~冷えが引き起こす男性の不調に東洋医学でアプローチ~
◆東洋医学でみる「小腸寒湿」とは
東洋医学において「小腸寒湿(しょうちょうかんしつ)」とは、小腸に「寒(冷え)」と「湿(湿気)」が停滞し、気血や水分の巡りが阻害される状態を指します。小腸は「水の分別」を行う臓腑であり、腎と深い関係を持ちます。腎が冷えると生殖機能や泌尿機能にも影響を及ぼし、小腸寒湿はとくに男性において以下のような症状を引き起こします。
- 陰嚢の冷感や重だるさ
- 睾丸部の引きつりや不快感
- 性欲減退や勃起不全傾向
- 尿が濁る、排尿困難
- 下腹部の冷えや軟便
- 手足の冷え、倦怠感
寒湿が陰部にまで及ぶと、「寒邪」が経絡を収縮させ、気血の巡りを妨げ、陰嚢部の冷えや違和感として現れます。特に冬場や梅雨時期などの湿気や冷えが強い時期に悪化しやすい傾向があります。
また、小腸は「心」と表裏関係にあり、心火の過不足や精神状態の影響も小腸寒湿を助長します。ストレスや過労で気が滞ると、寒湿がより深く体に侵入してしまいます。
◆当院のアプローチ
骨盤矯正
骨盤は泌尿・生殖器系を支える土台です。寒湿の影響で骨盤周囲が冷え固まると、血流が滞り陰嚢や下腹部に冷感が強まります。当院の骨盤矯正は骨盤の歪みを整えることで、骨盤内の血流と気の巡りを改善し、内臓の活性を促進します。
猫背矯正
猫背は胸郭と腹腔の圧迫を引き起こし、内臓の働きを低下させます。特に腸や腎の機能が弱ると、寒湿が体に溜まりやすくなります。猫背矯正によって姿勢を整えることで、自律神経のバランスを回復し、内臓機能の調整が期待できます。
鍼灸施術
寒湿の停滞を取り除くには、経絡の流れを整える鍼灸施術が有効です。以下のようなツボを使用します:
- 関元(かんげん):腎と小腸の陽気を補い、下腹部の冷えを改善
- 気海(きかい):気を補い、全身の温め
- 腎兪(じんゆ)・小腸兪(しょうちょうゆ):腰背部から腎・小腸を活性化
- 足三里(あしさんり)・三陰交(さんいんこう):全身の気血の巡りを整える
鍼灸により、寒湿の除去とともに、体の内側から温めることができます。
頭部施術
小腸寒湿は、心との連動で精神的な冷え(思考の停滞・性欲の低下)を伴うこともあります。頭部施術では、脳のリラックスを促し、気血の上昇を整えることで、心神の安定と内臓調整を同時に行います。
◆通院の目安
期間 | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 寒湿の排出と内臓機能の立て直し |
リハビリ期 | 週1回 | 気血の流れの安定化 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 | 再発予防と体調維持 |
◆ご予約について
当院では LINE予約・ホームページ予約 を通じて 24時間受付中。お忙しい方でも安心してご予約いただけます。
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◆まとめ
- 小腸寒湿は、陰嚢の冷えや泌尿・生殖機能に影響
- 骨盤矯正・猫背矯正で構造面からの冷え改善
- 鍼灸で寒湿の排出と体内の温め
- 頭部施術で心と小腸の調和
- 通院のリズムで根本から体質改善
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