【東洋医学の視点でみる「心陰虚」と不眠の関係】
東洋医学において「心」は、単に感情の中心だけでなく、精神(神)を宿す臓として知られています。
そしてその「心」を安定させるために必要なのが「心の陰」、すなわち潤いと冷静さをもたらす血液や体液の要素です。
心陰虚とは、この「心の陰」が不足している状態を指します。
潤いが失われると、心を落ち着かせる作用が弱まり、次のような症状が起きやすくなります。
- 寝つきが悪い、眠ってもすぐ目覚める
- 夢を多く見る・悪夢にうなされる
- 動悸や胸のザワザワ感
- 舌が赤く乾いている
- 手のひらや足の裏がほてる
このような状態は、ストレスや過労、夜更かし、加齢、虚弱体質などが原因で現れやすくなります。
特に現代人はPC・スマホによる精神的興奮が心の陰液を消耗させやすく、睡眠障害の一因と考えられています。
【骨盤矯正・猫背矯正で自律神経バランスを調整】
骨盤が歪むと、身体の中心軸が不安定になり、交感神経の緊張が高まります。
これにより副交感神経の働きが抑制され、夜間でも身体が「活動モード」から抜け出せなくなってしまいます。
当院では、骨盤矯正で体幹を整え、猫背矯正で胸郭を開くことで、自律神経を整えやすい状態へ導きます。
姿勢が整うことで呼吸も深くなり、副交感神経優位の「休息モード」に入りやすくなります。
【鍼灸施術で“心の潤い”を補い、心神を安定させる】
鍼灸では、「心陰虚」に対して心・腎・肝の経絡を調整し、陰液を補う施術を行います。
主なアプローチには以下のような経穴があります:
- 神門(しんもん):心を鎮める代表的なツボ。不眠・精神不安に有効
- 陰郄(いんげき):心の陰液不足に対応するツボ
- 太谿(たいけい)・照海(しょうかい):腎陰を補い、心腎のバランスを整える
これらを中心に、深いリラクゼーションと体内の陰液循環を促進する施術を行います。
施術中に眠ってしまう方も多く、心身ともに「緩む」感覚を体験できます。
【頭部施術で脳の興奮を抑え、眠りに導く】
夜眠れない方の多くは、頭部が熱く冴えている「上熱下寒」状態です。
当院の**頭部施術(ドライヘッドスパ+経絡刺激)**では、頭部の緊張を緩め、頭の熱を冷まし、「考えすぎる頭」を鎮めます。
特に前頭部・側頭部の緊張をほぐすことで、思考の暴走や心配ごとのループを緩め、穏やかな脳波に導いていきます。
【通院の目安と施術プラン】
期間 | 通院頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 不眠・心身不調の緩和とリセット |
リハビリ期 | 週1回 | 自律神経と陰陽バランスの安定維持 |
メンテナンス期 | 月2〜3回 | 心身の再発予防と生活リズムの安定 |
【ご予約は24時間受付中】
つらい不眠の原因が、心陰虚による「潤いの不足」だった場合、薬に頼る前にまずは体質を見直すことが大切です。
くろちゃん鍼灸整体院では、東洋医学の知見をもとに根本改善をめざす施術を行っています。
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