嗅覚が鈍る|鼻粘膜の血行が低下しています

自律神経 体の歪み 痛み

(くろちゃん鍼灸整体院:小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町対応)


はじめに

「最近、匂いが分かりにくい気がするんです…」
「前より香りをキャッチするまでに時間がかかる…」

そんなご相談が、寒くなる季節にとても増えます。

実は、嗅覚の低下は“鼻の問題”だけではありません。
自律神経の働きや、鼻粘膜の血流状態、そして身体全体の巡りと深く関わっています。

特に冬になると、冷えや乾燥の影響で鼻の粘膜へ送られる血流が弱まりやすく、
すると嗅覚のセンサーが十分に働かず、「匂いを感じる力」が鈍ってしまうのです。

この記事では、

  • 嗅覚が鈍る理由を分かりやすく
  • 自律神経の視点
  • 東洋医学の視点
  • 当院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように改善へ導くか
  • 小田原市周辺にお住まいの方が実際どのような通院ペースで良くなるか

までを、患者さんに寄り添う言葉で丁寧に解説していきます。

あなたの「匂いを取り戻す力」は、まだ十分残っています。
ぜひ肩の力を抜きながら読んでみてくださいね。


1. なぜ「嗅覚が鈍る」状態が起こるのか?

■ 冷えと乾燥で鼻粘膜の血行が低下する

嗅覚は、鼻の奥にある“嗅細胞”が匂い分子をキャッチすることで発生します。
ところが冬場は、

  • 外気の冷え
  • 室内の乾燥
  • 寒暖差による自律神経の乱れ

によって鼻粘膜の血流が弱まりやすい状態になります。

鼻粘膜へ血液が十分に届かないと、嗅細胞の働きが鈍くなり、
香りの情報が脳にスムーズに伝わらなくなるため、結果として嗅覚が弱まります。

「風邪じゃないのに匂いが分かりにくい」という方は、この血行低下型が非常に多いです。


2. 嗅覚の低下と自律神経の深い関係

■ 副交感神経低下 → 鼻の粘膜が乾く・萎縮する

鼻の中では、
副交感神経が粘膜の湿度や血流を整えています。

しかし、ストレス・疲労・睡眠不足・寒暖差などが積み重なると、

  • 副交感神経がうまく優位にならない
  • 鼻粘膜が乾燥しやすくなる
  • 血流が細くなる
  • においの成分が粘膜でキャッチされにくくなる

という悪循環が発生します。

つまり、

「嗅覚が鈍る=自律神経の疲れのサイン」
とも言えるのです。

■ 交感神経の過緊張も影響

意外かもしれませんが、交感神経が緊張しすぎても鼻の感度は落ちます。

  • 体が緊張して首肩が固くなる
  • 頭部と顔面の血流が低下
  • 鼻の粘膜に届く血液が減る
  • 匂いが入りにくくなる

この流れは典型的です。

スマホ・PC作業が長い方、職場でストレスが強い方は特に注意が必要です。


3. 東洋医学では「嗅覚低下」をどう見る?

東洋医学では、嗅覚は 肺と脾の気(き) に深く関連すると考えられています。

■ 肺気(はいき)の不足

肺は「鼻を司る」とされ、
肺気が弱ると、

  • 鼻が詰まりやすい
  • 匂いが感じにくい
  • 鼻粘膜の潤いが不足する

といった症状が出やすいと考えます。

特に冬は乾燥によって肺が疲弊しやすく、
嗅覚が鈍る方が一気に増えます。

■ 脾(ひ)の弱り → 気血が鼻まで届かない

脾は胃腸の働きと密接で、
脾が弱ると気血(エネルギーと栄養)の生産が不十分になり、
鼻粘膜への「供給力」が落ちます。

「季節問わず匂いが分かりづらい」という方は、
脾虚タイプのことが多い傾向です。

■ 気滞(きたい) → ストレスで巡りが悪くなる

ストレスで気の流れが滞ると、
顔まわりの血行も悪くなり、
嗅覚が低下します。

東洋医学ではこれを「気が上に昇りきらない状態」と表現します。


4. 当院で行う矯正・施術が嗅覚低下にどのように役立つのか

嗅覚が鈍る根本原因には 血流低下・自律神経の乱れ・頭顔部の緊張 が複雑に絡みます。
そのため、当院では単なる「鼻だけの施術」ではなく、
全身と自律神経を整えるアプローチを行います。


