季節性ホルモン低下で腹部に冷えが集中する

自律神経 体の歪み 痛み

〜自律神経と東洋医学の視点から、原因と改善法を徹底解説〜


はじめに

「最近、お腹だけが妙に冷える」「手足は温かいのに、みぞおちから下が氷のように冷たい」——そんな違和感を感じていませんか?
それは単なる「冷え性」ではなく、季節の変わり目に起こるホルモンバランスの変動自律神経のリズムの乱れが関係しているかもしれません。

特に秋から冬にかけては、日照時間が短くなり、気温も急激に下がっていくため、体内のホルモン分泌が季節性の変化を受けやすい時期です。女性ホルモンや副腎ホルモン、甲状腺ホルモンなどの分泌量が微妙に変わることで、自律神経のバランスが崩れ、体温調節の中枢がうまく働かなくなります。

その結果、血液が内臓の方へ集中してしまったり、逆に皮膚表面の血流が優先されて腹部への血流が滞ったりして、「お腹だけが冷える」という現象が起こるのです。

今回は、こうした「季節性ホルモン低下による腹部の冷え」について、

  • 自律神経の仕組み
  • 東洋医学から見た原因と体質的特徴
  • そして「くろちゃん鍼灸整体院」で行っている具体的な改善施術

まで、丁寧に解説していきます。


1. 季節性ホルモン低下が腹部冷えを引き起こす理由

1-1. 日照時間とホルモン分泌の密接な関係

私たちの身体は、太陽光を浴びることで「視床下部-下垂体-副腎系(HPA軸)」が刺激され、ストレスホルモンや代謝ホルモンの分泌が調整されています。
しかし、秋から冬にかけて日照時間が短くなると、このシステムが鈍りがちになり、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)や甲状腺ホルモン、性ホルモンなどの分泌が低下します。

こうしたホルモンは、単に代謝や体温を保つだけでなく、自律神経の中枢である「視床下部」にもフィードバックを与えています。
つまり、ホルモンが減ると、自律神経そのものの調整力も落ちてしまうというわけです。

1-2. 自律神経の切り替え不全で起こる「腹部冷却現象」

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がありますが、この切り替えがスムーズにいかないと、血流の配分も偏ってしまいます。

  • 交感神経優位:末端への血流が増えて、内臓血流が減少 → 腹部が冷える
  • 副交感神経優位:消化器系の働きが活発になるが、低体温傾向になりやすい

とくに現代人は日中のストレスで交感神経が過剰に働きがち。副交感神経への切り替えが遅れることで、腹部の毛細血管まで十分に血液が届かず、内臓が「冷える」状態になります。


2. 東洋医学から見る「腹部の冷え」の正体

東洋医学では、「腹部の冷え」は単なる体温の問題ではなく、気血水の流れや臓腑の機能低下として捉えます。

2-1. 「腎陽虚」:生命エネルギーの低下による冷え

季節のホルモン低下は、東洋医学的に「腎陽虚(じんようきょ)」と表現されます。
腎は生命エネルギーを司り、体温・代謝・ホルモンなどの基盤を支える存在です。腎の陽気が不足すると、内臓を温める力が弱まり、下腹部や腰回りが特に冷えるようになります。

2-2. 「脾陽虚」:消化機能低下による腹部の冷え

季節の変化や冷たい飲食の影響で「脾(消化器)」の陽気が落ちると、胃腸の動きが鈍り、腹部が膨満感とともに冷たくなる傾向があります。これは、気血の生成が滞り、末端や内臓への血流が十分に届かない状態です。

2-3. 「肝鬱気滞」:ストレスで気が滞り、腹部の循環が悪化

自律神経の乱れが絡む場合、「肝(自律神経・情緒の司令塔)」の機能低下も大きく関わります。気の巡りが悪くなると、腹部の内臓血流も停滞し、冷えて硬くなったような腹部が特徴的に見られます。


3. 骨格と姿勢から整える腹部冷えの根本改善

腹部の冷えは「自律神経」と「ホルモン」だけの問題ではありません。姿勢や骨格の歪みが内臓の血流・神経伝達を妨げているケースも多くあります。

3-1. 骨盤矯正:骨盤の傾きが腹部血流を変える

骨盤が前傾・後傾すると、内臓の位置や血流も変わり、腹部の冷えを悪化させます。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正により腸骨・仙骨・恥骨のバランスを整え、骨盤内の血流と自律神経の通り道を改善します。これにより、下腹部への温かさが戻る感覚を感じる方も少なくありません。

3-2. 猫背矯正:交感神経の興奮を鎮め、内臓を開放

猫背になると、腹部が圧迫されて内臓が上方へ持ち上がり、血流が滞ります。
姿勢を正しく整えることで、横隔膜の動きが深くなり、自律神経の中枢への刺激が穏やかになります。これが結果として腹部冷えの改善につながります。


4. 自律神経を整える鍼灸と頭部施術

4-1. 鍼灸施術:気血の流れを活性化し、深部から温める

腹部の冷えには、「関元」「気海」「中脘」「足三里」などの経穴が有効です。これらは自律神経や消化・ホルモン系に深く関係しており、鍼灸で刺激することで体内の熱産生力・血流循環・内臓機能の活性化が促されます。

また、手足や背中の遠隔経絡を使うことで、自律神経のバランス調整やホルモン分泌のリズム回復にもつながります。

4-2. 頭部施術:視床下部・下垂体への間接刺激

ホルモンと自律神経の中枢である「視床下部」は頭蓋内に位置します。頭部の筋膜や頭蓋骨の歪みを優しく整えることで、自律神経とホルモン調整中枢への血流・神経伝達がスムーズになります。

この施術は、腹部の冷えだけでなく、睡眠・情緒・代謝など全身の恒常性を回復させる重要なステップです。


5. 通院の目安と改善までの流れ

  • 急性期(冷えが強く不快な時期):週2回
  • リハビリ期(体温調節が戻り始めた頃):週1回
  • メンテナンス期(再発防止・体質改善):月2〜3回

冷えは1〜2回で劇的に改善するものではありませんが、3〜5回で体温の安定や腹部の温感を感じる方が多く、8〜10回で根本的な体質変化が見られます


6. ご予約について

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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