はじめに
冬になると「手が真っ白になる」「指先だけ血が引いたみたいに冷たい」「洗い物をしていると余計に血色が悪くなる」という相談が一気に増えます。
これ、ただ“冷えている”だけではなく、自律神経が末梢血管をギュッと締めてしまっている反応なんです。
気温が下がると、人間の体は体温を守るために毛細血管を収縮させます。これは生理的な反応ですが、交感神経が働きすぎると必要以上に収縮してしまい、血色不良・冷え・ジンジン感・手のこわばりといった不快な症状が出てしまいます。
さらに東洋医学では、この状態は
「気血の巡りが滞っている」「寒邪が体表を閉じて血が巡らない」
と捉え、冷えと循環の両面から改善していく必要があると考えます。
この記事では、
- なぜ寒いと手の血色が悪くなるのか
- 自律神経と末梢血管の深い関係
- 東洋医学から見た「手の血色不良」
- 当院の施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)の改善ポイント
- 来院ペース・予約案内
まで、これから来る患者さんが「自分の体はこうなっていたんだ」と安心できるように、やさしい言葉で丁寧にお話ししていきます。
寒いと手の血色が悪くなる理由|末梢血管の収縮が強すぎるサイン
まず、手の血色が悪くなる一番の原因は 末梢血管の過度な収縮 です。
「寒い=血管が縮む」は誰にでも起こりますが、自律神経のバランスが乱れている人は、必要以上に収縮してしまうため、
- 真っ白になる
- 紫っぽい色になる
- 指先だけ冷たい
- 手がこわばる
- ジンジン痺れる
- 温めても戻りにくい
といった症状が出やすくなります。
とくに冬は交感神経が優位になりやすく、血管に収縮命令が出続けてしまうため、血行不良が慢性化しやすい時期です。
◆交感神経が過剰に働くとどうなる?
交感神経は「体を守る」役割が強いため、寒さを感じるとすぐに反応します。
- 血管を収縮させて熱を逃がさない
- 心拍数を上げて体を活発モードに
- 筋肉を固くして体温を守る
これ自体は正常ですが、働きすぎると末梢血管を締め続けてしまい、指先の血流が滞ることで血色が悪くなります。
特に、
- ストレスが強い
- 寒暖差が苦手
- 深い睡眠が取れていない
- 肩こり・首こりが強い
- 仕事の緊張が続いている
という方は、自律神経が常に”戦闘モード”になり、指先の血流が戻りにくくなります。
東洋医学から見る「手の血色不良」
東洋医学では、冬の手の血色が悪い状態は大きく3つに分類されます。
■①「寒邪」が体表を閉じている
“寒邪(かんじゃ)”とは冷えが体に入り込んだ状態。
毛細血管をギュッと閉じるため、
- 手先が白くなる
- こわばる
- しびれが出る
- 温めても戻らない
という症状になります。
■②「気血の巡り」が弱っている(気虚・血虚)
本来、血は全身をスムーズに巡っていくものですが、体力やエネルギーが不足すると流れが弱くなります。
- 疲れやすい
- 立ちくらみがある
- 手足が冷えやすい
- 朝起きるのがつらい
といった人は、気虚・血虚傾向で血色不良が起こりやすいです。
■③「瘀血(おけつ)」による血の滞り
血がドロッと滞るイメージで、冷えが強くなる・血色が悪くなる典型です。
- 手が紫っぽい
- 冷えると痛む
- 肩こりが強い
という方は瘀血が背景にあることが多いです。
当院の施術がどのように改善につながるのか
ここからは、くろちゃん鍼灸整体院が行う
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
が、今回の「手の血色が悪い」症状にどのように効果を発揮するのかを、わかりやすく解説します。
骨盤矯正|全身の循環リズムを底上げして血流改善へ
骨盤が歪むと、体はバランスを取るために筋肉が緊張し、血流が悪くなります。骨盤矯正はその中心軸を整えることで、以下の効果が期待できます。
- 末梢まで血が巡りやすくなる
- 自律神経の「副交感神経モード」に入りやすくなる
- 呼吸が深くなり手足の冷えが改善
- 筋肉の緊張が和らぎ、血管への圧迫が軽減
特に冬は骨盤の動きが鈍くなり、全身の循環が低下しやすい時期。
骨盤を整えることで、体が温まりやすい土台が作れます。
猫背矯正|首・肩の緊張が取れて指先まで血が流れる
猫背になると、首・肩まわりが緊張して太い血管が圧迫されます。
- 手の血色が悪い
- 冷えが強い
- 手先が痺れる
こういった症状は、肩から腕への血流が滞ることで起きるため、猫背矯正が非常に効果を発揮します。
◆猫背矯正で期待できる変化
- 肩が開き、腕への血流がスムーズに
- 首こりが軽くなり自律神経の過緊張が緩む
- 胸郭が広がり呼吸が深くなる
- 手先に温かさが戻りやすい
手の血色が悪い方は、「姿勢」が原因のケースも多いです。
鍼灸施術|末梢血管を広げ、自律神経の緊張をほどく
鍼灸は、冷えと血流不良に対して非常に相性が良い施術です。
◆鍼灸による主な効果
- 凝り固まった筋肉を緩めて血管の圧迫を改善
- 自律神経を整えて末梢血管の収縮を抑える
- “寒邪”を追い出し、冷え体質を改善
- 血流が良くなり、手先の赤み・温かさが戻る
とくに指先の冷え・紫色・血色不良が強い方は、鍼灸の効果を早く実感されることが多いです。
頭部施術(ヘッド施術)|自律神経の司令塔を鎮める
頭部施術は、交感神経の緊張を直接ゆるめるため、手先の血流改善にとても有効です。
- 脳の疲労が取れる
- 呼吸が深くなる
- 手先の血管が自然に開きやすくなる
- 抵抗感なく体が温まりやすくなる
「手の血色が悪い」という症状の裏には、自律神経の過緊張が必ずあります。
だからこそ、頭部施術が大きなポイントになります。
通院ペースについて
症状が強い方ほど、身体が冷え・姿勢・自律神経の乱れが積み重なっています。
改善のための推奨ペースは次のとおりです。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
継続することで、手先の温かさ・血色の安定が実感できるようになります。
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