（くろちゃん鍼灸整体院｜小田原市）
はじめに
「最近、呼吸が浅くて疲れが全然抜けない…」「寝てもスッキリしない…」「胸や肩が常に重い…」
そんな感覚はありませんか？
実はこれ、自律神経のうち“交感神経”が働きすぎているサインです。
あなたの体が常に「緊張モード」「戦闘モード」になってしまい、リラックスができず、呼吸が浅くなり、体が回復できない状態です。
そして、この状態は季節の寒暖差、ストレス、疲労の蓄積、姿勢の乱れ…
いろいろな要因で起こります。
この記事では、
●呼吸が浅くなる理由
●交感神経が働きすぎるメカニズム
●東洋医学での見方
●骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果
●通院の目安
を、これから来院される方に寄り添う“話し言葉”で丁寧にまとめています。
読み終わる頃には、「あ、私の体はこうやって疲れていたんだ」と気づき、ケア方法がはっきり見えるようになりますよ。
呼吸が浅くなるのはなぜ？
呼吸が浅いと聞くと、
「胸の筋肉が固まってる？」「肺が弱ってる？」
と思うかもしれませんが、実際は 自律神経の乱れが大きく関係 しています。
●交感神経が優位＝息が浅くなる
交感神経は「緊張・興奮」の神経。
本来は必要な働きですが、
- 忙しい
- 焦っている
- 寒暖差で体がこわばる
- 不安が続く
- スマホ・PCで首が前に落ちている
こんな状態が続くと、交感神経が休めなくなります。
すると、
呼吸が速く・浅くなり、首肩の筋肉がガチガチになり、疲れが取れない…
という悪循環に。
●東洋医学的には「気の巡りが滞っている状態」
東洋医学では、呼吸は“気の巡り”と非常に深く関連しています。
特に関係しているのは以下の臓腑です。
- 肺（呼吸を司る）
- 肝（気の巡り・自律神経のリズムを調整）
- 腎（生命力・呼吸の根本的な力）
ストレス → 肝が緊張
姿勢不良 → 肺が圧迫
疲労 → 腎のエネルギーが不足
これらが重なると、
胸が広がらず、息が浅く、疲れやすい状態 になります。
呼吸が浅いと起こる体の変化
「ちょっと息が浅いだけで、そんなに変わる？」
と思われるかもしれませんが、実は全身に影響します。
●① 疲労が抜けなくなる
深い呼吸ができない＝酸素が体に届かない。
すると筋肉が回復できず、内臓もリラックスできません。
●② めまい・不安感・睡眠の浅さ
浅い呼吸は交感神経をさらに刺激します。
つまり、
呼吸が浅い → 交感神経が興奮
→ 興奮するから呼吸がもっと浅くなる
負のループに入ります。
●③ 肩こり・首こり・頭痛
呼吸を助ける筋肉がずっと働きっぱなしになるため、ガチガチに固まってしまいます。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜ効くのか
ここからは、くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が
なぜ浅い呼吸に効果的なのかを専門的にわかりやすく説明します。
■ 骨盤矯正
「呼吸と骨盤って関係あるの？」
実は大ありです。
●骨盤の傾きが呼吸の深さを決める
骨盤が前や後ろに傾くと、
- 横隔膜が下がらない
- お腹に力が入らない
- 呼吸の圧力がうまく働かない
結果として 呼吸が浅くなる のです。
●骨盤矯正で期待できる効果
- 横隔膜が正しく動くようになる
- 肺がしっかり広がる
- 息が自然に深くなる
- 呼吸のリズムが整う
- 交感神経の緊張が抜けてくる
“無理に深呼吸しなくても自然と深くなる身体”
それが理想の状態です。
■ 猫背矯正
浅い呼吸の方はほぼ全員、猫背が強いです。
●猫背になると呼吸が浅くなる理由
- 肋骨が前に閉じる
- 胸が圧迫される
- 肺が広がらない
- 肩がすくんで横隔膜が固まる
つまり、猫背を放置して深い呼吸はありえません。
●猫背矯正で改善するポイント
- 肩が開いて胸が広がる
- 肋骨が自然に持ち上がる
- 首・肩の力が抜ける
- 呼吸筋が動きやすくなる
猫背矯正は、浅い呼吸改善には“必須”です。
■ 鍼灸施術
交感神経が働きすぎた体には、鍼灸が非常に効果的です。
●鍼灸は自律神経のバランス調整が得意
- 交感神経の興奮を落ち着かせる
- 副交感神経を高めてリラックスを促す
- 胸・首・お腹・背中の緊張をゆるめて呼吸を深くする
東洋医学的には、
- 肝 → ストレス緩和
- 肺 → 呼吸の巡り改善
- 腎 → 体の根本的な力の回復
この3つを同時に整えられるのが鍼灸の強みです。
■ 頭部施術（ドライヘッドスパ効果）
「呼吸と頭って関係あるの？」
と思われる方もいらっしゃいますが、頭部の緊張は自律神経と直結しています。
●頭部施術で期待できること
- 脳の緊張が和らぐ
- 呼吸が自然に深まる
- 目の疲れが改善し、首肩がゆるむ
- 寝つきが良くなる
- 深い睡眠が増え疲労回復が促進
特に浅い呼吸で眠りが浅い人にとっては、頭部施術は非常に相性が良い施術です。
改善のための通院ペース
呼吸が浅くなっている状態は、長くかけて作られたクセのようなものです。
一時的に軽くするだけでなく、「深い呼吸が当たり前の体」に戻すことが大切です。
●急性期（症状が強い期間）
週2回
交感神経の興奮を抑え、呼吸筋の緊張を集中的に整えます。
●リハビリ期（体が改善してきた期間）
週1回
疲労しにくい体作り、姿勢の安定、呼吸リズムの定着を行います。
●メンテナンス期
月2〜3回
深い呼吸が習慣になり、疲れにくい体を保つための調整です。
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