はじめに
「夜になると眠くならない」「布団に入っても頭が冴えてしまって寝つけない」——そんなお悩みを抱えていませんか? 昼間は眠いのに、夜になるとスイッチが入ったように頭が冴える。これは決して気のせいではなく、自律神経のバランスが乱れているサインです。特に交感神経がオフにならず、脳が休息モードに切り替わらないことで、睡眠のリズムが崩れてしまうのです。
くろちゃん鍼灸整体院では、このような「夜に眠れない」「寝ても浅い眠りが続く」などの悩みを、自律神経と東洋医学の両面から丁寧に整える施術を行っています。本記事では、なぜ夜に頭が冴えるのか、その背景にある自律神経と東洋医学的な仕組み、そして当院の施術でどのように改善していくのかを詳しくお伝えします。
◆ 眠れない夜の原因は「交感神経のスイッチが切れない」
自律神経は、活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」がシーソーのようにバランスを取りながら働いています。昼間は交感神経が活発に働き、夜になると副交感神経が優位になることで自然な眠気が訪れます。
しかし、現代人はスマートフォンやパソコン、夜遅くまでの仕事、ストレスなどによって常に交感神経が優位な状態が続きがちです。交感神経は“戦う神経”とも呼ばれ、心拍数を上げ、脳を活発にする働きがあります。この神経がオフにならないと、夜でも脳は「まだ活動する時間だ」と誤認し、眠気がこなくなってしまうのです。
◇ 交感神経が夜も活発になる要因
- 寝る直前までスマートフォンやPCを使っている(ブルーライト刺激)
- ストレスや不安で頭の中の考え事が止まらない
- 寝る直前の飲食やカフェイン摂取
- 運動不足や生活リズムの乱れ
これらが重なると、交感神経が優位なまま夜を迎え、睡眠のスイッチが入らなくなります。
◆ 東洋医学からみた「夜に頭が冴える」原因
東洋医学では、夜の眠りは「陰」の時間であり、体と心を休めてエネルギーを回復する時間とされています。そのため夜眠れない状態は、「陰陽のバランスの乱れ」や「心・肝・腎」の働きに関わる不調として捉えられます。
◇ 「心火旺(しんかおう)」:心の火が燃えすぎている状態
心(しん)は東洋医学で“精神活動”を司る臓です。心火が旺盛になると、思考が止まらず、夜になっても気が高ぶり眠れません。ストレスや過度な思考、心配ごとが続くとこの状態に陥りやすいです。
◇ 「肝気鬱結(かんきうっけつ)」:ストレスで気が滞っている
肝は“気の流れ”をコントロールする臓です。日中の緊張やイライラが抜けずに夜まで続くと、肝のエネルギーが滞り、リラックスできなくなります。結果として交感神経が優位なまま夜を迎えてしまうのです。
◇ 「腎陰虚(じんいんきょ)」:体のエネルギーが消耗している
腎は“生命エネルギーの貯蔵庫”ともいわれ、陰(冷やす・休む)エネルギーの源です。腎陰が不足すると体が熱っぽくなり、眠りが浅くなります。年齢や慢性疲労、夜更かしの積み重ねによって起こりやすい状態です。
◆ 当院の施術:交感神経を落ち着かせ、脳を休める4つの柱
① 骨盤矯正で「全身の自律神経バランス」を整える
骨盤の歪みは、背骨を通る自律神経の伝達にも影響します。骨盤を整えることで背骨のゆがみが解消され、自律神経が正しく切り替わるようになります。特に「交感神経のオーバーワーク」を鎮め、リラックスしやすい状態へ導きます。
② 猫背矯正で「呼吸を深く」してリラックス反応を促す
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、浅い呼吸になりがちです。呼吸が浅いと酸素が脳に届かず、常に緊張状態が続きます。猫背矯正によって胸が開くことで副交感神経が優位に働きやすくなり、眠る準備がスムーズに整います。
③ 鍼灸施術で「自律神経のスイッチ」を調整
東洋医学の鍼灸は、自律神経のバランスを直接整える有効な方法です。特に「百会」「神門」「内関」「足三里」などのツボを中心に施術することで、脳の興奮を鎮め、リラックスホルモンの分泌を促します。深部体温が下がり、自然な眠気が訪れるようになります。
④ 頭部施術で「脳の緊張」をゆるめる
頭皮やこめかみ、後頭部を中心とした頭部施術は、直接的に脳の血流を改善し、過剰な興奮を抑えます。副交感神経を刺激することで「ふわっと眠くなる」ような心地よい感覚を引き出し、深い睡眠へ導きます。
◆ 自律神経を整える生活習慣のポイント
- 寝る1時間前にはスマホやパソコンの使用を控える
- 就寝前にぬるめのお風呂でリラックス
- 寝室の照明を落としてメラトニン分泌を促す
- 寝る前のストレッチや深呼吸を習慣化
- 朝日を浴びて体内時計をリセット
日常のちょっとした工夫で、自律神経の切り替えがスムーズになります。
◆ 通院の目安とご予約について
眠れない状態が続いている方は、体と心の両方に負担がかかっています。改善には「継続的なケア」が大切です。
- 急性期:週2回(自律神経を安定させる期間)
- リハビリ期:週1回(睡眠リズムを整える期間)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発予防・体調維持)
ご予約はLINE・ホームページから24時間受付中です。施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
まとめ
「夜になると頭が冴える」状態は、決して意志の問題ではありません。交感神経がオフにならず、脳が休めないために起こる体のサインです。東洋医学では心・肝・腎の乱れと考えられ、鍼灸や骨盤矯正、猫背矯正、頭部施術によって整えることで、自然な眠気と深い睡眠が取り戻せます。
夜にしっかり眠ることは、翌日のパフォーマンスを上げ、体の回復にもつながります。眠れない夜が続いている方は、ぜひ一度くろちゃん鍼灸整体院へご相談ください。
【*効果には個人差があります】
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