背中全体が痛み、硬さが強くなります。
② 膀胱経(ぼうこうけい)
背中〜脚の裏を通る最大の経絡。
ここが冷えると背部の張り、腰痛、肩甲骨の強張りが出やすい。
③ 腎(じん)
体の“根っこのエネルギー”を司り、寒さにとても弱い臓腑。
腎が弱ると背中(特に腰部)が冷えて痛くなりやすい。
東洋医学では、寒さで「気(エネルギー)が回らなくなる」「血が巡らなくなる」と、痛みが増すとされます。
つまり、**“冷えは背中の痛みを作る最大の邪気”**ともいえるのです。
◆ くろちゃん鍼灸整体院の施術が背中の痛みに効果的な理由
ここからは、あなたの背中の痛みに対して、当院の施術がどう働くのかを細かく説明していきます。
① 骨盤矯正:背中の筋肉が働きやすい姿勢に整える
背中の筋肉は、骨盤の傾きと密接に関わっています。
骨盤が後ろに倒れると猫背が強まり、背中の筋肉が常に引っ張られた状態になり、冷えで痛みやすくなります。
骨盤矯正により、
- 背骨の自然なカーブが整う
- 背中の筋肉の負担が軽減
- 筋ポンプ作用が改善(血流UP)
- 冷えの影響を受けにくい体に
という変化が起こります。
「背中の痛みはあるけど、実は骨盤の角度が原因」というケースはとても多いです。
② 猫背矯正:寒さで固まった肩甲骨をゆるめる
猫背になると、背中の筋肉は常に伸びた状態で固まり、血流が悪くなります。
寒さでさらにギュッと固まるため、痛みが出やすくなります。
猫背矯正では、
- 巻き肩改善
- 肩甲骨の可動性UP
- 背筋のバランス改善
- 姿勢の緊張をリセット
などの変化が起こり、背中の“張り”がスーッと軽くなっていきます。
「呼吸しやすくなった」
「肩甲骨が動く感じがする」
と実感される方がとても多い施術です。
③ 鍼施術:冷えで固まった深層筋にダイレクトにアプローチ
鍼灸は、冷えによって硬くなった深い筋肉を直接ゆるめ、血流を回復させることが得意です。
- 深層筋の緊張を取る
- 血管拡張(血流UP)
- 自律神経(交感神経)を鎮める
- 督脈・膀胱経の巡りを整える
という作用があります。
背中の痛みで「温めても治らない」「湿布でどうにもならない」と感じる場合、鍼の効果がとても高い傾向があります。
④ 頭部施術:寒さで乱れた自律神経を整える
背中の痛みが長引く方の多くは、交感神経が強く優位になっています。
頭部施術(自律神経ヘッドケア)はこの部分に大きく作用します。
- 交感神経の興奮を落ち着ける
- 呼吸が深くなる
- 背中の筋緊張がふわっと緩む
- 寝つきが改善
「背中の痛みがあるのにヘッド施術?」と思われるかもしれませんが、
実は 頭部を整えるだけで背中の緊張がスッと取れることは珍しくありません。
◆ 通院の目安
症状の深さにより通院目安はこのようになります。
- 急性期(痛みが強い時期):週2回
- リハビリ期(痛みが軽減し改善していく時期):週1回
- メンテナンス(再発予防・自律神経の安定):月2〜3回
特に寒い時期は冷え・気圧・姿勢の変化で痛みが再発しやすいので、定期的なケアがおすすめです。
◆ 予約について
当院は施術者1名のため、予約枠が限られております。
LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
「痛みが強くなる前に早めのご予約」をおすすめしています。
*効果には個人差があります
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