はじめに
「やることが山ほどあるのに、集中できない」「頭がぼんやりして作業が進まない」——そんな状態に心当たりはありませんか?
実はそれ、脳の交感神経がオーバーワーク(働きすぎ)になっているサインかもしれません。
現代人の多くが、仕事・スマホ・人間関係・情報過多といったストレスの中で、常に「緊張モード」のスイッチが入りっぱなし。
すると脳は休む時間を失い、集中力・判断力・記憶力などがどんどん低下していきます。
この記事では、
- 忙しいのに集中力が続かない原因
 - 自律神経(特に交感神経)の仕組み
 - 東洋医学で見る「脳の疲労」
 - そして当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善アプローチ
を、わかりやすくお話ししていきます。 
忙しいのに集中力が続かない原因とは?
「忙しいのに集中できない」という状態は、単なる“気の持ちよう”ではありません。
脳の神経系、つまり自律神経のバランスが崩れていることが多いのです。
● 交感神経の働きすぎによる「脳の酸欠状態」
交感神経は、心拍数を上げ、筋肉や臓器を活発に働かせる「戦うための神経」です。
仕事やストレス、プレッシャーが続くと、この神経が常に優位になります。
すると、脳の血管が収縮し、血流が減り、結果として脳が「軽い酸欠」状態になります。
酸素と栄養が不足した脳は、情報処理が遅くなり、考えがまとまらない、ミスが増える、イライラしやすいなどの症状を引き起こします。
これがまさに、脳の交感神経オーバーワーク状態です。
● スマホ・PCによる脳疲労
目から入る情報量の多さも、脳の疲労を招きます。
特にブルーライトは交感神経を刺激するため、夜になっても脳が「昼間モード」から抜け出せません。
結果として眠りが浅くなり、翌日の集中力がさらに落ちるという悪循環になります。
● 自律神経のリズムが崩れると…
本来、自律神経は「昼:交感神経」「夜:副交感神経」というリズムで働きます。
しかし仕事のストレスや不規則な生活でこのリズムが乱れると、脳がいつまでもオン状態のまま。
休むタイミングを失った脳は、やがて“集中力のガス欠”を起こします。
東洋医学でみる「脳のオーバーワーク」
東洋医学では、脳の働きは「心(しん)」と「肝(かん)」のバランスに深く関係すると考えます。
● 「心(しん)」が疲れる=集中力の低下
心は精神活動や思考、集中力を司ります。
心が疲れると、物事に興味を持てなくなり、やる気や集中が続かない状態になります。
これは「心血虚(しんけっきょ)」と呼ばれ、血(けつ)が不足して脳を養えない状態です。
● 「肝(かん)」の働きすぎ=神経の過敏
一方、肝は気の流れを調整する臓腑。
ストレスが続くと肝が緊張し、気の巡りが滞ります。
これが「肝気鬱結(かんきうっけつ)」といって、イライラや集中困難、頭痛、肩こりなどを引き起こします。
つまり、「心」が弱り「肝」がこわばると、まさに現代の“集中できない脳疲労パターン”になります。
● 東洋医学的にみた回復のカギ
- 「心」を潤す=睡眠・休息・鍼灸による気血補養
 - 「肝」を緩める=姿勢調整・深呼吸・猫背矯正による巡りの改善
 - 「脳」を鎮める=頭部施術による副交感神経の活性化
 
この3つを同時に整えることが、真の集中力回復につながります。
骨盤矯正で自律神経の軸を整える
交感神経と副交感神経の中枢は、脊髄(背骨の中)にあります。
そのため、骨盤や背骨の歪みは直接、自律神経の働きを乱す原因になります。
● 骨盤がゆがむと起こること
- 背骨がねじれて神経伝達がスムーズにいかない
 - 血流が滞り、脳への酸素供給が減少
 - 体が常に緊張してリラックスできない
 
