夕方になるとまぶたが重くなる|自律神経の切り替えが遅れています

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「仕事が終わるころになると、まぶたが重くなって視界がかすむ」「夕方になると頭がボーッとして集中できない」――そんな経験はありませんか?
実はそれ、自律神経の“切り替えの遅れ”が関係しているかもしれません。

朝から昼にかけては交感神経が優位になり、体も頭も活動的に働きます。ところが、夕方になると本来は副交感神経へと切り替わって、体を休ませる準備を始める時間帯。しかし、その切り替えがうまくいかないと、脳や目の疲れが抜けず、まぶたが重くなったり、眠気のような倦怠感が出てしまいます。

今回は、くろちゃん鍼灸整体院が考える「夕方になるとまぶたが重くなる」状態のメカニズムを、自律神経の観点と東洋医学の視点の両面から詳しく解説し、改善に向けた施術法をご紹介します。


自律神経のリズムと「まぶたの重さ」の関係

● 交感神経と副交感神経の切り替えが鍵

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、昼と夜でシーソーのようにバランスをとっています。
朝は交感神経が優位となり、血圧を上げ、筋肉や目を活動モードに。
夕方になると副交感神経へと切り替わり、体をリラックス状態へ導くはずです。

しかし、長時間のデスクワークやスマートフォンの光刺激、精神的ストレス、コーヒーやエナジードリンクの摂取などにより、この切り替えがスムーズにいかなくなります。
結果として、交感神経が長時間優位のままになり、眼球周囲の筋肉が緊張し続け、まぶたが重くなるのです。


東洋医学から見る「夕方のまぶたの重さ」

東洋医学では、まぶたの重さは単なる疲れではなく、「気(エネルギー)」と「血(けつ)」の巡りが滞っているサインと考えます。
特に、以下の3つの要因が関係します。

● ① 脾(ひ)の弱りによる「気のだるさ」

夕方の疲れやまぶたの重さは、「脾虚(ひきょ)」という状態に近いとされます。
脾は食べ物をエネルギーに変える臓腑ですが、冷たい飲み物や食事の偏り、ストレスによって機能が低下すると、全身に気を送る力が弱まります。
結果、上半身に気が届かず、目のまわりに「だるさ」「重さ」といった症状が現れます。

● ② 肝(かん)の働きの滞りによる「血の巡りの悪化」

肝は「血の貯蔵庫」であり、目と深く関わります。
夕方になると肝のエネルギーが不足し、血が目まで届きにくくなることで、ピントが合いにくい・まぶたが下がるといった状態に。

● ③ 腎(じん)のエネルギー不足による「夕方のだるさ」

長時間の労働・睡眠不足・過度な思考は「腎精」を消耗させます。
腎の弱りは全身のエネルギー低下を招き、特に夕方以降に疲労感として現れます。
これはいわば「体の電池切れ」状態です。


日常に潜む原因と悪循環

  1. 長時間のパソコン作業やスマホ使用
     →ブルーライトが脳を覚醒状態に保ち、交感神経が休まらない。
  2. カフェインの過剰摂取
     →夕方まで交感神経を刺激し、副交感神経への切り替えを妨げる。
  3. ストレスによる緊張状態の持続
     →「戦う・逃げる」反応が常にオンになり、まぶたを動かす筋肉が硬直。
  4. 姿勢の崩れによる血流不足
     →猫背姿勢では頚部の血流が滞り、眼への酸素供給が低下。

くろちゃん鍼灸整体院での改善アプローチ

① 骨盤矯正で自律神経の基盤を整える

骨盤は体の“土台”であり、自律神経の中枢(脊髄)を支える柱でもあります。
骨盤の歪みがあると、背骨全体がねじれ、交感神経が過剰に刺激されやすくなります。
当院の骨盤矯正では、骨盤の傾きやねじれをソフトに整えることで、全身の神経伝達をスムーズにし、自律神経の切り替え力を取り戻します。

特に夕方にまぶたが重くなる方は、「仙骨周囲の緊張」が強いケースが多く見られます。
ここを解放することで、脳への血流が改善し、頭の重さや目の疲れが軽減していきます。


② 猫背矯正で首と肩の血流を改善

パソコンやスマホで前傾姿勢が続くと、首の後ろ(後頭下筋群)が硬くなり、眼精疲労を悪化させます。
猫背矯正によって胸郭を開き、頭を支える筋肉の緊張を取ることで、脳と目への酸素供給が回復します。

姿勢が整うと、首の交感神経への圧迫も減り、「夕方のまぶたの重さ」だけでなく、頭のぼんやり感・肩のこりも同時に改善していきます。


③ 鍼灸施術で自律神経のスイッチを正常化

鍼灸は自律神経の調整に非常に効果的です。
目の周囲・頭部・首・背中・手足などにあるツボを用いて、交感神経の緊張を緩め、副交感神経を働かせていきます。

代表的なツボとしては、

  • 風池(ふうち):後頭部にあり、目の疲れや頭重感を和らげる
  • 太陽(たいよう):こめかみにあり、眼精疲労や目の充血に有効
  • 合谷(ごうこく):手の甲にあり、全身の緊張をゆるめる

施術後は、目の奥がスッと軽くなり、まぶたが開きやすくなる方が多くいらっしゃいます。
鍼の刺激によって脳内の血流が改善し、自然に自律神経のリズムが整っていくのです。


④ 頭部施術で脳の疲労をリセット

頭の筋肉(前頭筋・側頭筋・後頭筋)は、思考やストレスの影響を受けやすい場所。
夕方にまぶたが重くなる人は、脳が「過活動」で熱を帯びているケースが多いです。

当院の頭部施術(ヘッドバランス調整)は、優しい手技で頭全体の筋膜をゆるめ、頭蓋内の血液やリンパの流れを促進します。
「脳のクールダウン」が起こり、交感神経の興奮が静まり、目の疲れ・思考の重さ・睡眠の質が改善されていきます。


通院の目安

  • 急性期(強い疲労・目の重さが続く時期):週2回
  • リハビリ期(症状が軽くなってきた時期):週1回
  • メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2〜3回

定期的なケアを行うことで、自律神経のリズムが安定し、季節や天候の変化にも影響されにくい体質へと変化していきます。


自宅でできるセルフケア

  1. 夕方17時以降はスマホ・PCのブルーライトを軽減
     →ナイトモードの活用や、ブルーライトカット眼鏡を使いましょう。
  2. 軽いストレッチで呼吸を整える
     →肩を回す・深呼吸を3回繰り返すだけでも、副交感神経が働き始めます。
  3. 温かいお茶で「脾」を温める
     →常温以上の温度の飲み物を選ぶことで、気血の流れがスムーズに。
  4. 20時以降のカフェインを控える
     →交感神経を刺激しない工夫で、体のリズムが整います。

まとめ

夕方になるとまぶたが重くなるのは、「疲れ」だけでなく、自律神経の切り替えが遅れているサインです。
交感神経が長く働き続け、副交感神経が十分に機能しないことで、脳と目のリラックスが阻まれています。

東洋医学的には、脾・肝・腎のエネルギー低下や気血の巡りの滞りが関係し、全身のバランスが崩れた結果としてまぶたの重さが現れます。

くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、全身の自律神経を整えることで、まぶたの重さだけでなく、慢性的な疲労感や睡眠の質の低下まで改善へと導きます。


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