【東洋医学からみた「心腎不交」とは】
「心腎不交(しんじんふこう)」は、東洋医学で不眠や多夢、心の不安定さの原因とされる代表的な病証の一つです。
これは、「心」と「腎」という2つの臓腑の連携がうまくいっていない状態を指します。
- 「心」は精神(神)を司り、眠りをコントロールします。
- 「腎」は生命エネルギーの源であり、深い睡眠を支える陰液(体の潤い)を蓄えています。
健康な状態では、「腎の陰」が「心の火」をコントロールし、心神を安定させて穏やかな睡眠をもたらします。
しかし、腎の陰液が不足すると、心の火が過剰になり、精神が鎮まらずに不眠や夢見がちの状態になります。これが**「心腎不交」**です。
【主な症状】
- 眠っても夢ばかり見る、浅い眠りが続く
- 夜中に何度も目が覚める
- 心配ごとが多く、不安感や焦燥感が強い
- 体がほてる・寝汗をかく
- 耳鳴りや腰のだるさ、足のほてりがある
【なぜ夢ばかり見るのか?】
東洋医学では、「夢」は心神が不安定になった結果として現れると考えます。
特に「心腎不交」では、体は眠っていても精神が浮き立ってしまい、夢を多く見る傾向にあります。
夢見がちで深く眠れない状態が続くと、自律神経やホルモンバランスも乱れ、日中の集中力や意欲の低下につながります。
【くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ】
◆ 骨盤矯正で「腎の気」を整える
骨盤の歪みは、下半身の血流や腎の働きに大きく影響します。
骨盤矯正により腎臓周辺の血行を促進し、腎陰を養う基盤を整えます。これが心との連携強化につながります。
◆ 猫背矯正で「心の火」の暴走を抑える
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くします。
呼吸の浅さは心火を過剰にし、情緒不安や睡眠障害を助長します。猫背矯正で呼吸を整え、心火の沈静化を図ります。
◆ 鍼灸施術で「心腎の交通」を回復
以下のようなツボを中心に、心腎のバランスを整える鍼灸を行います:
- 神門(しんもん):心神安定、入眠促進
- 太渓(たいけい):腎陰を補い、身体の熱を抑える
- 安眠(あんみん):不眠・多夢に特化したポイント
鍼灸によって心火を鎮め、腎陰を補い、心と腎の連携=「交通(こうつう)」を回復させます。
◆ 頭部施術で「脳疲労」と「心神不安」をリセット
頭部は精神の不安定さが現れやすい部位です。
優しい手技で頭部の緊張を緩めることで、脳の興奮を鎮め、眠りやすい状態に導きます。
【施術スケジュールの目安】
施術フェーズ | 通院頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 睡眠リズムの回復、心腎交通の強化 |
リハビリ期 | 週1回 | 安定した睡眠・情緒の維持 |
メンテナンス | 月2〜3回 | 再発予防と自律神経の継続調整 |
【ご予約・お問い合わせ】
🌙夢見がちで朝すっきりしない方、慢性的な不眠にお悩みの方へ。
当院では東洋医学の知見と身体施術を融合し、根本改善を目指します。
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