東洋医学で見る「心陽虚(しんようきょ)」とは?
「最近やる気が出ない」「朝から体が重く、布団から出たくない」「心まで冷えてしまったような感覚がある」——そんな症状に悩んでいませんか?
東洋医学ではこのような状態を「心陽虚(しんようきょ)」と捉えます。
心陽虚とは、心(しん)の陽気(身体を温め、活動を促すエネルギー)が不足した状態です。心は東洋医学で「神(しん)」=精神活動の中心とされ、血を巡らせ、感情や思考、意欲の源となる臓腑です。心陽が不足すると、体が冷えやすくなるだけでなく、精神的な活力も低下します。
主な症状:
- 無気力、意欲低下
- 胸の動悸
- 手足の冷え
- 顔色が青白く艶がない
- 夜になると疲労感が増す
- 不安感、軽い抑うつ傾向
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
心陽虚は「心気虚(しんききょ)」が進行した状態であり、長期間の疲労やストレス、過労、加齢、冷えなどが原因となって現れやすくなります。特に慢性的な冷え性や感情の起伏が少なくなってきた方、やる気が湧かず朝がつらい方に多く見られます。
当院での改善アプローチ|やる気を取り戻すためにできること
✅ 骨盤矯正で血流と自律神経を整える
骨盤の歪みは下半身の血流を悪化させ、心陽虚に伴う冷えや無気力をさらに悪化させます。骨盤矯正により骨格バランスを整えることで、内臓の働きや下半身の循環が改善し、心陽を補うための土台が整います。
✅ 猫背矯正で胸郭を広げ、呼吸と循環力をUP
猫背は胸を圧迫し、心臓周辺の血流を妨げる姿勢です。呼吸も浅くなり、自律神経の働きも低下します。猫背矯正によって胸を開き、心肺の働きを促進することで心陽の巡りがよくなり、気力の回復を助けます。
✅ 鍼灸施術で心陽を補い、気血の巡りを改善
当院の鍼灸施術では、心兪(しんゆ)・膻中(だんちゅう)・神門(しんもん)など心の経絡上のツボに施術を行い、心陽の働きを高めます。また、腎や脾の補助もあわせて行うことで、内側から温め、気血の生成と循環を促します。
✅ 頭部施術で「神(しん)」を安定させ精神を回復
心陽虚における精神的無気力や不眠には、頭部の自律神経調整が非常に有効です。頭皮や側頭部の緊張を緩めることで、心の神(しん)を安定させ、心の熱源を回復に導きます。
通院目安と施術プラン
- 急性期(やる気が全く出ない・強い冷えがある):週2回
- リハビリ期(症状が軽減してきたが再発しやすい):週1回
- メンテナンス期(冷えや無気力が落ち着いた状態を維持):月2〜3回
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やる気が出ない状態を「気のせい」と思って放っておくと、心陽虚は長期化し、心血虚や心腎陽虚へと進行してしまいます。
「何もしたくない」「理由はないけど疲れている」そんなときこそ、体と心の声に耳を傾けるタイミングです。
早期の施術で、活力ある毎日を取り戻しましょう。
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