春先の食欲不振|副交感神経が働きにくい

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「春になると、なんだか食欲が落ちるんですよね」

「お腹は空くはずなのに、いざ食べようとするとあまり入らない」

「胃が重い感じがする」

この時期になると、こういったお声が本当に増えてきます。

寒い冬が終わって、やっと暖かくなってきたはずなのに、なぜか体はスッキリしない。

実はこれ、春特有の“副交感神経の働きにくさ”が関係していることがとても多いんです。

今日は、

・なぜ春に食欲が落ちるのか
・自律神経はどう関係しているのか
・東洋医学ではどう考えるのか
・そして、くろちゃん鍼灸整体院ではどう整えていくのか

を、できるだけ分かりやすく、そしてこれから来院される方に「自分のことだ」と思っていただけるようにお話していきますね。


春は「戦闘モード」が抜けにくい季節

まず大前提として、食欲は「副交感神経」が優位になることで正常に働きます。

自律神経は

・交感神経(活動・緊張・戦闘モード)
・副交感神経(回復・消化・リラックス)

この2つのバランスで成り立っています。

食べるという行為は、本来リラックスしていないとできません。

副交感神経がしっかり働くことで、

・胃酸が分泌され
・腸が動き
・消化吸収が進み
・栄養が全身へ巡ります

ですが春はどうでしょうか?

・気温差が激しい
・気圧が安定しない
・環境が変わる(異動・入学・新生活)
・花粉などの外的刺激が増える

体は常に「変化」にさらされます。

変化は、脳にとって“ストレス”です。

その結果、交感神経が優位になりやすく、副交感神経が働きにくくなる。

つまり、

「消化よりも警戒が優先される体」

になってしまうのです。


食欲が落ちる体の中では何が起きているのか?

副交感神経が働きにくい状態では、

・胃の血流が低下
・胃の動きが鈍くなる
・消化酵素の分泌が減る
・腸のぜん動運動が弱くなる

ということが起きます。

すると、

・少し食べただけで胃もたれ
・食後に眠くならず、逆にだるい
・空腹感が分かりにくい
・便がゆるい、または出にくい

といった症状が出てきます。

「胃が悪いんですかね?」

とよく聞かれますが、実は胃そのものよりも、

“胃をコントロールしている神経の問題”

であることが多いんです。


東洋医学でみる春の食欲不振

東洋医学では春は「肝」の季節です。

肝は、

・気の巡り
・感情の調整
・自律神経的な働き

を司ります。

春にストレスや環境変化が多いと、

「肝気鬱結(かんきうっけつ)」という状態になりやすくなります。

これは簡単に言うと、

“気の流れが滞っている状態”

です。

気が滞ると、脾(消化器系)の働きが弱くなります。

脾は消化吸収の中心。

つまり、

肝が乱れる

脾が弱る

食欲が落ちる

という流れが起きるのです。

さらに春は風の邪(風邪)も影響しやすく、体が外からの刺激に過敏になります。

だからこそ、

「春だけ毎年ダメなんです」

という方が多いのです。


姿勢が副交感神経を邪魔していることもある

ここからがとても重要です。

実は副交感神経は、首・背骨・骨盤の状態に大きく左右されます。

副交感神経は、

・迷走神経(脳から内臓へ)
・仙骨神経(骨盤から腸へ)

を通って働きます。

猫背で胸がつぶれていると、

迷走神経の働きが弱まります。

骨盤が後傾していると、

仙骨神経の働きが鈍くなります。

つまり、

姿勢が悪いだけで、消化力は落ちる

のです。

「春だから仕方ない」

ではなく、

春+姿勢不良
春+骨盤の歪み
春+首の緊張

が重なっているケースがとても多いんです。

交感神経が抜けない体は、なぜ“食べられない”のか?

春先の食欲不振の方を触らせていただくと、ある共通点があります。

・首がガチガチ
・みぞおちが硬い
・背中の真ん中が張っている
・お腹が冷えている

これ、全部「交感神経優位」のサインなんです。

交感神経が優位な状態というのは、体が常に

「何かに備えている状態」

です。

本来、食事というのは安心している状態でないとできません。

野生動物を想像してみてください。

敵が近くにいるときに、ゆっくり食事はしませんよね。

人間も同じです。

脳が無意識に

「まだ休んじゃダメ」

と判断していると、副交感神経は働きません。

その結果、

・食欲がわかない
・食べても消化しにくい
・胃が重い
・お腹が張る

という状態になります。

つまり春の食欲不振は、

“気合いが足りない”のではなく、

“回復モードに切り替わらない体”

