はじめに
「昼間は問題ないのに、夕方になると急に目が霞んで見えにくくなる」
そんなお悩みを感じていませんか?
パソコンやスマホ、長時間の車の運転、季節の変わり目や気圧の変動など…
原因がはっきりしないまま「なんとなく目が疲れる」「ピントが合いづらい」と感じている方は多くいらっしゃいます。
実はその背景には、“自律神経の乱れ”が深く関係しています。
特に夕方は、体のエネルギーが低下し、副交感神経が優位になり始める時間帯。
その切り替えがうまくいかないと、眼球を動かす筋肉(眼筋)の働きが不安定になり、ピント調整が乱れやすくなるのです。
この記事では、
- なぜ夕方になると目が霞むのか
- 自律神経のメカニズムと東洋医学の視点
- 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善法
を、やさしい言葉で詳しくお話していきます。
1. 夕方になると目が霞むのはなぜ?
● 一日の疲労と自律神経の切り替え不良
夕方になると交感神経(活動モード)から副交感神経(リラックスモード)へ切り替わります。
しかし、日中のストレスや姿勢の崩れ、ブルーライトの刺激などで交感神経が過剰に働いたままだと、この切り替えがスムーズに行われません。
結果として、
- 目の周囲の血流が悪くなる
- 毛様体筋(ピント調整筋)が硬くなる
- 瞳孔の開閉反応が鈍くなる
といったことが起こり、「霞んで見える」「焦点が合わない」という不調に繋がります。
● パソコン・スマホによる眼精疲労
現代人の多くが避けられないのが「デジタル疲労」。
画面を見る時間が長くなると、瞬きが減り、涙の分泌も減少。
乾燥による刺激が自律神経に影響し、交感神経が興奮状態に。
これが眼筋の緊張を高めてピント調整を狂わせてしまいます。
2. 自律神経が関係する“目の霞み”の仕組み
● 交感神経と副交感神経の役割
- 交感神経:瞳孔を広げ、遠くを見るのに有利
- 副交感神経:瞳孔を縮め、近くを見るのに有利
この2つのバランスで、私たちはスムーズにピントを合わせています。
しかし、交感神経が働きすぎると「遠くに焦点が固定」、副交感神経が優位すぎると「近くに固定」となり、どちらのバランスも崩れると霞んでしまうのです。
● ストレスと目の血流低下
ストレスが続くと、全身の血管が収縮して眼球への血流も低下します。
眼筋や視神経は非常に血流に敏感な組織。酸素が足りなくなるとすぐに疲労を感じ、ピントを合わせにくくなります。
3. 東洋医学からみた「夕方の目の霞み」
東洋医学では、目の働きは「肝(かん)」と深く関係しています。
「肝は目に開竅する」といい、肝のエネルギー(肝血)が不足したり滞ったりすると、視力の低下・霞み・乾燥・疲れなどが現れます。
● 肝血虚(かんけっきょ)
血が不足して目に十分な栄養が届かない状態。
夕方や夜に霞みやすくなるのは典型的な症状です。
長時間の仕事、睡眠不足、ストレスで起こりやすい傾向があります。
● 肝気鬱結(かんきうっけつ)
ストレスや感情の抑圧によって気が滞るタイプ。
目の奥の重だるさ、ピクピクする、光が眩しく感じるなどが出やすくなります。
● 東洋医学的な対策
- 目だけでなく「全身の巡り」を整える
- 肝の働きを助ける食材(しじみ、黒ごま、ブルーベリー)
- ストレス発散や深呼吸で気の巡りを促す
4. 姿勢と骨格の乱れが目の霞みに関係している?
● 猫背や骨盤の歪みが首・頭部の血流を妨げる
長時間のデスクワークやスマホ姿勢により、首・肩まわりの筋肉が硬くなります。
この緊張は後頭部から眼球へ向かう血流・神経の伝達を妨げ、目のピント調整力を低下させます。
また、骨盤の歪みが全身の姿勢を歪ませ、頭部の位置を前方に傾けることで、さらに眼精疲労を悪化させます。
5. くろちゃん鍼灸整体院の施術での改善アプローチ
● 骨盤矯正
目の不調でも骨盤から整える理由は、全身の血流と姿勢バランスを根本から安定させるため。
骨盤の傾きが整うことで、背骨全体のラインが真っすぐになり、頭部・眼球への血流が改善します。
● 猫背矯正
背中が丸まると、首の前側が圧迫され、眼球への血流・神経伝達が低下。
猫背矯正で肩甲骨を開き、頸部をリラックスさせることで、目の奥のこわばりが取れ、ピントの切り替えがスムーズになります。
● 鍼灸施術
東洋医学の観点から「肝血の巡り」を整え、眼精疲労を根本から改善。
特に効果的なツボ:
- 太衝(たいしょう):肝の気を巡らせ、イライラを緩和
- 風池(ふうち)・天柱(てんちゅう):後頭部から眼球への血流改善
- 攅竹(さんちく)・睛明(せいめい):目の周囲の筋肉をゆるめ、疲れを軽減
鍼で局所と全身のバランスを取ることで、目だけでなく頭重感・肩こり・集中力低下にも効果が期待できます。
● 頭部施術
頭皮や側頭部には、目の動きと連動する筋肉が多く存在します。
頭部施術では、硬くなった筋膜をやさしく緩め、自律神経の中枢である「延髄・視床下部」に働きかけます。
これにより、交感神経と副交感神経のバランスをリセットし、目の奥のこわばりがスッと抜けていきます。
6. 通院の目安とケアの流れ
- 急性期(目の疲れや霞みが強い時期):週2回
- リハビリ期(回復傾向にある時期):週1回
- メンテナンス期(安定維持):月2〜3回
症状の深さや生活環境によって個人差はありますが、
多くの方が3〜5回の施術で「夕方の霞みが軽くなった」と実感されています。
ご予約は LINE・ホームページから24時間受付中。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっておりますので、お早めにご連絡ください。
まとめ
夕方に目が霞むのは、単なる疲れではなく「自律神経の乱れ」のサインです。
交感神経と副交感神経の切り替えが乱れ、眼球の筋肉が緊張・弛緩できなくなることでピントが合わなくなります。
東洋医学的には「肝血の不足」「気の滞り」と考えられ、全身の巡りを整えることが改善への近道。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術の4つのアプローチで、
自律神経のバランスと眼球の筋肉を同時に整え、再発しにくい体を目指します。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE![]()






コメント