〜東洋医学で読み解く、泡立つ尿のサインと整体・鍼灸での改善法〜
東洋医学からみた「尿が泡立つ」状態とは?
尿に泡が多く見られる状態は、西洋医学的には蛋白尿や腎臓機能の異常、脱水などが疑われますが、東洋医学では主に「熱」が関与すると考えられています。とくに「小腸実熱(しょうちょうじつねつ)」の状態では、体内の余分な熱が小腸にこもり、尿にまで影響を与えます。
小腸の役割と「実熱」状態
東洋医学での小腸の主な機能は「受盛(じゅせい)」「化物(けぶつ)」「別清濁(べつせいだく)」です。
・受盛・化物:胃から送られた内容物をさらに分解し、
・別清濁:栄養(清)と不要物(濁)を分け、清は体に、濁は膀胱へ送る
この「清濁分離」が乱れると、尿に異常が現れます。
小腸実熱とは、小腸に過剰な熱(実熱)がこもった状態。
この熱は「心火(しんか)」と呼ばれる心の熱が小腸に波及したり、食べ過ぎ・飲み過ぎ・辛いものの取りすぎなどによって発生します。
小腸実熱の主な症状:
- 尿が濃く、泡立つ
- 尿の回数が増える、または排尿時の灼熱感
- 口が苦い・乾く
- 舌尖が赤く、苔が黄や厚い
- 心がイライラしやすく、落ち着かない
- 腹痛や下腹部の違和感
泡立つ尿の背景にある東洋医学的メカニズム
小腸実熱では、体内の熱が津液(しんえき:体液)を煮詰めるような形となり、尿が「濃縮」されます。
これが泡となって現れるとされ、「清濁分離」がうまくいかず、尿に**濁(たんぱくや老廃物)**が混ざってしまうことが原因とされます。
くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
骨盤矯正・猫背矯正で「気の巡り・熱の排出」を整える
小腸実熱による尿の泡立ちは、「体内の熱のこもり」と「気の滞り」が大きな原因です。
くろちゃん鍼灸整体院では、以下のような施術で改善を図ります。
✅ 骨盤矯正
内臓の位置や圧迫バランスを正すことで、小腸の働きを物理的にサポート。
熱のこもりがちな腹部の血流を改善し、代謝や排尿の調整機能を助けます。
✅ 猫背矯正
猫背により胸郭が圧迫されると、気の流れが心臓から下腹部へと滞りやすくなります。
胸椎〜腰椎の矯正により、**「心小腸の経絡」**を通じた熱の移動と発散がスムーズになります。
✅ 鍼灸施術
小腸経・心経・膀胱経を中心に施術します。
代表的なツボ例:
- 少海(しょうかい)…心の熱を冷ます
- 天宗(てんそう)…小腸経の重要穴、熱を外に抜く
- 関元(かんげん)・中極(ちゅうきょく)…小腸と膀胱の連携を助ける
- 曲泉(きょくせん)…体内の水・熱のバランス調整
灸を併用することで、深部の熱の排出と水分代謝を活性化させます。
✅ 頭部施術
自律神経が乱れると排尿機能も不安定に。
後頭部~側頭部を中心に施術し、心火の上昇を鎮め、リラックス状態を促します。
精神的なイライラや不安も軽減され、小腸への熱移行も減ります。
通院の目安
期間 | 頻度 |
---|---|
急性期 | 週2回 |
リハビリ期 | 週1回 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 |
ご予約は24時間受付中
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