なんです。


東洋医学でいう「肝」と「脾」の関係

もう少し東洋医学を深くお話しますね。

春は五行で「木」に属します。

木の臓腑は「肝」と「胆」。

肝は気を巡らせる臓です。

ところが、

・ストレス
・怒り
・我慢
・環境変化

があると、肝の気が停滞します。

これを「肝気鬱結」といいます。

肝が強くなりすぎると、土(脾)を攻撃します。

これを

「木剋土(もっこくど)」

といいます。

簡単に言うと、

ストレスで消化が弱る

ということです。

さらに脾は湿を嫌います。

春は湿度も上がり始める時期。

湿邪が脾を弱らせ、

・食欲不振
・軟便
・胃もたれ
・体の重だるさ

が起きやすくなります。

だから春は、

肝をゆるめ、脾を補う

施術がとても大事になります。


くろちゃん鍼灸整体院での整え方

ここからは具体的に、

どうやって副交感神経を働かせるのか

をお話します。


①骨盤矯正が副交感神経を助ける理由

副交感神経の一部は仙骨から出ています。

骨盤が歪んでいると、

・仙骨の動きが悪くなる
・骨盤底の血流が悪くなる
・腸の動きが鈍くなる

ということが起きます。

特に春は、

寒暖差で骨盤が固まりやすい。

骨盤矯正で

・仙骨の可動性を出す
・骨盤内の血流を改善
・腸の神経伝達を整える

ことで、

「お腹がグーッと動き出す感覚」

が出てきます。

実際に、

「お腹が鳴りました!」

と施術中に言われることもあります。

これは副交感神経が働き始めたサインです。


②猫背矯正が迷走神経を整える

副交感神経の主役は迷走神経です。

迷走神経は首から胸、そして内臓へ向かいます。

猫背になると、

・胸郭が潰れる
・横隔膜が動かない
・呼吸が浅くなる

呼吸が浅いと、交感神経優位になります。

猫背矯正で

・胸を開く
・横隔膜の動きを出す
・深い呼吸ができる状態を作る

と、副交感神経が優位になりやすくなります。

「食後に眠くなる」

これは実は正常な反応です。

副交感神経が働いている証拠です。

猫背を整えることで、自然と食欲が戻る方は本当に多いです。


③鍼灸施術で肝をゆるめ、脾を補う

鍼灸は自律神経の調整に非常に有効です。

春の食欲不振では、

・肝の緊張を緩める
・脾の働きを補う
・胃の気を下げる

ツボを使います。

例えば、

・太衝
・足三里
・中脘
・内関

などを中心に使い、

気血の流れを整えます。

鍼をすると、

「ふわっと力が抜ける」

と感じる方が多いです。

これは肝の緊張が抜けている証拠です。

脾が元気になると、

・自然にお腹が空く
・甘いものが欲しくなくなる
・便が安定する

体が変わっていきます。


④頭部施術で“脳の警戒”を解除する

実は春の食欲不振で一番大事なのは、

“脳の緊張を取ること”

です。

頭が硬い方は、ほぼ交感神経優位です。

頭部施術で、

・頭蓋の動きを整える
・側頭部の緊張を取る
・後頭部をゆるめる

ことで、

脳が「安心していい」と判断します。

すると、

副交感神経が自然に働きます。

頭がゆるむと、

お腹もゆるみます。

頭と腸は神経で直結しているからです。

なぜ「休んでいるのに回復しない」のか?

春先の食欲不振の方は、よくこう言います。

「ちゃんと寝ているのに疲れが抜けない」
「休みの日も胃が重い」
「何もしていないのにしんどい」

これは、体が“休めていない”状態だからです。

睡眠時間と回復はイコールではありません。

回復には副交感神経が必要です。

ところが春は、

・朝晩の寒暖差
・気圧の変動
・環境ストレス
・花粉などの刺激

が重なり、脳が常に軽い緊張状態になります。

すると寝ていても、

脳が完全にオフにならない。

つまり、

「寝ているけど戦闘モードが続いている」

という状態になります。

その結果、

・消化が落ちる
・食欲がわかない
・胃が重い
・体がだるい

が続いてしまうのです。


春の食欲不振が長引く人の共通点

当院で多いタイプは、

✔ 首肩が常に張っている
✔ 呼吸が浅い
✔ お腹が冷えている
✔ 骨盤が後傾している
✔ 甘い物がやめられない

このような方です。

特に呼吸の浅さは重要です。

呼吸が浅い=横隔膜が動かない
横隔膜が動かない=胃腸が動かない
胃腸が動かない=食欲が落ちる

という流れになります。

横隔膜は自律神経と深く関わっています。

だからこそ、

猫背矯正と骨盤矯正はセットで必要なのです。


施術の流れと変化の目安

◆急性期(週2回)

・食欲がほぼない
・体重が落ちている
・胃痛や吐き気がある

この段階では、神経の緊張をまず取ることが最優先です。

骨盤矯正で仙骨神経を整え、
猫背矯正で呼吸を改善し、
鍼灸で肝をゆるめ脾を補い、
頭部施術で脳をリラックスさせます。

この時期は“体に思い出させる”期間です。

「副交感神経ってこうだったよね」

と体に再教育していきます。


◆リハビリ期(週1回)

食欲が少し戻り、

・空腹感が出てきた
・便が安定してきた
・胃もたれが減った

という状態になったら、安定させる段階です。

ここで油断すると、また春の気圧変動で戻ります。

神経は“癖”があるからです。

この時期は、

姿勢の定着と内臓機能の安定

を目標にします。


◆メンテナンス期(月2〜3回)

食欲が安定し、

季節変化でも崩れにくくなったらメンテナンスです。

春だけでなく、

梅雨・夏・秋の乾燥・冬の寒さ

季節は常に変わります。

その都度、体をリセットすることで、

「体調が悪くて休む」

という状態を防ぐことができます。


春の食欲不振は「放置しない方がいい」

春の不調は、

軽いから放置されがちです。

でも実は、

ここで整えないと

・梅雨のだるさ
・夏バテ
・秋の自律神経乱れ

につながります。

春は“スタートの季節”。

ここで副交感神経を整えると、

1年が楽になります。


食欲が戻ると、人生が変わる

大げさではありません。

食欲は生命力です。

食べられるということは、

・消化できる
・吸収できる
・回復できる

ということ。

食欲が戻ると、

・朝が楽
・気持ちが前向き
・疲れにくい
・イライラしにくい

体も心も変わります。

春の食欲不振は、

あなたの体が出しているサインです。

「ちょっと無理してますよ」

というサインです。

その声を無視せず、整えてあげてください。


体調が悪くて休まない体を作るために

くろちゃん鍼灸整体院では、

骨盤・姿勢・神経・内臓

すべてをつなげて考えます。

その場しのぎではなく、

季節に負けない体を作ること

を目標にしています。

体調が悪くて休まないような体作りやメンテナンスをしたい方はご相談お待ちしております!

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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