当院では、骨盤矯正を通して背骨のラインを整え、自律神経の通り道を確保します。
特に、長時間のデスクワークで「骨盤後傾」になっている方は、交感神経が過剰に働きやすく、脳疲労を助長します。
施術で骨盤を立てることで、自然と深い呼吸ができるようになり、集中力が回復しやすくなります。
猫背矯正で呼吸と脳血流を改善
猫背の姿勢は胸郭が閉じ、肺の動きが制限されます。
その結果、呼吸が浅くなり、脳への酸素供給も不足します。
● 姿勢改善で「脳の酸素」を取り戻す
当院の猫背矯正では、背中から首にかけての筋肉を緩め、胸を開く姿勢へと導きます。
これにより呼吸が自然に深くなり、脳の血流が増加。
交感神経の興奮が静まり、副交感神経の働きが戻ることで「頭のモヤモヤ」がスッと晴れる感覚が出てきます。
● 猫背と集中力の関係
実は、姿勢が前傾するだけで脳の前頭葉(集中・判断を司る部位)への血流が10〜15%低下すると言われています。
つまり、背すじを整えることは「脳をリセットする」第一歩です。
鍼灸施術で脳と神経をリラックス状態に導く
鍼灸は、体表のツボを通じて自律神経のバランスを整える効果があります。
特に、集中力が続かない・頭が疲れるといった場合には、頭部・首・背中のツボがポイントです。
● 鍼による自律神経調整の仕組み
- 鍼刺激が脳に伝わることで、緊張性ホルモン(ノルアドレナリン)の過剰分泌を抑える
 - 副交感神経を優位にし、脳血流を改善
 - 筋肉の硬直を緩め、酸素と血液の流れを回復
 
● 東洋医学でのアプローチ例
- 百会(ひゃくえ):脳の中心を鎮め、気の流れを整える
 - 風池(ふうち):首こり・頭重・目の疲れを改善
 - 内関(ないかん):ストレス・不安感の緩和
 - 心兪(しんゆ):心の疲れを癒やし、集中力を取り戻す
 
このようなツボを組み合わせることで、交感神経の過緊張を解き、脳を休息モードへ導きます。
頭部施術で「脳の疲労」を直接リセット
現代人の多くは、頭皮やこめかみ、後頭部の筋肉がカチカチに固まっています。
これは「脳を守るための筋緊張」ですが、放置すると血流を阻害し、脳疲労を悪化させます。
● 頭部施術の効果
- 頭皮の緊張をゆるめることで脳の血流を回復
 - 自律神経の中枢に直接リラックス信号を送る
 - 眼精疲労や首こりも同時に軽減
 
当院の頭部施術は、リラクゼーション目的ではなく、
「脳の交感神経オーバーワークを鎮める」ことを目的としています。
施術後、「頭が軽くなった」「考えがスッと整理できる」と感じる方が多くいらっしゃいます。
通院の目安
症状の強さや生活環境にもよりますが、以下を目安にしてみてください。
- 急性期(集中力が全く続かない・頭痛や不眠を伴う)
→ 週2回程度 - リハビリ期(仕事中の集中力が戻ってきたが波がある)
→ 週1回程度 - メンテナンス期(安定してきた・疲れやすい日だけケア)
→ 月2〜3回程度 
定期的なケアで、自律神経のリズムを安定させることがポイントです。
予約・ご案内
くろちゃん鍼灸整体院では、
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施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。
お早めにご連絡ください。
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広い地域からご来院いただいております。
まとめ
「忙しいのに集中力が続かない」状態は、あなたの意思の弱さではありません。
脳の交感神経が過労を起こしているSOSサインです。
東洋医学では、心と肝のバランスを整え、血の巡りを良くすることで脳のエネルギーを回復させます。
当院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、
根本から「集中できる脳と身体」を取り戻すサポートを行っています。
今こそ、頑張る脳に“休む時間”をプレゼントしてあげましょう。
【*効果には個人差があります】
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