~熱が盛んで、すぐにトイレに行きたくなるあなたへ~
東洋医学で読み解く「大腸実熱」とは
東洋医学において「大腸実熱(だいちょうじつねつ)」とは、腸内に過剰な熱がこもった状態を指します。この熱は、飲食の不摂生(辛いもの・揚げ物・アルコールの過剰摂取)、ストレス、便秘からの悪化、あるいは外邪(暑さ・湿気)によって引き起こされることが多いです。
大腸実熱の主な症状:
- 急な便意とともに頻回の排便
- 便は悪臭を放ち、黄色~褐色で粘っこい
- 肛門に灼熱感がある
- 腹痛、腹鳴(ぐるぐる音)
- 口が苦く、口臭が強い
- 舌は赤く、黄色い厚苔が見られる
- イライラや顔の赤みなど熱症状が同時に現れることも
このような症状は、「腸の気」が熱によって過剰に刺激され、蠕動運動が激しくなっている状態です。つまり、腸が「過活動」しており、結果として下痢や便意の急迫が起こってしまうのです。
実熱の発生メカニズム
- 胃腸に熱がたまりやすい体質(陽盛体質)
- ストレスによる「肝火」の横逆で腸に熱を移すケース
- 食滞(未消化物の停滞)から熱化して炎症へ
- 外界からの暑邪・湿熱の侵入
西洋医学との対比
西洋医学ではこの状態を「感染性腸炎や過敏性腸症候群のうち下痢型」と診断されることもあります。しかし、東洋医学では「腸の熱を冷まし、気の流れを整え、体の調和を回復する」ことを目的とした調整が行われます。
くろちゃん鍼灸整体院の4つのアプローチ
① 骨盤矯正で腸の働きを整える
骨盤の歪みは腸の位置や血流に影響を及ぼし、腸の排泄運動が乱れる原因になります。骨盤を整えることで、腸の血流が改善され、熱のこもりも鎮まりやすくなります。
▶効果:
- 腸の過剰な蠕動を抑制
- 骨盤内の熱感の排出促進
- 排便リズムの安定化
② 猫背矯正で自律神経を安定化
猫背によって前傾した姿勢は腹部を圧迫し、腸の動きに悪影響を与えます。また、背骨の歪みが自律神経の乱れを引き起こし、下痢や便意の過剰反応を助長します。
▶効果:
- 交感神経・副交感神経のバランスを回復
- 腸管の調節機能を安定化
- 胃腸の過剰な緊張を和らげる
③ 鍼灸施術で大腸の熱を冷ます
熱を冷ます「瀉法(しゃほう)」を中心に施術を行います。使用する経穴には、大腸経、胃経、足の陽明経などの熱を排出するポイントを選びます。
▶使用する経穴例:
- 曲池(きょくち)
- 合谷(ごうこく)
- 天枢(てんすう)
- 足三里(あしさんり)
- 陰陵泉(いんりょうせん)
▶効果:
- 大腸内の熱を排出
- 排便の勢いを穏やかにする
- 肛門灼熱感や腹痛の軽減
④ 頭部施術でストレス由来の腸反応を鎮める
現代ではストレス性の腸トラブルも多く見られます。頭部施術により**脳と腸の関連(腸脳相関)**を整え、精神面の緊張や過敏反応を抑える効果が期待されます。
▶効果:
- 脳の興奮状態を鎮静化
- 自律神経と腸のつながりをリセット
- 気の滞り(気滞)もスムーズに
通院の目安
- 急性期(症状が激しい時):週2回の施術
- リハビリ期(症状の安定期):週1回の施術
- メンテナンス期(再発予防):月2~3回の定期ケア
ご予約方法
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