4-1. 骨盤矯正|全身循環を底上げして鼻粘膜へ血を届ける

骨盤は、全身の血流と自律神経の基盤です。
骨盤がゆがむと、

  • 下半身に血が滞る
  • 上半身の血流が不安定
  • 代謝低下 → 冷えやすくなる
  • 副交感神経が働きにくくなる

といった状態になり、鼻の粘膜も十分な循環を受けられません。

骨盤矯正で歪みを整えることで、

  • 全身の血流がスムーズになる
  • 副交感神経が優位になりやすい体へ
  • 鼻粘膜のうるおい・血流が改善

という、嗅覚改善に欠かせない土台が整います。

「鼻の症状なのに骨盤?」
と思う方もいますが、全身循環と自律神経の回復には必須なのです。


4-2. 猫背矯正|首・顔への血流を改善し鼻のセンサーを活性化

猫背になると、

  • 首肩が前に引っ張られる
  • 頭部の血流が落ちる
  • 顔面の筋肉や粘膜が冷える
  • 鼻の働きが弱まる

という流れが起こります。

また、猫背姿勢は交感神経を緊張させる姿勢でもあります。

猫背矯正を行うと、

  • 胸が開き呼吸が深くなる
  • 頭・顔面の血流が改善
  • 鼻粘膜が温まり、嗅細胞が働きやすくなる
  • 自律神経が安定

と、匂いを感じる力が戻りやすくなります。

長時間のスマホ姿勢が多い方は非常に効果的です。


4-3. 鍼灸施術|鼻粘膜・自律神経・巡りのすべてへ直接アプローチ

鍼灸は嗅覚の回復に非常に相性が良い施術です。

■ 鼻の周囲のツボ

迎香(げいこう)・上迎香・印堂などのツボは、
鼻粘膜の血流を高め、鼻の通りを改善します。

■ 自律神経の調整

内臓や背中のツボを使うことで、
副交感神経が優位になりやすくなり、
乾燥した鼻粘膜がうるおいを取り戻します。

■ 東洋医学でいう肺気・脾気を補う

肺・脾の失調を整えるツボを組み合わせることで、
「匂いを感じる力そのもの」を底上げします。

匂いが今より鮮明になる可能性を高める施術と言っても過言ではありません。


4-4. 頭部施術(ドライヘッドスパ)|頭部の血行を一気に回復

嗅覚の情報は、鼻から脳へ直接伝わります。
そのため、頭部の血行の悪さは嗅覚低下と非常に相性が悪いです。

頭部施術では、

  • 頭皮の固さをゆるめる
  • 前頭部〜側頭部の筋膜をリリース
  • 脳への血流アップ
  • 鼻粘膜へつながる血管も改善

という変化が起こり、
匂いの信号が脳へ届きやすくなる状態を作ります。

脳疲労が強い方、寝てもスッキリしない方は特に有効です。


5. 嗅覚が鈍い方におすすめの通院ペース

嗅覚の低下は、改善の速度に個人差があります。
しかし多くの場合、自律神経の回復ペースに合わせると効果的です。


■ 急性期(症状が強い時期)

週2回
→ 自律神経と血流の立て直しを集中して行います。

■ リハビリ期(改善してきた段階)

週1回
→ 再発しないよう巡りと姿勢の安定を図ります。

■ メンテナンス期(維持・予防)

月2〜3回
→ 季節変動や疲労、寒暖差で嗅覚が再び落ちないようサポート。

当院は施術者が1人のため予約枠がすぐ埋まりやすくなります。
気になる方は早めのご予約をお願いいたします。


6. 予約方法(24時間受付)

  • LINE予約(24時間OK)
  • ホームページからのWEB予約(24時間OK)

「匂いが戻らない…」と悩んでいた多くの方が改善へ向かっています。
早めに整えるほど改善もスムーズです。


まとめ|嗅覚が鈍るのは“身体が助けを求めているサイン”

嗅覚の低下は、鼻だけの問題ではなく

  • 自律神経の乱れ
  • 冷え
  • 姿勢
  • 頭の緊張
  • 東洋医学でいう肺気・脾気の不足

など、全身の機能低下が重なって起こる症状です。

でも大丈夫。
あなたの身体には、回復する力が十分に備わっています。

くろちゃん鍼灸整体院では、
嗅覚の改善だけでなく、
「匂いを感じる力が戻り、生活がラクになる身体」を一緒に作っていきます。


【*効果には個人差があります】

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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