はじめに
「何でもないのに、突然顔が真っ赤になってしまう…」「人前に出ると、頬が熱くてたまらない」——そんな経験をされたことはありませんか?
顔のほてりや赤面は、恥ずかしさだけでなく、自律神経のアンバランスが関係している場合があります。特に、交感神経が過剰に働くことで、顔の血流が一気に増え、皮膚表面が赤くなってしまうことがあるのです。
今回は、急に顔が赤くなる仕組みを、自律神経と東洋医学の両面から詳しくお伝えしながら、くろちゃん鍼灸整体院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がどのように改善へ導くかを解説していきます。
交感神経の暴走とは?
交感神経は「活動モード」の神経。緊張したり、人前に立ったり、ストレスを感じると、血圧や心拍数を上げて体を動かしやすくします。
しかしこの交感神経が暴走してしまうと、必要以上に血管を拡張・収縮させてしまい、顔の血流が急激に変化します。これにより、頬や額、首筋が一気に赤くなる「赤面反応」が強く出てしまうのです。
原因としては:
- ストレスや緊張の慢性化
- 睡眠不足・疲労の蓄積
- ホルモンバランスの乱れ
- 姿勢の悪化や首・肩の筋緊張
- 自律神経中枢の過敏化 などが挙げられます。
東洋医学からみる「顔が赤くなる」状態
東洋医学では、顔の赤みやほてりは「上熱下寒(じょうねつげかん)」の状態と捉えます。つまり、上半身に熱(気血の偏り)がこもり、下半身が冷えている状態です。
主な原因は:
- 肝火上炎(かんかじょうえん):怒り・イライラ・緊張により、肝のエネルギー(気)が上に昇りやすくなる。
- 心火亢進(しんかこうしん):不安や緊張で心(しん)が熱を帯び、顔に血が集まりやすくなる。
- 腎陰虚(じんいんきょ):体内の潤いが不足し、熱が逃げずに上昇する。
このように、東洋医学では「熱が上にこもる」「気血の流れが偏る」ことが、顔の赤みの根本原因として考えられています。
くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
骨盤矯正
顔のほてりや赤面の根本には、全身の血流バランスの乱れがあります。骨盤は血液循環の“ポンプ”の要。骨盤の歪みを整えることで、下半身に滞っていた血流がスムーズに流れ、上半身への過剰な熱の集中を防ぎます。
猫背矯正
猫背の姿勢は、胸郭(きょうかく)を圧迫し、呼吸を浅くします。呼吸が浅くなると交感神経が優位になりやすく、緊張や赤面を誘発します。猫背矯正で胸を開くことで、副交感神経の働きが戻り、リラックスした状態をつくりやすくなります。
鍼灸施術
鍼灸では、体の熱と気のバランスを整えます。特に以下の経穴を中心に施術します:
- 百会(ひゃくえ)・風池(ふうち)…頭部の熱を逃がし、精神を安定させる。
- 合谷(ごうこく)・太衝(たいしょう)…気血の巡りを良くし、ストレスによる血流変化を抑える。
- 三陰交(さんいんこう)…下半身の冷えを改善し、全身のバランスを取る。
熱を上に持ち上げる原因を取り除き、「頭寒足熱」の理想的な状態へ導きます。
頭部施術(ヘッド整体)
顔の赤みが強い方は、頭皮やこめかみ周辺の筋緊張が高いことが多く、血流やリンパの流れが滞っています。頭部施術でこれらの緊張を和らげることで、交感神経の興奮が落ち着き、顔の火照りが徐々に軽減します。
自律神経を整える生活習慣アドバイス
施術とあわせて、自宅でできるケアも大切です。
- 寝る前1時間はスマホ・パソコンを控える。
- 深呼吸や腹式呼吸で副交感神経を意識的に働かせる。
- 首・肩・背中を冷やさないよう注意する。
- 熱いお風呂ではなく、ぬるめの湯でリラックス。
- カフェイン・アルコールの摂りすぎに注意。
これらを心がけるだけでも、顔の赤みや緊張が軽くなる方が多いです。
通院の目安
- 急性期:週2回(交感神経の興奮を鎮め、体のバランスを整える)
- リハビリ期:週1回(自律神経の安定を維持しながら体質改善)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発防止と季節変動への対応)
まとめ
突然顔が赤くなる現象は、「心の問題」だけでなく「体のバランスの問題」でもあります。自律神経の働きを整え、体の内側から落ち着きを取り戻すことで、赤面やほてりは自然と改善していきます。
くろちゃん鍼灸整体院では、東洋医学と姿勢・神経調整を組み合わせて、赤面や緊張による不調を根本からサポートしています。顔の赤みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
- LINE予約・ホームページより24時間受付中です。 施術者が1人のため、予約が取りづらい日もあります。お早めのご連絡をおすすめします。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE![]()






コメント