はじめに
最近、「喉がずっとヒリヒリする」「乾燥している感じが取れなくて、話すだけで痛い」というご相談がとても増えています。
冬場はもちろん、エアコンの使用が増える季節には、屋内外を問わず湿度が一気に下がります。その結果、喉の粘膜がうまく潤わず、防御機能が低下し、ヒリつきや痛みを感じやすくなります。
「風邪ではないっぽいのに、喉がずっとイガイガしてつらい…」
「飴を舐めても、加湿器をつけても治りきらない…」
そんなお悩みが続くと、不安になりますよね。
実はこの“喉のヒリヒリ痛み”は、単なる乾燥だけではなく、
自律神経の乱れ、そして東洋医学でいう**「肺(はい)」の弱り**が関わっていることが多いのです。
そして、喉の症状は肩こり・猫背・呼吸の浅さ・身体の冷えとも深く関係しています。
この記事では、
- なぜ喉がヒリヒリするのか
- 自律神経と東洋医学の両面からの原因
- 当院で行う施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)が喉の症状にどう効果があるのか
- 通院の目安
- ご予約案内
まで、患者さんに寄り添う形で詳しくお伝えしていきます。
■喉がヒリヒリ痛む理由
〜乾燥で防御機能が落ちると、自律神経は過敏に〜
喉は本来、外から入るウイルスやホコリをブロックする“第一の防御壁”です。
しかし乾燥が続くと、喉の粘膜を覆っている“粘液の膜”が薄くなり、微細な刺激がダイレクトに神経へ届くようになります。
すると、身体は「守らなきゃ!」と交感神経を強めに働かせてしまい、
その結果、
- 喉の緊張が強くなる
- 痛み神経が敏感になる
- 飲み込みや声を出す際の違和感が増える
といった悪循環に入っていきます。
特に現代人は、
- マスク生活で喉の筋肉が弱りやすい
- スマホ姿勢で気道が圧迫される
- 冷暖房で空気が乾燥しやすい
このような状況が重なり、喉の粘膜が常に負担を受けやすい生活になっています。
■自律神経の観点から見る“喉のヒリつき”
喉は自律神経のうち 副交感神経 の働きによって潤いが保たれ、正常に機能しています。
しかしストレス・疲労・寒暖差・乾燥が続くと、副交感神経の働きが低下し、粘膜の分泌が弱くなります。
さらに、
●交感神経が強くなりすぎると…
- 喉の筋肉がカチッと固まりやすい
- 粘膜が乾燥してヒリヒリする
- 呼吸が浅くなる
- 声がかすれる
といった症状が現れます。
●副交感神経が弱くなると…
- 粘膜の修復が遅れる
- 乾燥ダメージから回復しにくい
- 喉の痛みが長引く
という慢性化リスクが高まります。
つまり、喉のヒリヒリ痛みは 「乾燥 × 自律神経の疲労」 が重なることで起こる症状といえます。
■東洋医学からみた喉の痛み ― “肺と気の弱り”
東洋医学では、喉は 「肺(はい)」と深く関係する場所 と考えます。
肺は呼吸だけでなく、
- 体表を守る
- 粘膜を潤す
- 免疫力を支える
といった働きを持つ臓腑です。
乾燥(燥邪)は肺を最も傷つける邪気と言われており、燥邪が肺を弱めると、
- 喉の乾き
- ヒリヒリする痛み
- 空咳
- 声がれ
- 息苦しさ
といった症状が現れやすくなります。
さらに、冷え・睡眠不足・ストレスが加わると、肺の気がさらに弱まり、
喉の粘膜も十分に潤せなくなっていきます。
■くろちゃん鍼灸整体院の施術が
なぜ“喉のヒリヒリ痛み”に効果的なのか?
当院では、喉の痛みを「喉だけの問題」とは捉えません。
喉へのダメージは、姿勢・自律神経・筋緊張・呼吸の浅さなど、全身の状態が影響しています。
ここからは、
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
がどのように喉の症状を和らげるのかを、詳しく説明します。
■① 骨盤矯正
喉の回復は“呼吸の土台”から整える
喉の粘膜を回復させるには「深く呼吸できる状態」を作ることが必要です。
骨盤が前後に傾いていると、横隔膜の動きが制限され、呼吸が浅くなり、結果的に喉の乾燥を助長してしまいます。
骨盤矯正では:
- 呼吸が深くなる
- 胸郭が広がる
- 喉にかかる負担が減る
- 自律神経の回復力が上がる
といった効果が期待できます。
呼吸が整うことで、喉の粘膜に必要な血流と潤いが戻りやすくなり、回復が早まるのです。
■② 猫背矯正
スマホ姿勢が喉の痛みを悪化させる理由
猫背になると気道が圧迫され、喉に常に負担がかかる状態になります。
特にスマホ姿勢では、あごが前に出て喉の筋肉が引っ張られ、乾燥への抵抗力が落ちてしまいます。
猫背矯正で改善できること:
- 喉の緊張がほどける
- 首・胸の筋肉が柔らかくなる
- 呼吸が自然に深くなる
- 声の出しやすさが戻る
結果的に、乾燥で弱った喉が守られやすくなります。
■③ 鍼灸施術
東洋医学の「気血水」を整え、喉の粘膜を内側から潤す
鍼灸では、肺の働きを高める経絡や、喉の炎症・乾燥反応を鎮めるツボへアプローチします。
代表的なツボとして、
- 天突(てんとつ):喉の痛みを和らげる
- 尺沢(しゃくたく):肺を潤し呼吸を整える
- 太渓(たいけい):体の潤いを補う
- 合谷(ごうこく):炎症や過敏な感覚を落ち着かせる
などを活用します。
鍼灸は副交感神経を優位にし、粘膜の回復力も引き出すため、
「のど飴では治らない痛みが改善した」という患者さんも多い施術です。
■④ 頭部施術(ヘッド)
喉と自律神経を落ち着かせる “司令塔へのアプローチ”
喉の緊張は、実は“脳疲労”が関係していることが非常に多いです。
頭皮が張っていたり、側頭部が硬いと、自律神経が興奮して喉の痛みも強まりやすくなります。
頭部施術では、
- 副交感神経が働きやすい状態へ導く
- 頭の血流を改善し、喉周囲の緊張を緩和
- リラックスして呼吸が深くなる
- 痛みへの耐性が上がる
といった効果があり、喉のヒリヒリ感が自然と軽くなっていきます。
■通院の目安
●急性期(痛みが強い時期)
週2回
乾燥や自律神経が不安定な期間は、間隔を詰めた施術で回復力を高めます。
●リハビリ期(症状が落ち着き始めたら)
週1回
喉の粘膜を再び乾燥させないためにも、自律神経の調整は必要です。
●メンテナンス期
月2〜3回
喉の乾燥・寒暖差・ストレスによる再発を防ぎます。
特に冬〜春は気候変動が激しいため、定期ケアがおすすめです。
■予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間いつでも予約可能です。
当院は施術者1人のため、
ご予約が取りづらくなる日がございます。
「つらいな…」と感じたらお早めにご連絡ください!
地域は
小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町
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