くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町対応)
はじめに
「最近、なんだか息が吸いにくい…」
「深呼吸をしても胸がスッと広がらない…」
そんな違和感を抱えたまま、毎日を過ごしていませんか?
冬の寒さ、忙しさ、ストレス、人間関係、姿勢の崩れ…
いくつかの要素が重なると、胸まわりの筋肉がギュッと固まり、胸部の交感神経が過剰に緊張してしまいます。
そしてこの胸の緊張こそが、
「息が深く吸えない」「胸が開かない」「呼吸が浅い」
という症状につながっていきます。
来院される多くの方が、初回カウンセリングでこうおっしゃいます。
「呼吸って勝手にしているものなのに、なんでこんなにしづらいんでしょう?」
「肺じゃなくて“胸の周り”が固まっている感じがするんです」
実はその感じ方、とても正確です。
肺自体には筋肉がありません。呼吸は肋骨・横隔膜・胸椎まわりの筋肉の動きによって行われます。
つまり——
胸の筋肉が固いと、どれだけ頑張っても呼吸は深くならない のです。
この記事では、
✔ なぜ胸部交感神経が固まると深く吸えなくなるのか
✔ 自律神経の観点
✔ 東洋医学の観点(肺・心・気・胸中の気滞など)
✔ くろちゃん鍼灸整体院での改善施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術)
✔ 来院のタイミング・通院頻度
これらを、これから来院される患者さんに寄り添う言葉で分かりやすくお伝えします。
息が深く吸いにくいのは「肺の問題」ではなく“胸部交感神経の緊張”です
息が深く吸えないと感じると、多くの方が「肺機能が弱ってる?」「喘息?」と思われます。
しかし実際には、肺そのものよりも——
胸の前側(大胸筋)・肋骨まわり・胸椎まわりの筋肉が固まっていることが圧倒的に多いのです。
胸の筋肉が固まると、肋骨が開きづらくなり、横隔膜の上下運動も制限されます。
すると、深呼吸をしたくても胸郭が動かず、結果として息が浅くなります。
そしてさらに大切なのが 自律神経 との関係。
胸部交感神経は胸椎(背骨の胸の部分)から出ています。
猫背や寒さによる筋肉の強張り、スマホ姿勢、ストレス……
これらが重なることで胸椎まわりの筋肉が固まり、交感神経が圧迫されやすくなります。
◎ 交感神経が固まると起こる反応
- 呼吸筋がギュッと硬直
- 胸が息を拒むような「つっかえ」感
- 緊張でさらに呼吸が浅くなる
- 浅い呼吸 → 自律神経の乱れ → さらに筋肉が固まる悪循環へ
患者さんの多くが
「吸えない不安」「息を吸い切れない気持ち悪さ」
を訴える理由は、まさにここにあります。
自律神経の観点:呼吸の浅さは“交感神経の踏みっぱなし状態”
交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのような働きを持っています。
呼吸が浅いとき、ほぼ例外なく…
交感神経が過剰に優勢な状態
になっています。
● 交感神経が強すぎると起きること
- 胸・首・肩の筋肉が過緊張
- 肋骨が動かず、息を吸えるスペースが足りなくなる
- 横隔膜も固まり、深呼吸ができない
- 頭がぼーっとする
- 不安感が増える
- 動悸・息苦しさが出ることも
特に冬の朝や夕方、スマホ・パソコン作業が続いたあとに呼吸が浅くなる方は非常に多いです。
そして自律神経は「筋肉」と深い関係があります。
胸の筋肉が固まる → 交感神経が興奮 → さらに筋肉が固まる
という悪循環になるため、筋肉への直接アプローチが必要です。
東洋医学の観点:胸の詰まり=「気の滞り」「肺気の弱り」「心の緊張」
東洋医学では、呼吸の浅さは単に筋肉の問題ではなく——
◎ 肺(呼吸・気の吸い込み)
◎ 心(精神活動・胸中の気)
◎ 気滞(気が胸で詰まる状態)
◎ 血の巡りの悪化(瘀血)
これらが絡み合って起こると考えます。
● 肺気虚(はいききょ)
吸う力が弱く、深呼吸がしにくい。
疲れやすい・声が弱い・息切れが出るタイプ。
● 心気の緊張
胸がぎゅっと締めつけられるような感覚。
ストレス・不安が強いときに多い。
● 気滞(胸中の詰まり)
ため息が多い、息を吸い切れない、胸が張る感じ。
