猫背が続くと呼吸が浅くなり、熱を放出できなくなります
はじめに
猛暑が続く日本の夏。熱中症に注意が必要な季節ですが、実は「姿勢の悪さ」が熱中症のリスクを高めることをご存じでしょうか?
特に、デスクワークやスマホの使いすぎで猫背姿勢が定着している方は要注意。背中が丸まることで呼吸が浅くなり、体温調節がうまくいかなくなることがあるのです。
さらに、姿勢の悪化は自律神経のバランスにも悪影響を及ぼします。今回は、なぜ姿勢の悪さが自律神経を乱し、熱中症の引き金になるのかを、東洋医学の視点も交えて詳しく解説いたします。
姿勢の悪さと自律神経の関係性
私たちの身体は、無意識のうちに自律神経が体温や血流、内臓機能などをコントロールしています。
しかし、猫背などの不良姿勢が続くと、以下のような連鎖が起こります:
- 胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなる
- 酸素供給が不足し、交感神経が過剰に働く
- 筋肉の緊張が慢性化し、血流が悪化
- 汗をかいて体温を調整する機能が低下
- 結果として、熱がこもりやすくなり熱中症のリスクが上昇
つまり、姿勢の悪化が呼吸や血流、自律神経機能を乱し、体温調節が難しくなる構造が背景にあります。
東洋医学から見た「猫背と熱中症のつながり」
東洋医学では、姿勢や呼吸は「気血水の巡り」と密接に関係しています。
● 猫背による「肺気の失調」
肺は気を巡らせ、外邪から身体を守る「衛気(えき)」を司るとされます。猫背で胸郭が閉じると肺の働きが弱まり、呼吸が浅くなり、衛気の生成不足=体温調節の失敗につながります。
● 気滞(きたい)による熱こもり
猫背やストレスで気の流れが滞ると「気滞」と呼ばれる状態になります。気滞が続くと熱がこもり、顔のほてり・イライラ・発汗異常など、熱中症に近い症状を招きます。
● 背中=督脈の流れの停滞
背骨には「督脈(とくみゃく)」という気の流れの幹線が通ります。猫背により督脈の流れが詰まると、全身の気の調整も乱れ、**自律神経的な症状(めまい・倦怠感)**も出現しやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術による改善アプローチ
◎ 骨盤矯正
骨盤の歪みは背骨や肩甲骨の可動性にも影響し、猫背を助長します。骨盤を正しく整えることで、姿勢が安定し、呼吸が深くなる体づくりをサポートします。
◎ 猫背矯正
背中が丸まることで圧迫された胸郭を広げ、肺の拡張を促進。呼吸機能が改善し、自律神経が整いやすい環境をつくります。
◎ 鍼灸施術
東洋医学に基づき、「肺経」「督脈」「膀胱経」などを中心に施術することで、気の巡りを促し、**深部の熱を放散させる力(清泄作用)**を高めます。
また、交感神経の過緊張を緩めることで、発汗調整や内臓の働きを回復へ導きます。
◎ 頭部施術(ヘッドケア)
自律神経の中枢である脳と視床下部にアプローチすることで、深いリラクゼーションをもたらし、体温調節の司令塔の働きを整えることができます。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(改善し始めた時期):週1回
- メンテナンス期(症状が安定してきた時期):月2~3回の定期施術
身体に熱がこもりやすい夏季は、定期的なメンテナンスで自律神経と姿勢のバランスを整えることが大切です。
ご予約は24時間受付中!
当院ではLINE・ホームページから24時間いつでも予約可能です。
「なんだか暑さに弱くなった」「だるさやほてりが取れない」「猫背をどうにかしたい」
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