はじめに
「息を吸うと背中がズキッと痛む」
「深呼吸をすると、背中の奥が引っかかる感じがする」
「咳やあくびをしただけで背中が気になる」
こんな感覚、ありませんか?
病院でレントゲンやCTを撮っても「骨には異常ありません」と言われ、
湿布や痛み止めで様子見…。
でも、呼吸のたびに痛む背中は、日常生活でもかなりのストレスになりますよね。
実はこの症状、筋肉そのものよりも「筋膜の滑走不良」が大きく関係しているケースが非常に多いです。
そしてその背景には、自律神経の乱れや姿勢の崩れ、さらに**東洋医学的な「気血の滞り」**が深く関わっています。
この記事では、
・なぜ呼吸で背中が痛むのか
・自律神経との関係
・東洋医学的な見方
・くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、なぜこの症状に有効なのか
を、これから来院を考えている方にも分かりやすく、話し言葉で丁寧にお伝えしていきます。
呼吸で背中が痛む仕組み|筋膜の滑走不良とは?
背中には、
・肋骨
・背骨
・肋間筋
・広背筋
・脊柱起立筋
・横隔膜
といった、呼吸と深く関係する組織が密集しています。
そしてこれらはすべて、筋膜という薄い膜で包まれ、互いにスムーズに滑ることで正常に動いています。
ところが、
・長時間のデスクワーク
・スマホ操作
・寒さによる緊張
・ストレスによる交感神経優位
が続くと、筋膜同士がベタつき、本来の滑らかさを失ってしまうのです。
その結果、
「息を吸って胸郭が広がる」
「背中や肋骨が動く」
この動きに筋膜がついてこられず、引き伸ばされる痛みや引っかかり感として感じられます。
これが、
呼吸時に背中が痛む正体です。
自律神経が乱れると、なぜ筋膜が固まるのか?
自律神経は、
・呼吸
・血流
・筋肉の緊張
・体温調節
を無意識にコントロールしています。
ストレスや疲労、寒さが続くと、交感神経が優位になり、体は常に「戦闘モード」になります。
するとどうなるかというと、
・呼吸が浅くなる
・血流が末端まで届きにくくなる
・筋肉と筋膜が硬くなる
という状態が続いてしまいます。
特に背中は、交感神経の通り道でもあるため、無意識に力が入りやすい場所です。
本人はリラックスしているつもりでも、背中だけずっと緊張している、というケースは珍しくありません。
この状態で呼吸をしようとすると、
「動かない背中を無理に動かす」
ことになり、痛みとして表面化します。
東洋医学で見る「呼吸時の背中の痛み」
東洋医学では、呼吸は主に
・肺
・腎
・肝
と深く関係しています。
肺の働き
肺は「気」を全身に巡らせる役割があります。
肺の働きが弱ると、呼吸が浅くなり、背中(特に肩甲骨周辺)が固まりやすくなります。
腎の働き
腎は「呼吸の深さ」を支える臓腑です。
慢性的な疲労や冷えがあると、腎の力が落ち、息が入りにくくなります。
肝の働き
肝は「気の流れ」を調整します。
ストレスが多いと肝の気が滞り、肋骨周囲や背中に張りや痛みが出やすくなります。
つまり、
呼吸時の背中の痛み=気血の巡りが悪くなっているサイン
と考えます。
骨盤矯正がなぜ必要なのか?
「背中が痛いのに、なぜ骨盤?」
そう思われる方も多いですが、実はここがとても重要です。
骨盤は、背骨の土台です。
骨盤が後ろに倒れると、
・背中が丸くなる
・肋骨が下がる
・横隔膜が動きにくくなる
という状態になります。
骨盤を整えることで、
・背骨の自然なカーブが戻る
・呼吸時の背中の動きがスムーズになる
・筋膜への負担が減る
結果として、呼吸時の痛みが軽減していきます。
猫背矯正で胸郭の動きを取り戻す
猫背の状態では、胸郭が潰れたままになります。
この状態で呼吸をすると、背中側ばかりが引っ張られ、痛みが出やすくなります。
猫背矯正では、
・肩甲骨の位置
・肋骨の開き
・首と背中の連動
を整え、胸と背中が一緒に動く状態を作ります。
これにより、
「息を吸っても背中が引っ張られない」
そんな体に近づいていきます。
鍼灸施術で筋膜と自律神経にアプローチ
鍼灸は、
・筋膜の深部
・自律神経の反射点
・経絡上の滞り
に直接アプローチできる施術です。
呼吸時に痛む背中では、
・背部兪穴
・肋骨周囲
・横隔膜に関係するツボ
を使い、
筋膜の滑走を回復させていきます。
「息が入りやすくなった」
「背中の引っかかりが減った」
と、その場で変化を感じる方も少なくありません。
頭部施術で呼吸を司る神経を整える
呼吸は、脳と自律神経によってコントロールされています。
頭部が緊張していると、
・呼吸が浅くなる
・無意識に力が入る
といった状態になります。
頭部施術では、
・脳の緊張
・自律神経の切り替え
を優しく整え、呼吸そのものが楽になる状態を作ります。
背中だけを触らないのが、くろちゃん鍼灸整体院の特徴です。
通院頻度の目安
症状の改善には、段階的なケアが大切です。
急性期:週2回
→ 痛みと緊張を早く落ち着かせる時期
リハビリ期:週1回
→ 動きや呼吸のクセを整える時期
メンテナンス期:月2〜3回
→ 再発しにくい体を維持する時期
体の状態に合わせて、無理のない通院計画をご提案します。
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