現代の呼吸トラブルにもっとも多いパターン。
● 気血両虚(疲れすぎ)
息を吸う・吐くエネルギーが弱い。
吸っても吸い切れず「途中で止まる感じ」がある。
東洋医学では呼吸は「肺だけの問題」ではありません。
からだ全体の巡り、心の緊張状態、内臓の疲れなどを総合して判断します。
くろちゃん鍼灸整体院では、この東洋医学の視点をもとに、必要なツボ・必要な調整を的確に組み合わせて呼吸を楽にする施術を行っています。
**胸が深く吸えるようになるための施術
(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)**
呼吸は「胸だけの問題」ではありません。
全身の姿勢・神経・血流がすべて関わっています。
当院では深く吸える身体をつくるために、以下の施術を組み合わせます。
① 骨盤矯正:横隔膜の可動域を最大化する
意外に思われるかもしれませんが、
骨盤の前後傾は呼吸の深さを大きく左右します。
骨盤が後ろに倒れている(猫背姿勢)と横隔膜が下がりにくくなり、
どれだけ胸を広げようとしても、深く吸えません。
◎ 骨盤矯正の効果
- 横隔膜の上下運動がスムーズに
- 深呼吸しやすい腹圧になる
- 胸とお腹が一緒に動く「理想の呼吸」に近づく
- 肋骨の広がりが自然になる
深い呼吸を取り戻すうえで、骨盤調整は欠かせない土台です。
② 猫背矯正:胸郭が広がり、胸部交感神経の圧迫を解除する
胸が硬くなる原因の大部分は「猫背」です。
背中が丸まると、肋骨が前方向に落ちこみ、胸が開かなくなってしまいます。
◎ 猫背矯正の効果
- 胸部交感神経の圧迫が減る
- 深呼吸が可能になるほど肋骨が動きやすくなる
- 肩・首の緊張がほどける
- 息苦しさの原因の8割が改善するケースも
“胸が開くと急に呼吸が入ってくる感覚”を、多くの患者さんが体験されています。
③ 鍼灸施術:固まった胸の筋肉・神経ラインを直接ゆるめる
鍼灸は呼吸の浅さに非常に効果的です。
筋肉だけでなく、自律神経の興奮を沈める働きがあるため、
胸部交感神経の過緊張をピンポイントで緩めることができます。
◎ 期待できる鍼灸の効果
- 大胸筋・小胸筋・肋間筋の緊張がゆるむ
- 横隔膜の可動がスムーズに
- 吸ったときに胸が自然に広がるようになる
- ストレスによる胸の詰まり(気滞)が改善
- 気血の巡りがよくなり、胸が軽くなる
胸の緊張が強い方は、背中(肩甲骨内側・胸椎)にも鍼を行うことで呼吸が入りやすくなります。
④ 頭部施術:脳の緊張を解き、副交感神経を引き上げる
呼吸が浅い方の多くは、頭・側頭部・前頭部がカチカチに固まっています。
脳の緊張がゆるむと、自律神経の“ブレーキ側”が働きはじめ、
胸の筋肉の緊張が自然にほどけていきます。
◎ 頭部施術の効果
- 呼吸のリズムが整う
- 「吸いにくい」よりも「自然に吸える」に変化
- 不安感・胸のつかえ感がやわらぐ
- のど・胸・横隔膜が連動し始める
最初は浅かった呼吸が、施術後に
「スーッと吸えるようになった!」
と変化する方が非常に多いです。
症状を改善するための通院目安
呼吸の浅さは多くの場合、
筋肉の固さ+自律神経の偏り
の両方を整える必要があります。
■ 急性期(息が吸えない・胸が苦しい時期)
→ 週2回
■ リハビリ期(呼吸が戻りつつある時期)
→ 週1回
■ メンテナンス期(再発予防・姿勢安定)
→ 月2〜3回
胸の症状は放っておいても自然に治ることは少なく、
姿勢やストレスで再発しやすい傾向があります。
早めの施術・継続したケアが呼吸の改善に直結します。
ご予約について
当院は 施術者1名の完全予約制 のため、
予約が取りづらい状況が続いております。
◎ LINE・ホームページから24時間予約可能
「電話が苦手…」「仕事の合間に取りたい」
そんな方にも安心してご利用いただけます。
迷っている間にも胸の緊張は強くなりがちです。
息が吸いにくい方は、どうぞ早めにご相談ください。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
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