はじめに
「最近、全身がだるくてやる気が出ない…」「朝起きても体が重くて、何をするにも気持ちが乗らない…」
そんな状態が続いていると、
「もしかして私、どこか悪いのかな？」
「このまま動けなくなったらどうしよう…」
と不安になってしまう方も多いです。
でも、実はこれ、自律神経の“エネルギー調整力の低下” が強く関わっていることがとても多いんです。
冬に近づく寒暖差、気圧の変化、仕事や家庭のストレス、睡眠の質の低下、姿勢の崩れなど…。
こうした日常にあるちょっとした負荷が積み重なることで、自律神経は知らないうちに疲れ切ってしまいます。
気がついたら、
✔ 何をするにもだるい
✔ 朝起きてもスッキリしない
✔ 動き出すまで時間がかかる
✔ 気持ちが前向きにならない
✔ 冷え・肩こり・むくみ・頭の重さがセットで来る
こんな状態に陥ってしまうのです。
この記事では、
「なぜ全身がだるくなるのか」
「自律神経では何が起こっているのか」
「東洋医学ではどう見るのか」
「くろちゃん鍼灸整体院の施術でどう改善するのか」
を、これから来院される方にも“わかりやすく、安心できる言葉”で解説していきます。
全身がだるくなる理由｜自律神経のエネルギー調整が低下しているサイン
■ 体がエネルギーをうまく作れない状態
自律神経は、体のすべての機能を裏側で調整する「オーケストラの指揮者」のような存在。
エネルギー産生（細胞がエネルギーを作る働き）もこの自律神経の働きと深く関係しています。
ところが、
・ストレス
・睡眠の浅さ
・寒暖差
・長時間同じ姿勢
・筋肉の硬さ
・血流の乱れ
こうした負荷が続くと、自律神経がどんどん疲れてしまい 「エネルギーを生み出す指令」 をうまく出せなくなっていきます。
その結果、
● 疲れが抜けない
● 朝からだるい
● やる気が出ない
● 集中できない
● とにかくしんどい
といった症状につながります。
■ 体が「省エネモード」になっている
自律神経が疲れると身体は「とりあえず最低限の動きだけにしておこう」という省エネモードに切り替わります。
これが“やる気の低下”として現れます。
・家事を始めるまで時間がかかる
・仕事が全く手につかない
・布団から出る気にならない
・動くとすぐ疲れる
という方、多いはずです。
東洋医学から見る「全身のだるさ」｜気虚・気滞・お血・冷えが重なると最悪のだるさに
東洋医学では、全身のだるさは次のような原因が組み合わさっていると考えます。
■ ①「気虚（ききょ）」＝ エネルギー不足
まさに今回のテーマの中心。
東洋医学では“気”は生命活動のエネルギーそのもの。
気虚になると、
・疲れやすい
・やる気が出ない
・息が上がる
・食後すぐ眠くなる
・朝がつらい
などの症状が現れます。
■ ②「気滞（きたい）」＝ エネルギーが流れない
自律神経が乱れて交感神経が優位になりすぎると、体が緊張し“気の流れが停滞”します。
● 胸がつまる
● 呼吸が浅い
● 頭が重い
● 気持ちが落ち込む
など、精神的な不調も出やすい状態です。
■ ③「血虚・お血」＝ 血の不足・血流の滞り
冷えや姿勢不良で血流が弱くなると、細胞に新鮮な血液が届かず、疲れが抜けなくなります。
● 目の疲れ
● 頭のぼんやり
● 全身重い
● 手足の冷え
こうした症状につながります。
■ ④「冷え」＝ エネルギー生産の低下
冷えは自律神経の負担を大きくし、血流と代謝を落とし、さらにだるさを悪化させます。
● 冬は特にだるい
● 朝がつらい
● 夜の疲労感が強い
そんな方は、自律神経の冷えストレスが大きく関与しています。
くろちゃん鍼灸整体院の施術が効果的な理由
ここからは、
「なぜ当院の施術で“全身のだるさ・やる気の出なさ”が改善しやすいのか」
を一つずつ解説します。
◆ 骨盤矯正｜自律神経の中枢と血流ルートを整える
骨盤には自律神経の大きな通り道である “仙骨の自律神経（副交感神経）” が存在します。
骨盤がゆがむと、
・自律神経が落ち着かない
・血流が乱れる
・内臓の働きが低下する
・疲労が抜けにくい
という状態に陥りやすくなります。
骨盤矯正を行うことで、
● 副交感神経が働きやすくなる
● 血流が全身にスムーズにめぐる
● エネルギー生産が上がる
● 朝のだるさが軽減
● 体が軽く動かしやすくなる
といった良い変化が期待できます。
◆ 猫背矯正｜呼吸が深くなる → 酸素が増える → エネルギー回復
猫背は、自律神経が乱れている方の共通ポイントです。
猫背になると、
× 呼吸が浅くなる
× 横隔膜が固まり酸素が減る
× 脳・筋肉のエネルギー不足
× 集中力が落ちる
これらが一気に起こります。
猫背矯正で胸郭（肋骨まわり）が広がることで、
● 深い呼吸ができる
● 頭の重さが軽くなる
● やる気が戻りやすい
● 肩こり・背中の重さが改善
● 自律神経が落ち着く
といった変化につながります。
◆ 鍼灸施術｜自律神経のブレーキを整えてエネルギーを底から回復
鍼灸は、自律神経の乱れによるだるさに対して最も即効性があります。
● 自律神経の過緊張を下げる
● 血流が一気によくなる
● 全身の“気”が巡りやすくなる
● 内臓の働きが整う
● 頭がスッと軽くなる
さらに、
東洋医学的にいう「気虚」「気滞」「血虚」「冷え」のすべてにアプローチできるのが鍼灸の強み。
“体の深部の疲労” ほど鍼灸の効果が出やすい傾向があります。
◆ 頭部施術（ヘッド施術）｜脳疲労・自律神経・睡眠の質を改善
やる気の低下には「脳疲労」が深く関わっています。
・スマホやPCの見すぎ
・ストレス
・考え事が多い
・夜間の交感神経優位
これらが重なって頭皮がガチガチに。
頭部施術を行うことで、
● 副交感神経が優位になる
● 睡眠が深くなる
● 頭の重さがスッと抜ける
● 気持ちが軽くなる
● 朝のだるさが減る
こうした変化が起こり、エネルギーが戻りやすくなります。
通院の目安
● 急性期（だるさが強い時期）
→ 週２回
● リハビリ期（回復してきた時期）
→ 週１回
● メンテナンス期（良い状態を維持）
→ 月２〜３回
特に自律神経の不調は “良い状態を維持すること” が再発予防に直結します。
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