捻挫後に違和感|距踵関節ロック

自律神経 体の歪み 痛み

くろちゃん鍼灸整体院


はじめに

「もう捻挫は治ったはずなのに、なんとなく足首が変」
「歩くと引っかかる感じがする」
「力がうまく伝わらないし、地面が不安定に感じる」

そんな違和感を抱えたまま、何ヶ月・何年も過ごしていませんか?

捻挫はレントゲンで骨に異常がなければ「治った」と言われることが多いですが、実は関節の中の動きまでは詳しくチェックされないことがほとんどです。
その結果、「痛みはないけど違和感が残る」「疲れやすい」「また捻挫しそうで不安」という状態が続いてしまいます。

このブログでは、捻挫後に起こりやすい
「距踵関節(きょしょうかんせつ)ロック」
について、整形外科的な視点から分かりやすく解説しながら、なぜ違和感が残るのか、どうして再発しやすいのかを詳しくお伝えしていきます。


距踵関節とは?まずは足首の構造を知ろう

足首と聞くと、多くの方が「くるぶしの関節」をイメージします。
実は足首には大きく分けて2つの重要な関節があります。

  • 足関節(距腿関節):足首を上下に動かす関節
  • 距踵関節:足の安定性とバランスを作る関節

距踵関節は、**距骨(きょこつ)と踵骨(しょうこつ)**で構成され、
・地面の傾きに対応する
・歩行時の衝撃を分散する
・体重移動をスムーズにする

といった、とても重要な役割を担っています。


捻挫後に起こる「距踵関節ロック」とは

捻挫というと「靭帯が伸びた・切れた」というイメージが強いですが、
実際には関節そのものに強いズレや圧縮ストレスが加わります。

特に内反捻挫(足首を内側にひねる捻挫)では、

  • 距骨が本来の位置からズレる
  • 距踵関節に偏った圧がかかる
  • 関節の滑りが悪くなる

といった状態が起こりやすくなります。

これがいわゆる
「距踵関節ロック」
と呼ばれる状態です。

関節自体が固まっているわけではありませんが、
正常な動きが制限され、ロックされたように動かなくなるため、違和感が残ります。


なぜ「痛みがなくても違和感」が残るのか

距踵関節ロックの厄介な点は、強い痛みが出ないケースが多いことです。

  • 日常生活はなんとかできる
  • でも歩くと変
  • 片足立ちが不安定
  • 長く歩くと疲れる

このような状態は、関節が「動いていない」のではなく、
「一部だけが動かされ、他がサボっている」状態です。

結果として、

  • 特定の筋肉ばかりが頑張る
  • 足裏の荷重が偏る
  • 膝・股関節・腰へ負担が連鎖する

という悪循環が起こります。


整形外科的に見る距踵関節ロックの問題点

整形外科的に見ると、距踵関節ロックは以下のような問題を引き起こします。

  • 回内・回外運動の制限
  • 足部アライメントの崩れ
  • 衝撃吸収能力の低下
  • 足関節不安定性の残存

これにより、
「捻挫は治ったのに、また捻りやすい」
「足首が頼りない」
という状態が続いてしまいます。


放置するとどうなる?距踵関節ロックの影響

距踵関節ロックを放置すると、影響は足首だけに留まりません。

  • 足裏のタコ・魚の目
  • 膝の内外側痛
  • 股関節の違和感
  • 腰痛・骨盤の歪み
  • 姿勢の崩れ

と、全身へ波及していきます。

「足首が原因だとは思っていなかった」
という方が、実はとても多いのです。


くろちゃん鍼灸整体院での考え方

当院では、距踵関節ロックを
「足だけの問題」ではなく、全身バランスの問題
として捉えています。

足首は体を支える土台。
土台が歪めば、その上の骨盤や背骨にも影響が出ます。

そのため、局所だけをほぐすのではなく、

  • 骨格
  • 筋肉
  • 神経
  • 全身の連動

を総合的に調整していきます。


骨盤矯正の効果|距踵関節ロックへの影響

距踵関節と骨盤は、一見関係なさそうですが、実は深くつながっています。

骨盤が歪むと、

  • 体重の乗り方が偏る
  • 片足重心がクセになる
  • 足首に左右差が生まれる

結果として、距踵関節に過剰なストレスが集中します。

骨盤矯正によって、

  • 重心が安定する
  • 足への荷重が均等になる
  • 距踵関節の動きが回復しやすくなる

といった効果が期待できます。


猫背矯正の効果|足首との意外な関係

猫背になると、体の重心は前方へ移動します。
すると、足首は常にブレーキをかけた状態になり、距踵関節の可動が制限されます。

猫背矯正によって、

  • 立位姿勢が安定
  • 足裏全体で地面を捉えられる
  • 足首の余計な緊張が抜ける

ことで、距踵関節ロックの改善を後押しします。


鍼灸施術の効果|深部から動きを引き出す

距踵関節ロックでは、
深部筋・靭帯・関節包が過緊張を起こしているケースが多く見られます。

鍼灸施術では、

  • 深部の緊張緩和
  • 神経伝達の調整
  • 血流改善

を目的にアプローチし、関節が本来の動きを取り戻しやすい状態を作ります。

「マッサージでは届かなかったところが楽になる」
と感じる方も多い施術です。


頭部施術の効果|バランス感覚を整える

距踵関節ロックがある方は、
無意識のバランス制御にも乱れが生じています。

頭部施術では、

  • 自律神経の調整
  • 姿勢制御の安定
  • 全身の緊張バランス調整

を行い、足元の不安定感を脳レベルからサポートします。


通院の目安について

症状の回復段階に合わせて、以下を目安にしています。

  • 急性期:週2回
  • リハビリ期:週1回
  • メンテナンス期:月2〜3回

状態により調整しますので、無理な通院はおすすめしません。


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