副交感神経の過剰刺激で食後に眠気が強くなる

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「ご飯を食べたあと、どうしてこんなに眠くなるんだろう…」
昼食後に強烈な眠気に襲われて、仕事や家事の集中力が一気に途切れてしまう——そんな経験、ありませんか?

この“食後の強い眠気”は単なる「食べ過ぎ」や「疲れ」だけではなく、自律神経のうち“副交感神経”が過剰に働いているサインかもしれません。副交感神経は本来「体を休ませ、回復させる神経」ですが、過剰に刺激されてしまうと、消化を優先するあまり脳や筋肉への血流が減り、意識がぼんやりしてしまうのです。

今回は、そんな食後の強い眠気の背景にある自律神経のメカニズムと、東洋医学から見た原因・対策、そしてくろちゃん鍼灸整体院での具体的な改善アプローチについて、分かりやすく解説していきます。


副交感神経とは?自律神経の“休息モード”の役割

私たちの体は「自律神経」という神経ネットワークによって、呼吸・心拍・消化・体温などを24時間自動でコントロールしています。この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、それぞれがシーソーのようにバランスをとりながら働いています。

  • 交感神経 … 活動・緊張・集中の神経(昼・運動・仕事モード)
  • 副交感神経 … 休息・修復・消化の神経(夜・睡眠・リラックスモード)

食事のあとは、体は「消化」という重要な作業に集中するために、副交感神経が優位になります。胃や腸への血流を増やし、消化酵素を分泌し、吸収や代謝を促すなど、休息と修復に必要なスイッチが入るのです。


食後の眠気が「異常に強い」時の原因とは?

ただし、次のようなサインがある場合は、単なる生理的な反応ではなく副交感神経が過剰に刺激されている状態が考えられます。

  • 食後30分以内に強い眠気が来て、立っているのもつらい
  • 会議・運転・仕事など集中しなければならない時に毎回眠くなる
  • 食事量を減らしても眠気が改善しない
  • 食後の記憶力・判断力が極端に低下する
  • 夜も眠れず、昼間だけ極端に眠くなる

これは、消化機能がうまく働いていなかったり、姿勢や筋肉の硬さで自律神経のバランスが崩れていたり、腸への血流配分が過剰になっている可能性があります。


東洋医学から見た「食後の強い眠気」

東洋医学では、食後の強い眠気は「脾(ひ)」と「胃(い)」の機能低下と密接に関係すると考えます。
脾胃は「飲食物から気(エネルギー)や血(栄養)を作り出す」消化の要。しかしここが弱ると、体は消化のために必要以上のエネルギーを使い、頭や手足へのエネルギー供給が不足して、眠気が生じるのです。

特に以下のような病証がよく見られます:

  • 脾気虚(ひききょ):エネルギーが不足し、消化吸収が弱い状態
  • 中気下陥(ちゅうきげかん):内臓の働きが下がり、消化力が低下する状態
  • 湿滞(しつたい):体内に余分な湿がたまり、代謝が鈍っている状態

このようなとき、東洋医学では「脾胃の気を高める」「気血の巡りを改善する」「湿を取り除く」治療を行い、体の中心から整えていきます。


なぜ副交感神経が過剰になるのか?代表的な4つの要因

① 猫背姿勢・骨盤の歪み

背骨や骨盤が歪んでいると、内臓の位置が下がり、消化器への物理的な圧迫が強まります。その結果、副交感神経が刺激されやすくなり、過剰反応を起こす原因になります。

② 背中・腹部の筋肉緊張

腹横筋や腸腰筋など深層筋が固まると、迷走神経(副交感神経の中枢)の伝達が乱れ、消化器系が過剰に反応しやすくなります。

③ 消化機能の低下

冷たい飲食・早食い・ストレスなどで胃腸の働きが落ちると、体は無理に消化しようとして副交感神経が強く働きすぎることがあります。

④ 自律神経リズムの乱れ

睡眠不足・不規則な生活・季節の変化などで交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、「オン・オフ」が極端になると、食後の眠気が激しくなります。


くろちゃん鍼灸整体院の改善アプローチ

● 骨盤矯正:内臓の位置と神経伝達を正す

骨盤の傾きや歪みは、内臓の位置を下げて副交感神経の刺激を強めます。当院では骨盤矯正によって内臓が正しい位置に戻るよう整え、消化器の圧迫や神経の過剰反応を減らします。
→ 結果として、消化機能の自然な働きが促され、「食後に眠くて何もできない」状態が徐々に改善していきます。


● 猫背矯正:姿勢から自律神経バランスを整える

猫背は「胸郭の硬さ」と「横隔膜の動きの制限」を生み、自律神経の調整機能を低下させます。背骨の湾曲を整えることで、迷走神経の伝達経路がスムーズになり、副交感神経が“必要なときだけ”働くようになります。


● 鍼灸施術:脾胃の働きを高め、副交感神経の過剰反応を抑制

鍼灸では、腹部・背部・足の経穴を使って脾胃の機能を高め、消化力と代謝を整えます。特に「足三里」「中脘」「脾兪」などのツボは、食後の過剰な副交感神経反応を穏やかにしてくれます。
また、自律神経の中枢である「督脈(背骨沿い)」へのアプローチも有効です。


● 頭部施術:脳血流と自律神経のスイッチをリセット

食後の眠気は「脳への血流低下」とも密接に関係しています。当院の頭部施術は、頭蓋骨や首周囲の筋肉を緩め、脳への血流と酸素供給を改善。自律神経の切り替えがスムーズになり、「食後でも集中力が持続する」体へ導きます。


通院の目安

  • 急性期(症状が強い時):週2回
  • リハビリ期(体質改善期):週1回
  • メンテナンス期(再発予防):月2〜3回

副交感神経の過剰反応は、体の深部に根づいた「クセ」でもあるため、3ヶ月〜半年程度の継続ケアで体質から整えていくのが理想です。


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まとめ

食後の眠気は「副交感神経がよく働いている証拠」でもありますが、あまりにも強く日常生活に支障をきたす場合、それは自律神経バランスの乱れです。
東洋医学では「脾胃の弱り」や「気の滞り」と捉え、体の中心から整えることで、眠気の根本改善を図ります。

骨盤・姿勢・内臓・神経・脳への包括的なアプローチで、「食後でもパフォーマンスが落ちない体」を一緒につくっていきましょう。

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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