はじめに
「急に心臓がドクドクしてきて怖くなる…」
「寝ようとしただけなのに脈が速くなって息が浅くなる…」
「病院で“異常なし”と言われたのに不安が消えない…」
こんな“説明のつかない動悸”で不安になってしまう方は本当に多くいらっしゃいます。
とくに近年はストレス、気圧変動、寒暖差、睡眠不足、スマホ時間の増加などが重なり、自律神経のうち交感神経が過剰に働き続ける人が急増しています。
交感神経が興奮し続けると、心臓は「危険だ!」と勘違いしてドクドクと強く打ち始めます。
しかしこれは、多くの場合、
“体の防御反応が過剰に出ているだけ”で、命に関わる心臓病とは異なるケースが非常に多い のです。
くろちゃん鍼灸整体院でも、
「突然の動悸が怖い」「不安で胸がザワザワする」
という患者さんは年間を通して多く来院されます。
今回は、そんな“心臓がドクドクして不安になる理由”を、
- ●自律神経の仕組み
- ●東洋医学の考え方
- ●姿勢と骨盤、背骨と神経の関係
- ●当院の施術がどこに作用し、何を改善するのか
という4本柱で分かりやすくお伝えし、改善の道筋を提示していきます。
1. 心臓がドクドクして不安になるのはなぜ?|自律神経の仕組み
●“交感神経が暴走しているサイン”
動悸は、自律神経のうち**交感神経(アクセル)**が過剰に働いている状態で起こります。
本来、交感神経は
- 危険を察知した時
- 緊張した時
- 仕事モードの時
- スポーツ時
に働く神経で、血圧や脈を上げて体を活動モードにします。
しかし現代人は、
- スマホで脳が休まらない
- 姿勢が悪く呼吸が浅い
- 寒暖差が激しい
- ストレスが抜けない
- 睡眠が浅い
ことで“ずっとアクセルを踏みっぱなし”になりがちです。
●脳が「危険」と勘違いすると動悸が始まる
交感神経が暴走すると、脳は身体にこう指令します。
「心臓よ、もっと血を送って緊急事態に備えろ!」
その結果、
- 心臓が強く・速く打つ
- 呼吸が浅く早くなる
- 胸がざわざわする
- 全身がソワソワする
といった“ストレス反応”が一気に出ます。
2. 東洋医学からみた「心臓がドクドクする」理由
東洋医学では、動悸は
- ●心(しん)
- ●肝(かん)
- ●腎(じん)
の乱れによって起こると考えます。
●心(しん)が疲れると「不安」「動悸」が出る
心は“血”と“精神”を司る臓。
ここが弱ると、
- 心臓のドキドキ
- 不安感
- 睡眠の質低下
- ザワザワ感
が起こります。
●肝(かん)が乱れると感情が揺れやすくなる
肝は“情緒・気の巡り”を司る臓。
ストレスが続くと肝気が滞り、交感神経が過剰になりやすくなります。
●腎(じん)が弱ると体が過敏になる
腎は生命力・自律神経の根っこ。
疲労・冷え・睡眠不足が続いて腎が弱ると、
- 心臓の拍動に敏感になる
- 不安感が増す
- ちょっとした刺激に反応しやすい
といった状態に。
つまり東洋医学的には、動悸は**心・肝・腎のトラブルが重なって起こる“全身の気血バランスの乱れ”**と考えられます。
3. 姿勢・骨盤・呼吸と動悸の深い関係
動悸の患者さんの多くに共通しているのが、
- ●猫背
- ●胸郭の硬さ
- ●骨盤のゆがみ
- ●肋骨の動きの悪さ
- ●呼吸が浅い
という特徴です。
●姿勢が悪いと交感神経が過剰に働く
胸椎(背中の骨)には自律神経の交感神経が密集しています。
猫背になるとこの領域が圧迫され、交感神経が常に緊張状態になります。
その結果、
→ 呼吸が浅くなる
→ 体が酸素不足になる
→ 心臓が頑張ろうとしてドクドク早まる
という悪循環が始まります。
●胸が開かないと心臓周りの筋肉が緊張しやすい
胸郭が固くなると、心臓の収まっている“胸のスペース”が縮み、
- 心臓まわりの血流低下
- 自律神経の過敏化
- 心臓そのものの動きを感じやすい
という「動悸が悪化しやすい状態」になります。
4. くろちゃん鍼灸整体院の施術が動悸に効果的な理由
