〜自律神経と東洋医学からのアプローチ〜
はじめに
「夜中に何度も目が覚めてしまう」「眠りが浅く、朝までぐっすり眠れない」――そんなお悩みを抱えている方はとても多いです。
特に40代以降になると、自律神経の切り替えがスムーズにいかず、本来なら眠りを深めるはずの副交感神経が優位にならないまま、交感神経が働き続けてしまうことがあります。
この状態が続くと、心身が十分に休まらず、疲労感や集中力の低下、さらには体調不良につながっていきます。
今回は「夜中に目が覚める」という症状を、自律神経と東洋医学の両面から解説し、当院での施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がどのように改善へと導くかを詳しくお伝えします。
自律神経と睡眠の関係
副交感神経が働かないと眠りが浅くなる
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。
昼間は交感神経が優位となり、活動的に過ごせます。夜になると副交感神経が優位になり、心身を休める準備が整うのが正常な流れです。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れにより交感神経が夜間も過剰に働き続けると、体はリラックスできず、眠りが浅いまま夜中に目が覚めてしまうのです。
夜中に目が覚める原因の一例
- ストレスによる交感神経の過剰活動
- 就寝前のスマホやPCの使用による脳の興奮
- アルコールやカフェインの摂取
- 姿勢不良による呼吸の浅さ
- 自律神経の調整力低下
東洋医学からみる夜中の中途覚醒
東洋医学では「夜は陰が盛んになり、陽は収まる」と考えます。つまり、夜は心身を鎮める「陰」の力で眠りが深まるのです。
しかし、気血の巡りが乱れたり、五臓六腑の働きに不調があると「陰陽のバランス」が崩れ、夜間に安定して眠れなくなります。
考えられる東洋医学的病証
- 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスで肝の働きが滞り、眠りが浅くなる
- 心脾両虚(しんぴりょうきょ):心と脾のエネルギー不足で、夢が多く途中で目が覚める
- 腎陰虚(じんいんきょ):腎の陰が不足し、夜間に火照りや不安感で覚醒する
これらは単に「眠れない」という症状だけでなく、日中の倦怠感・不安感・イライラなども引き起こします。
当院の施術による改善アプローチ
1. 骨盤矯正
骨盤の歪みは自律神経の通り道である脊髄周囲に影響を及ぼします。
骨盤を正しく整えることで、神経伝達や血流がスムーズになり、副交感神経が働きやすい環境を作ります。
2. 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと交感神経が優位に働き続け、眠りが浅くなります。
猫背矯正で胸を開き、深い呼吸を取り戻すことで、自然にリラックスできる体になります。
3. 鍼灸施術
自律神経の調整に有効な経穴(ツボ)を用います。
- 安眠(あんみん):不眠や中途覚醒に有効
- 神門(しんもん):心を安定させる
- 三陰交(さんいんこう):気血の巡りを整え、陰陽バランスを安定
鍼灸により体の気血が巡り、副交感神経が働きやすい状態を作ります。
4. 頭部施術
頭皮や側頭部の緊張は、自律神経の乱れと直結します。
当院の頭部施術は、脳の緊張を和らげ、副交感神経をスムーズに働かせる効果が期待できます。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
症状の強さや生活リズムに合わせて、段階的にケアを続けていくことが重要です。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、予約が埋まりやすい状況です。お早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
夜中に目が覚めてしまうのは「副交感神経が優位にならない」という自律神経の切り替えの問題が大きく関わっています。
また、東洋医学的には五臓六腑の不調や気血の乱れが背景にあることも多いです。
当院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、自然に眠れる体づくりをサポートしています。
「夜中に起きてしまう」「眠りが浅い」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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