はじめに
夜中に寝返りを打つたびに「ドキッ」と心臓が強く跳ねるような感覚に驚いて目が覚めてしまう――。そんな経験はありませんか？
病院で検査しても「異常なし」と言われることが多いこの症状ですが、実は 自律神経の過剰反応 が関係していることが多いのです。
くろちゃん鍼灸整体院でも、「寝ている時に心臓がドキドキして眠れない」「寝返りのたびに目が覚めてしまう」と訴える方が少なくありません。この記事では、そんなあなたの不安に寄り添いながら、原因と改善方法をわかりやすくお伝えしていきます。
自律神経が乱れると寝返りで心臓がドキッとする理由
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つがバランスを取りながら働き、私たちの体のリズムを整えています。
- 交感神経：活動モード（心拍数を上げる・血圧を上げる）
- 副交感神経：休息モード（心拍数を下げる・血圧を下げる）
通常、寝ている間は副交感神経が優位になり、体はリラックス状態に入ります。しかし、ストレスや緊張、姿勢の歪み、血流の滞りなどによって交感神経が夜間でも強く働いてしまうと、寝返りなどのちょっとした動作に 過敏に反応して心臓が「ドキッ」と反応 してしまうのです。
つまり、体は眠っているのに神経は戦闘モードのまま。これが「寝返りのたびに心臓が跳ねる」正体です。
東洋医学から見る「心臓がドキッとする」状態
東洋医学では、このような症状を「心（しん）」や「腎（じん）」の働きの乱れとして捉えます。
- 心（しん）：血を巡らせ、精神を安定させる臓。
- 腎（じん）：生命エネルギー（精）を蓄え、全身の安定を支える臓。
心と腎のバランスが崩れると、「心腎不交（しんじんふこう）」という状態になり、気や血の流れが乱れて動悸や不眠、不安感などが出やすくなります。
また、ストレスや過労によって「肝（かん）」の気が滞ると、気が上半身に偏って胸の圧迫感や動悸を引き起こすこともあります。
東洋医学では「気・血・水」の巡りを整え、心身のバランスを取り戻すことが改善の第一歩です。
骨盤の歪みと寝返りの関係
寝返りのたびに体が「ドキッ」と反応する方の多くに共通しているのが、骨盤や背骨の歪みです。
歪みがあると背骨の中を通る自律神経に負担がかかり、交感神経が優位になりやすくなります。その結果、寝返りの瞬間に心臓が過剰に反応するのです。
骨盤矯正の効果
くろちゃん鍼灸整体院では、やさしい手技で骨盤のねじれや傾きを整え、神経伝達や血流の流れを改善していきます。これにより、自律神経のバランスが安定し、夜間の過敏な反応が少しずつ減っていきます。
猫背矯正による胸郭の解放
猫背姿勢は胸の圧迫を強め、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は交感神経を興奮させ、夜間も体がリラックスできません。
猫背矯正の効果
胸郭を開き、肋骨の動きを柔らかくすることで、呼吸が深くなり、副交感神経が働きやすくなります。結果として、寝返りのたびに心臓がドキッと反応するような過敏な状態が改善していきます。
鍼灸施術で自律神経を穏やかに整える
鍼灸は、自律神経の乱れを整えるのに非常に有効です。
- 動悸・不整脈を感じやすい方には、心包経・心経・肝経のツボを中心に施術。
- 眠りが浅く緊張が抜けない方には、百会・神門・内関などのツボで副交感神経を高めます。
微細な鍼刺激や温かいお灸によって、脳や自律神経の反応を落ち着かせ、血流を安定化させます。多くの方が「鍼を受けた日は心臓のドキドキが軽くなった」と感じています。
頭部施術で脳の興奮を鎮める
頭部は自律神経の中枢（視床下部・脳幹）に近く、緊張が続くと頭皮や側頭部が硬くなっています。
頭部施術の効果
くろちゃん鍼灸整体院の頭部施術では、筋膜・頭皮・側頭筋をやさしく緩め、脳の興奮を静めることで「眠りやすくなる」「ドキッと反応しなくなった」と感じる方が多くいます。頭から全身のリラックスを促す施術です。
通院の目安
- 急性期：週2回の施術で自律神経の過剰反応を落ち着かせます。
- リハビリ期：週1回で体のリズムを安定させていきます。
- メンテナンス期：月2〜3回で再発を防ぎ、良い状態をキープします。
予約方法
LINE・ホームページより24時間予約受付中。 施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください！
まとめ
寝返りのたびに心臓がドキッとするのは、体の不調ではなく 自律神経が頑張りすぎているサイン です。
骨格の歪み、姿勢、呼吸、ストレス――これらを総合的に整えることで、体は本来の安定を取り戻します。くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせ、あなたの「眠れる夜」をサポートいたします。
【＊効果には個人差があります】
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