ここからは、当院の4つの施術がどのように“心臓のドクドク”に作用するのか、深く解説します。
① 骨盤矯正|自律神経の土台を整える
骨盤は背骨(自律神経の通り道)の土台。
骨盤がゆがむと背骨もねじれ、自律神経の働きに乱れが生じます。
●骨盤矯正で期待できる効果
- 背骨のねじれが改善し交感神経の興奮が落ち着く
- 呼吸が深くなり心臓の負担が減る
- 下半身の血流が改善し全身のバランスが整う
- 心臓に血が集まりすぎる“上熱下寒”を改善
「骨盤を整えるだけで胸のザワザワが消えた」という人も多くいます。
② 猫背矯正|胸の圧迫を取り、自律神経を正常化
猫背は動悸の最大の原因と言っても過言ではありません。
猫背矯正を行うことで、
- 胸郭が広がる
- 肺がふくらむ
- 酸素が十分に取り込める
- 心臓周りの筋肉の緊張がとれる
- 呼吸が深くゆっくりになる
結果として、
交感神経の過剰興奮が自然におさまり、動悸が軽減します。
特に
- 朝起きてすぐの動悸
- 夜寝る前の胸のドキドキ
は姿勢性の影響が非常に大きいです。
③ 鍼灸施術|交感神経の暴走を鎮め、気血を整える
鍼灸は“交感神経のブレーキを踏む施術”とも言えます。
東洋医学の観点からは、
- ●心(しん)の強い緊張をゆるめる
- ●肝気の滞りを解消し情緒を安定
- ●腎を補い、過敏な体を落ち着かせる
現代医学の観点では、
- ●副交感神経が優位になりリラックスが深まる
- ●心拍数が落ち着く
- ●脳の過活動が鎮まる
という反応が科学的に確認されています。
動悸・不安・胸のザワザワに対して、
鍼灸は非常に相性が良い施術です。
④ 頭部施術(ヘッド調整)|脳の緊張を緩めて“不安のスイッチ”を切る
動悸の多くは
「心臓の問題ではなく、脳の緊張が引き起こしている」
ケースが非常に多いです。
頭部施術では、
- 脳の血流を改善
- 自律神経中枢の負担を軽減
- 不安を生みやすい脳領域の緊張を緩める
- 眠りの質を改善
これにより、
心臓のドクドクが自然に落ち着いていきます。
5. 生活の中で気をつけたいポイント(今日からできる)
●① スマホは寝る前30分控える
脳の興奮が交感神経を刺激し、動悸を引き起こしやすい。
●② 呼吸は“細く長く”
胸に力が入らない呼吸ほど、交感神経が落ち着く。
●③ 背中(肩甲骨)を開くストレッチ
胸郭の緊張をとり、心臓周囲の圧迫を減らす。
●④ 体を冷やさない
“冷え=交感神経の興奮”につながる。
6. 当院での通院目安
- 急性期(動悸が強い時期):週2回
- リハビリ期(症状が安定してきた時期):週1回
- メンテナンス期(予防):月2〜3回
動悸は「治して終わり」ではなく、再発させない体づくりが大切です。
7. ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページより24時間いつでもご予約可能です。
施術者が1人のため、予約が大変埋まりやすくなっております。
希望日時がある方は お早めにご連絡ください。
まとめ
心臓がドクドクして不安になると、「自分は大丈夫なのか」「これが続いたらどうしよう」と深く悩んでしまう方も多いはずです。
しかし多くのケースでは、
- 姿勢
- 呼吸
- 骨盤のゆがみ
- 気血の巡り
- 脳・自律神経の疲労
が重なって起こる“体の警告反応”です。
適切にケアすれば、
動悸は落ち着き、日常生活を安心して送れるようになります。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせ、
あなたの体に合わせた“自律神経の総合調整”を行います。
不安を一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
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